日本って経済的には豊かなのに、なんでこんなに生きづらい国なんだろう?
僕も日本という国に、ものすごく生きづらさを感じていました。
そんな生きづらいのが嫌になった一面もあり、アジア最貧国のネパールに移住しました。
でも、2年ぶりに一時帰国したときに思ったんです。
日本が生きづらい国だったんじゃない。生きづらい理由は「自分」にあったんだって。
そう思うようになった理由を紹介していきます。
生きにくい世の中?日本が生きづらい国であると感じる3つの理由
日本は生きづらい国だって言われていますが、その気持ちはよく分かります。
でも、日本って経済的にはめちゃくちゃ豊かなじゃないですか。
電気も水も豊富にあるし、電車は時間通り来るし、食事するお店も清潔。
なのに、なんでこんなに生きにくいんでしょう?
その理由は大きく分けて3つあると感じます。
生きづらい理由①仕事第一主義。とにかく忙しい
1つ目の理由は、仕事第一主義でとにかく忙しいからです。
僕も新卒から3年間は大手企業で働いていたので分かりますが、日本で働いているサラリーマンって超忙しいですよね。
なんでこんなに働くんだってくらい、みんな一生懸命手を抜かず働いています。
平日なんて、朝起きて仕事行ったらあとは帰って寝るだけって人がほとんどじゃないですか?
食事・風呂・睡眠以外の時間が何もないなんてことが当たり前。
僕も、朝7時半くらいには会社にいて、家に帰るのは22時前なんていう毎日を普通に繰り返していました。
しかも恐ろしいことに、役職が上に行けば行くほど、出世すればするほど、どんどん忙しくなっていくんですよね。
これじゃあ、のんびりぼーっとする時間もないですよね。
日本の人は、生きるために仕事をするんじゃなくて、仕事をするために生きているような生活をしている。
仕事が好きで好きで仕方ないなら、それも健全だし、幸せなんじゃないかと思います。
でも、99%の人は仕事なんて嫌々やっていますからね。
嫌いなことにこれだけ時間を費やしていたら、そりゃ生きにくいわけです。
生きづらい理由②人間関係が狭くて希薄
もう1つ思うのは、人間関係が狭くて、希薄ですよね。
家族・会社以外に、自分が所属するコミュニティがない人って結構いるんじゃないですか?
これは先程の一番目の理由である仕事が忙しすぎることにも関係してきそうですね。
日頃お付き合いのある人間関係が職場・家族だけってなると、やっぱり息が詰まりますよね。
同じコミュニティにず~っといると、そりゃストレスも溜まりますよ。
僕も3年間働いていた時は、会社しかコミュニティがありませんでした。
あとは、見知らぬ人と接する機会が全然ないのも1つの特徴ですね。
電車で偶然隣に座った人と、会話が始まって仲良くなるなんて全くないじゃないですか。
そして目が偶然に合っても、会釈も何もない。冷たい感じがしますよね。
僕らは人間だから、本来人と接することに喜びを感じる生き物だと思うんです。
でも、そういう機会が特に東京に住んでいると、なかなかないように感じます。
「そりゃ生きづらいよな~」ってつくづく実感します。
生きづらい理由③異常なまでの「同調圧力」
個人的に一番の理由だと感じるのは、異常なまでの「同調圧力」です。
「みんな一緒で当たり前。違いは許さないし、受け入れない」という風土を社会から感じますね。
特に芸能人の不倫が一気に叩かれるようになってからは、本当に圧力が高まっています。
日本は多民族国家ではありません。肌の色の違いも、宗教の違いも、他の国と比べたらありません。
そういったもともとの民族的な背景もありますが、それにしても最近は同調圧力が強すぎます。
同調圧力が強いと生きづらくなる理由は、「本音」を隠すようになるからです。
「本当は違う意見なんだけど、言えない」
「本当は違うことがしたいんだけど、できない」
「本当は嫌なんだけど、嫌なことから逃げられない」
「本音」を隠すとストレスが溜まります。僕も「本音」を出せないときは苦しかったです。
そりゃ生きづらい国だってなりますよね。
超不便なアジア最貧国ネパールより、日本の方が生きにくいと感じた理由
僕もそんな風に、日本っていう国が生きづらいなと感じていました。
それも1つの理由となり、新卒で入った会社をたった3年で退職。
「途上国で働きたい」という本音に従って、青年海外協力隊としてネパールに2年間暮らしながら働く道を選びました。
ネパールはアジア最貧国です。THE途上国なだけに、生活は圧倒的に日本より不便です。
電気も水も満足にないし、バスだって時間通り来ません。外食したらお腹を壊すこともしょっちゅう。
それだけ生活環境は日本よりも厳しいのですが、1つ意外なことに気がつきました。
