・仕事ができない自分は無能だ。。
・無能だと感じながら仕事をするのが辛い。辞めたい。。
・自分には才能がない。あるわけがない。。
こんな風に悩んでいませんか?
仕事で悩んでいる人ほど、自分のことを無能だと思ったり、才能がないと落ち込みがち。
でも実は「無能で才能がない」と思い込んでるだけ。
あなたにも才能はあるんです。そして、その才能を活かして「天才」と呼ばれるようになる方法があるんです。
その方法を教えてくれる1冊の本に出会ったので、紹介します。
仕事ができないのは無能だからじゃない。その仕事が「合ってない」だけ
本の紹介に入る前に、まず1つはっきりさせておきたいことがあります。
「仕事ができない」とか「自分は無能で才能がない」とあなたが悩んでいる理由についてです。
超シンプルに言うと、あなたの仕事が、あなたに「合っていない」のです。たったそれだけ。
あなたに才能がないのも嘘だし、あなたが無能な人なのも嘘。
ただ今やっているお仕事が、あなたに合っていない。
たったそれだけのことなんです。
僕も実は、会社員時代、自分のことを「仕事ができない無能なやつ」だと思ってました。
「自分=無能」と思うことは、めちゃ辛かったです。
でも、会社を辞めて独立した今、それはただの思い込みだったことがよく分かります。
僕は数字とか、重要な書類の作成とか、ミスなく正確に何かをやる仕事が超苦手。
でも、人事の時にやってたのは給与計算とか、異動の書類とか、絶対間違えちゃいけない仕事ばかり。
そりゃ、苦手なことをやってるんだからうまくいくはずがないですよね(笑)
要は自分が無能で、何も才能がない奴だったわけではない。
ただ、そのときにやっていた仕事が、自分に合ってないだけだったんです。
「無能で辛い、仕事ができない」は自分に「合った」得意な仕事をすれば一瞬で解決する
「合ってない」仕事をしているから、「無能で辛い」とか「仕事ができない」ってあなたは思い込んでるだけ。
じゃあ、どうすればいいのか。
答えは簡単。自分に「合った」仕事、自分の得意なことを活かせる仕事をすればいいんです。
僕自身、全く向いてなかった人事の仕事を3年で辞めて、青年海外協力隊になりました。
青年海外協力隊は、2年間、途上国に暮らしながら働く制度です。
やりたい気持ちがあったのが一番ですが、実はこの仕事は、自分に「合っている」という確信もありました。
案の定、自分の得意な語学や異文化理解の力を活かせる青年海外協力隊は、自分に合ってました。
そして、仕事で自分が無能だと悩むことはさっぱりなくなりました。
「合ってない」仕事を辞めて、自分に「合った」仕事をする。
そして、自分の持っている才能や強み、得意なことを仕事で活かす。
これだけで、あなたの人生から「無能」とか「才能がない」といったことで、深刻に悩む時間がなくなります。
「天才の証明」:自分の才能の見つけ方を教えてくれる本
自分の得意なことや才能を活かせる、自分に「合った」仕事をすればいいことは分かってもらえたと思います。
でも、そもそも、自分の持っている才能や強みって、自分じゃよくわからないですよね。
そんなあなたにおすすめしたいのが、この本。
オリエンタルラジオの「あっちゃん」こと、中田敦彦さんの著書「天才の証明」です。
オリエンタルラジオと言えば、「武勇伝」のネタで芸能界デビュー。
その後も、相方・藤森さんの「チャラ男」、あっちゃんの「プレゼン」、さらには「PERFECT HUMAN」と何度もブレイクしてきました。
「一発屋芸人」がたくさんいる中で、オリエンタルラジオの2人が何度もブレイクしているのはなぜなのか?
