ナマステ!
ネパールでやりたいことをやっている、Kei(@Kei_LMNOP)です。
- 「やりたいことがわからない」
- 「自分が何をしたいのかはっきりしない」
- 「なんかモヤモヤする」
今でこそ、やりたいことをやっている僕ですが、実はほんの数年前までは、本気で悩んでました。
でも、「やりたいことがわからない」って誰もが通る道なんですよね。
そこで、今回は「やりたいことがわからない」の原因と解決法を分かりやすく説明します。
大丈夫。「やりたいことがわからない」で悩むのは当たり前だよ
まず、1つ言わせてください。
「やりたいことがわからない」で悩むのって、当たり前ですからね。
今の日本に生きていたら、「やりたいことがわからない」で悩むのって何も珍しいことじゃありません。
恥ずかしく思う必要もないです。
っていうのも、これだけ社会が成熟した&価値観が多様な時代ですからね。
高度経済成長のときみたいに、とりあえず会社入って働けば、給料も上がって、生活が豊かになって、みんなハッピー!って時代じゃない。
そう考えたら、「やりたいことがわからない」ってある意味、当然ですよ。
何も恥じることはありません。
「やりたいことがわからない」には3つの原因がある
「やりたいことがわからない」で悩むのは当たり前です。
「だからもう悩まなくていいですよ!」じゃ何も解決に至ってませんね。
「やりたいことがわからない」という悩みにもちゃんと原因があるんです。
「やりたいことがわからない」で悩んでいる人には、共通する3つの原因があります。
原因①「自分」のことが全然分かっていない
「やりたいことがわからない」で悩んでいる人ほど、全然自分のことをよく分かっていません。
もっと正確に言うなら、自分の「過去」と「未来」が全く分かっていません。
- 自分の子ども時代って一言で言うと、どんな時代だったのか?
- これからの人生をどんな風に過ごしていきたいのか?
こんな質問を聞かれた時に、パッと答えられますか?
たぶん、ほとんどの人は黙り込んでしまうと思います。
これらの質問は全部、自分自身のことです。
インターネットで検索してもその答えは出てきません。
自分にしか分からないことなんです。
「やりたいこと」は自分の過去と未来の間にあります。
これまで自分がどんな風に生きてきたのかという過去。
そして、これからどんな風に生きていきたいのかという未来。
この間に「やりたいこと」はあるんですが、「やりたいことがわからない」で悩む人ほど、自分自身の「過去」や「未来」をちゃんと分かっていません。
僕自身、「やりたいことがわからない」で悩んでいた時は、本当に自分がどんな人なのかを全然理解していませんでした。
自分の「過去」も「未来」も、ちゃんと正面から向き合って考えたことがなかったんですよね。
「やりたいことが分からない」で悩んでいる人は、まず自分のことを分かっていません。
原因②「やりたいこと」を重く考えすぎている
もう1つの大きな原因は、「やりたいこと」を重く考えすぎることです。
- やりたいことは1つじゃなきゃいけない
- 一度決めたら、もう変えられない
- やりたいことでうまくいかなかったらやばい
こんな風に思っていたりしませんか?
「やりたいことがわからない」とお先真っ暗だとか思っていませんか?