それは、これだけ不便なネパールですが、日本よりも生きにくいと感じないのです。
まあ僕が超絶変わり者であるっていう点は否定できません(笑)
でも、それを抜きにしても、ちゃんと理由を説明できます。
日本が生きづらい国であると感じた3つの理由が、ネパールでは見事に当てはまらないからなんです。
まず仕事第一主義じゃありません。ネパールで残業をする人なんてほぼいませんからね。
それに、人間関係が広くて深いです。結婚式に500人くらい来るのは結構普通だし、見知らぬ人同士でも普通に会話があります。
ネパールは多民族国家なので、みんな違って当たり前。外国人にも寛容です。
そんなわけで生活環境は決して良いとは言えないネパールですが、日本よりも生きづらさを感じることはなかったです。
2年ぶりに日本に帰国。意外にも日本に生きづらさは感じなかった
今もネパールに住んでいる僕ですが、協力隊の任期が終わったときに2年ぶりに一時帰国をしました。
2年ぶりに帰国することは楽しみもありましたが、正直不安もありました。
「あの日本社会特有の生きづらい感じをまた味わうことになるのか~」って考えると、テンションが下がりますからね。
でもいざ、2年ぶりに日本に帰国してみると、意外なことに生きづらいとは感じませんでした。
確かにスーツを着たサラリーマンたちは晴れない顔をしていたし、疲弊している感じはありました。
でも、それよりも、電気も水も不自由なく使えて、時間通りに電車が来て、何を食べてもおいしくて絶対お腹を壊さない日本は最高に生きやすかったです。
2年前、僕が日本を離れる前と比べて、日本社会は根本的に変わったわけではありません。
相変わらず仕事第一で忙しすぎて過労死する人もいるし、人間関係は狭くて希薄だし、同調圧力は一段と高まった感じさえします。
それでも、一時帰国の時に、僕は日本が生きづらい国であるとは正直感じませんでした。
日本を生きづらい国にしていたのは「自分」だった
なんでかって考えたときに、すごくシンプルなことに気がつきました。
日本が生きづらい国だったんじゃない。生きづらい理由は「自分」にあったんだって。
ネパールに移住する前、僕は「生きづらい人生」を自分で選んでいたんです。
仕事第一で忙しすぎる毎日を送っていたのは、忙しい会社に入ることを自分が選んだから。
人間関係が狭くて希薄だったのは、会社以外にコミュニティを持たないことを自分が選んだから。
同調圧力が生きづらかったのは、同調圧力に屈すると自分が選んだから。
全部、自分が選んだこと。そりゃ生きづらくなるのは当たり前だったんです。
「日本が生きにくい国=生きにくい人生」なわけじゃない
確かに日本は生きづらい国なのかもしれません。
それは、ネパールで暮らして、日本を客観的に見ている僕も本当に感じることではあります。
でも、日本が生きづらい国だからといって、あなたの人生まで生きづらくする必要はないんですよ。
日本がいくら生きづらい国だからといって、日本に住んでいる人全員が生きづらい思いをしているわけではない。
日本を生きやすい国に変えなくても、あなた自身が生きやすい人生を生きることはできるんです。
あなたが日本を生きづらい国だと感じている一番の理由は、あなた自身が生きづらい人生を生きているから。
あなた自身が生きづらい人生を生きることを、自ら選んでいるんです。
自分の人生を生きやすくできるのは自分だけ。自分の「本音」を体現しよう
そんな生きづらい人生がもう嫌なら、やることはたった1つ。
自分の「本音」で生きることです。
あなたが本当に生きたい人生って、どんな人生ですか?
あなたが本当にやりたいこと・本当に好きなことって何ですか?
あなたの人生で、何を最も大事にしたいですか?
こうした問いかけに対して、本音で答えること。そしてその本音を行動に起こして体現すること。
たったこれだけで人生は生きやすくなります。
入社3年目を迎えた春。
「本当に自分がしたいことは何だろう?」と問いかけた結果、僕はネパールで働くことを選びました。
たまたま日本から出るという決断でしたが、「途上国で働きたい」という「本音」に気づいたからです。
その「本音」と真剣に向き合い、その「本音」を体現する。
たったそれだけで、人生が一気に生きやすくなりました。
日本という国が生きづらいのは事実かもしれません。
でも、あなたの人生まで生きづらくする必要はありませんし、あなたの人生を日本という国が生きやすくしてくれることもありません。
あなたの人生を生きやすくできるのは、他の誰でもなく、あなただけです。
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