それは2人がそれぞれの持っている「才能」を活かしてきたから。
そして才能をどう活かしてきたのかを赤裸々に描いたのが「天才の証明」という本なんです。
なので、あなたが持っている才能に気づき、その才能をどう活かせばいいのかをこの本では教えてくれます。
感想を一言で言うと、文句なし。めちゃくちゃ衝撃を受けた本でした。
特に印象的だったポイントを、3つに絞って紹介します。
ポイント①「優れるな、異なれ」他の人との「違い」が才能の原石
どこかの国に、「優れるな、異なれ」とのことわざがあるそうです。
クオリティーの優劣で勝負したら、優秀なものや人は存在するし、たとえ最高のクオリティーになれたとしてもいつかは抜かれます。
でも、オリジナリティーはどこまでいっても、唯一無二のもの。
そんなふうに、私はこのことわざを解釈しています。
自分自身の武器は、自分には見えにくい。
人から見たら優れた能力なのに、自分にとっては当たり前に備わっているから気づけないのです。
その人が歩んできた道や固有の環境は、誰かと異なっていることが、すでに才能です。
ほかの人が過ごしていない時間を、あなたは過ごしてきた。
それが、あなただけのオリジナルコンテンッです。
才能を見つける方法としてよくあるのが「得意なこと」を見つけること。
でも、「得意なこと」ってなかなか気づけないですよね。
そもそも数値化して比べることができないものがほとんどだし、上には上がいますからね。
だから、「才能=自分と他の人との”違い”にある」という考え方は斬新でした。
自分の才能が何なのか分からないという人は、「違い」がどこにあるのかを探しましょう。
例えば、あっちゃんは慶應卒なんですよね。
大学在学中は身の回りもみんな慶應でしたが、お笑いでは慶應卒は「違い」になりますよね。
だから、慶應卒という「違い」が自分の才能の原石であり、慶應に進んだことで、とある武器が培われたと言っています。
人より「優れている」部分ではなく、「違い」に気づきましょう。
ポイント②才能をピンポイントで考える!「70点」はいらない
多くの人は、ある程度できることで満ち溢れています。あれもできるし、これもできる。
でも、ある程度ではダメです。
70点は出せるかもしれないけど100点には届きそうにないことは、思い切って捨てないといけません。
限られた時間の中で、どこに力をつぎ込むかの取捨選択が大切。
捨てていく作業こそが、自分にとってのオンリーワンを見つけ、伸ばしていくことです。
ほとんどの人が、才能を大まかに見すぎていると、あっちゃんは言っています。
例えば、同じサッカー選手でも、点を取る才能とボールを奪う才能は全く違います。
同じ医者でも、精神科医と外科医は、必要な才能が全然違います。
あっちゃん自身も、「プレゼン」が自分の天職であると書いていますが、自分の才能については、もっとピンポイントでとらえていることが本を読むと分かります。
才能をピンポイントでとらえたら、取捨選択をして「まあまあできること」は思い切って捨てる。
そして残ったものを磨き上げていくことが大事なんです。
ポイント③変えるのは「自分」ではなく「環境」!自分の才能を活かせる場所を選ぼう
1つのコミュニティーにいると、そのルールが世界のすべてのように思ってしまいます。
テニス部にいたらテニスがうまい人間が王道だし、芸人で漫才隆盛の時代なら漫才ができる人間が面白い芸人です。
でも実は、すべての人間が自分にしかない才能を備えています。
だから、自分なりの闘い方を見つけ、自分が評価される場所を探し続けていくべきです。
数ある自己啓発害でうたわれているのは、「あなたの意識を変えなさい」です。
私は、「あなたは変わらなくていい」と言いたい。
あなたは今のままで、進む道やルールを変えてみることに知恵を尽くしてほしい。
その努力を諦めないでほしい。
私は常々、1つのグループや企業にいて、そこがどうしても自分に合わないと感じている人には、環境を変えるか、自分が従うルールを変えるかを提案しています。
ここがこの本の最大のポイント。
「自分」を変えるんじゃなくて、「環境」を変えろとあっちゃんは言っているんです。
「違い」に気づき、取捨選択をして、自分の才能がピンポイントで分かったら、その才能が一番発揮できる「環境」を選ぶのです。
なぜなら才能が発揮できるかどうかは、その会社やコミュニティのルールといった「環境」に大きく影響されるから。
本の中でも、世界一のサッカー選手であるメッシを例に出して言っています。
メッシは天才と呼ばれているのは、サッカーに才能が「合った」から。
サッカーというスポーツがこの世にあったから、彼は天才に「なれた」んです。
オリエンタルラジオはお笑い芸人ですが、漫才もコントも大喜利も苦手だそうです。
だからこそ、それらの「環境」で勝負してない。
「PERFECT HUMAN」という漫才でもコントでも大喜利でもないことをやって勝負しているわけです。
自分の才能が一番輝くことができる「環境」を選びましょう。
仕事で辛い思いをしていても、あなたは「無能」じゃない。「天才」を発揮できる場所を探そう
最後に、この本で一番グッとくるメッセージを紹介します。
天才とは、一握りの限られた人たちのことではありません。
誰の中にも才能は眠っています。
あなたも、天才の1人です。
自分の中の”天才”を発揮できる場所を探すことを、諦めないでください。
あなたは「無能」じゃない。「天才」だ。
ただ、今はその「天才」を発揮できる環境にいないだけ。
発揮できる仕事をしていないだけ。
「無能」な自分を嫌いにならなくていい。
「無能」な自分に「死ね」なんて言わなくていい。
ただ、「無能」な自分になってしまう環境にいるだけ。
もういつまでも「無能」な自分でいたくない。
そんな人に、「天才の証明」は最高におすすめ。
あなたのことを本気で応援してくれる本です。ぜひ読んでみてください!
ちなみに簡単に「才能」に気づくことができる方法がこちら。
▼「自分の才能」を明らかにする方法です▼