ナマステ!
ネパール在住ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。
僕もよくブログを見させてもらってる、るってぃさんがこんな記事を書いてました。
超絶良記事ですね。確かに日本人は「雇用される以外」でお金を稼ぐ力が圧倒的に足りません。
だから会社が嫌でも辞められない人がたくさんいるんでしょうね。
でも、自分のビジネスでお金を稼ぐ力がない日本人って超幸せだなって思うんです。
その理由を紹介していきたいと思います。
「雇用される」という働き方が機能していない日本。だからこそもっと個人でお金を稼げるようになるべき
今の日本は「雇用される」という働き方がちゃんと機能してません。
「過労死」という言葉が普通に使われてるのって普通じゃないですから。
他にも精神的に病んでしまったり、身体を壊したりしながら働いている人がたくさんいますね。
長時間労働やサービス残業など問題は山積み。
あと「サザエさん症候群」とかも超異常ですからね。
日曜日の夕方になると憂うつになるってどんだけ仕事嫌なんですか。
そんな状態で日本の働き方はおかしいです。沢山の人が思っているでしょう。
でもこれまたおかしなことに、一向に日本の働き方は変わる気配はありません。
その理由は「雇用される以外」でお金を稼ぐ力がないからです。
だからどんなに仕事が嫌できつくて辛くて、それこそ死にそうでも辞められない。
雇用をされない状態で、お金を稼ぐことができない人がほとんどだから。
大きな会社で何十年も働いてきたおじさんとか、自分でどうすれば稼げるなんてもはや想像もできないでしょう。
日本のこのおかしな働き方を変えるためには、一人ひとりが会社ではなく、もっと自分でお金を稼ぐ力を身につける必要があります。
だから、日本人はもっと自力でお金を稼ぐべきで、今は圧倒的に力が足りない。
でも「雇用される以外」でお金を稼ぐ必要がないくらい、雇用があるってことだから
そんな「雇用される以外」でお金を稼ぐ力がない日本人。
でも裏を返せば、これは超幸せなことなんですよ。
だって、「雇用される以外」でお金を稼ぐ力がなくても、たくさんの人が普通に生活できてるじゃないですか。
つまりは「雇用される以外」でお金を稼ぐ力が必要ないくらい、日本には雇用がたくさんあるってことなんです。
今の日本では仕事を選びさえしなければ、いくらでも「雇用される」仕事はあります。
もちろん、それがコンビニのアルバイトなのか、上場企業の正社員なのかはその人の能力によりますよ。
それでも、たくさんの求人があるってことには変わりない。それってめちゃくちゃ素晴らしいこと。
仮に仕事を失ってもまた雇用されるまでの生活ができるように、失業保険だってある。
また雇用されるように、仕事探しを手伝ってくれるハローワークだってある。
「雇用される」っていうことをこれだけ手厚くサポートしてもらえる国なんて、世界にはほぼないですよ。
自力でお金を稼ぐ力がない人でも、雇用されさえすればみんなが生きていける社会。
それが日本。超幸せじゃないですか。
ネパールには仕事がない。だから雇用されるために海を渡る人達がたくさんいる
そんな超幸せな日本人とは対照的に、僕が今住んでいるネパールは真逆の状態。
ここネパールで現地の人が口を揃えて言うのは、仕事がないってこと。
あったとしてもコネや学歴がないと得られない職ばかり。
そんなネパールで起きるのは日本人からすると考えられないこと。
雇用されるために、海を渡る人たちがたくさんいるんです。
信じられますか?雇用されるためだけに、わざわざ違う国に行って生活するわけです。
しかも内容は工事作業員とかウェイターとか警備員とか単純な肉体労働です。
ファミレスのウェイターやるために韓国に行く人なんて、日本にいないでしょ?
僕もこれまで何度も泣きつかれてきました。
なんとか仕事を探してほしい、紹介してほしいって言われて。
そして挙句の果てには「日本に行きたい」とまで言われるんです。
あまりにも過酷な現実に、僕はこの言葉を言われると泣きたくなります。
ネパールの人に「日本に行きたい」って言われると泣きたくなるんだ
ネパールの村のおばちゃんたちは路上で野菜を売って生計を立てている
じゃあ雇用を得るために海外へ行けない人たちは何をして生きているのか?
僕が青年海外協力隊として、活動している村のおばちゃんたち。
彼女たちは路上で野菜を売って生計を立てています。
起きるのは深夜3時。まだ外が真っ暗な中に家族の中で1人だけ起きる。
そして重さ約20kgの野菜を背中に背負って、バスで街へ行くんです。
ネパールで野菜を一緒に売りに行ったら、ずっと見たかったものが見れました
運良くすべて売れたとしても収入は1回につき大体1500円くらい。
ただ買い手が決まってるわけではないので、もちろん売れない場合だってある。
むしろ、売れ残ってしまうときの方が多いかもしれない。
こんなことを週に2回もやって生活しているんです。
想像しただけでどれだけ大変か分かるでしょう。
めちゃくちゃきついですよね。
でも、おばちゃんたちが言うのは「きつい」より「恥ずかしい」っていう言葉。
本当は路上で野菜なんか売りたくない。
本当はちゃんと雇用された形で仕事をしてみたい。
でも、読み書きや計算でギリギリな学歴しかない自分たちにはそれができないことはよくわかってる。
だから仕方なく、路上で野菜を売るっていう「雇用される以外」でお金を稼ぐわけです。
日本にはいくらでも仕事はある。いつまでビビってんの?本当にやりたいことから逃げんなよ
日本には仕事を選びさえしなければ、いくらでも雇用される仕事はあります。
読み書きや計算ができない大人なんていない。
「雇用される」ってことは日本人にとってごく普通のこと。
自力で稼ぐ力がなくても、「雇用される」という形で生活していける日本は超幸せ。
だからこそ、自分のやりたいことをビジネスにして生きていく人がもっと増えてほしい。
もちろんそんな口で言うほど簡単なことじゃないです。
それはアホな僕でもわかってますよ。
でも、「雇用される」ことが普通だからこそ、思い切ってやりたいことにチャレンジできるんですよ。
やってみてダメならまた雇用されればいいだけの話です。
僕もそう考えて、やりたいことを追っかけて、大企業でのキャリアを捨ててここネパールまで来ましたから。
自分の人生でしょ?もっと自分が生きたいように生きればいい。
そしてそれがうまくいかないなら、また雇用されればいい。
これが許される環境にいるってことが、何よりも幸せなことなんですよ。
今やってる仕事は本当にやりたいことなの?
そうじゃないならなんでやってるの?
いつまでビビってんの?
最後に、僕が突き動かされた言葉を紹介します。
「君はなんでそんなに幸せな環境にいるのに、やりたいことをやらないんだ?」
本当にやりたいことから逃げんなよ。
雇用されるために平気で海を渡るネパールの現状はこちら。
次は⇒ネパールの人に「日本に行きたい」って言われると泣きたくなるんだ
ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言!
逃げたらあかん~逃げたらあかん~絶対逃げずにそれやって~♪