こんな風に重く考えてしまうと、「やりたいこと」はどんどん分からなくなります。
僕も「やりたいことがわからない」で悩んでいた時は、めちゃくちゃ重く考えてました。
わからなすぎて、悲壮感が漂ってましたから(笑)
重く考えすぎると、「やりたいこと」はどんどんわからなくなっていきます。
原因③「やってみる」が足りていない
3つ目の原因は、「やってみる」が足りていないことです。
「やりたいこと」には1つ厄介な性質があります。
それは、実際にやってみないことには、それが本当に「やりたいこと」なのかは分からないということです。
つまり、「やってみる」ことなしでは、「やりたいこと」はいつまでたっても分からないままなんです。
ファミレスのメニューで考えてみると、分かりやすいです。
メニューはめちゃおいしそうに見えるのに、いざ食べてみるとそうでもないものってありますよね(笑)
反対に、メニューでもおいしそうで、食べてみるとやっぱりおいしいってものもありますね。
食べ物は食べてみないと、おいしいかどうかわかりません。
「やりたいこと」も同じです。やってみないと、わからないのです。
でも、「やりたいことがわからない」で悩む人は、ずーっと頭で考えるだけ。
それじゃあやっぱり、わからないままが続いちゃいますよね。
「やりたいことがわからない」を脱する3つの方法
「やりたいことがわからない」には、3つの原因があることが分かりました。
原因が分かれば簡単です。
その原因をつぶす対策をとればいいだけです。その3つの方法を紹介します。
方法①日記で振り返る習慣&未来を描く習慣をつける
「自分のことを全然分かっていない」という原因①。
これをつぶすためには、毎日、日記を書く習慣をつけるのがおすすめです。
毎日寝る前に、今日という1日を振り返る癖をつけましょう。
ポイントは、出来事だけでなく、その出来事に対して自分がどう思ったのかを書いていくことです。
出来事だけを書いていくのは、ただの報告書。
ただでさえ、普段、仕事をしていると、他人からどう思われるのかを最優先で考えがちです。
なので、日記を使って、今日という1日を振り返りながら、自分がどう思ったのかを書いていく習慣をつけましょう。
同時に、日記には自分の夢や願望をどんどん書いていくと、なおいいですね。
「~すべき」「~しなければならない」ばかり考えていると、「~したい」が出なくなります。
日記を使って、過去を振り返る習慣+自分の未来を描く習慣を同時につけましょう。
方法②1日1回「やりたいこと」を言葉にしてみる
「やりたいことを重く考えすぎ」という原因②。
これをつぶすには、1日1回「やりたいこと」を言葉にしてみるのがおすすめです。
人との何気ない日常会話の中で、さりげなく言ってみてください。
内容は何でもいいです。
「お昼にハンバーグが食べたいんだけどいいかな?」
「今度の週末にハイキングしに行きたいんだよね~」
「今日は家帰ったら、ビールを飲みたいんですよ!」
こんな感じで内容は何でもOK。「~したい」という形になっていれば、どんな内容でも構いません。
会社の同僚や学校の友達に言ってみることを想像してみてください。
なんか軽い感じがしませんか?これなら言えそうな気がしてきませんか?
「やりたいこと」もこんな感じで言えばいいんです。本来、重たいものじゃありませんので。
軽く口に出して言葉にしてみると、「やりたいこと」に対する重さがとれていきます。
方法③言われたことに全部YES!「イエスマン」になる
「やってみるが足りていない」という原因③。
これをつぶすために、一番おすすめしたいのが「イエスマン」になるということです。
「イエスマン」という映画を知っていますか?
イエスマン "YES"は人生のパスワード(吹替版)
人生に閉塞感を感じている冴えない主人公が、「どんなことにもYESと答える」を実践して、人生を劇変させていくというお話。
これと同じで、誘われたことには何も考えずに、その誘いに乗るという方法です。
「飲み会に誘われたら行ってみる」
「お昼ご飯に誘われたら一緒に行く」
「遊びに誘われたら参加する」
あんまり乗り気じゃなくても、行ってみたら意外と楽しいってこともありますよね。
そういった予想外の楽しさを味わえるのももちろんのこと。
「イエスマン」になることで行動を起こすことが億劫じゃなくなります。
「やりたいこと」は「やってみる」が一番大事だと言いましたが、「やってみる」が普通になります。
大丈夫。「やりたいことがわからない」でもあなたはすばらしい
ここまで「やりたいことがわからない」の原因と解決策を紹介しました。
3年間、「やりたいことがわからない」で悩んできた僕から、最後にお伝えしたいことがあります。
それは、「やりたいことがわからなくても、あなたはすばらしいんだよ」ってこと。
「やりたいことがわからない」ってきついです。
僕も本当に深刻に悩んできたので気持ちはよく分かります。
でも、やりたいことをやっていようが、やっていなかろうが、あなたという人間の価値は変わりません。
夢があろうとなかろうと、楽しく生きてる奴が最強。
この言葉を借りて当てはめるなら、こんな感じでしょうか。
「やりたいことがあろうとなかろうと、楽しく生きてる奴が最強。」
人生、楽しんでいきましょう!