【キャラメル物語~第6話~】ネパールのおばちゃんとのキャラメルづくりを襲った2つの大ピンチ

★今月の一押し記事!

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ナマステ!

青年海外協力隊の活動記録。
大好評の村のおばちゃんとのキャラメルづくり。

前回は、キャラメルを置いてもらえるお店を開拓しに、飛び込み営業してきました。
しかもキャラメルを持って(笑)

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結果は2軒ほど開拓に成功したものの、ほとんどのお店で言われたのが、「登記・商標登録ができていないとお店に置けない」ということ。

なので今回は、いよいよ会社設立に向けて動き出しました。
果たして、会社設立はできるのでしょうか?

会社設立に向けて必要な情報を揃えに、配属先の所長に聞きに行くことに!

会社設立が必要だということが分かったものの、具体的に何をすればいいかのか。
おばちゃんたちは当然やったことがないので、分かりません。
そして残念ながら僕も分かりません。

どうしようかとおばちゃんたちと相談しながら話していると、1人のおばちゃんがこんなことを言い出しました。

そうだ!ビカス(僕のネパールネーム)のオフィスに聞きに行こう!

僕もどこに聞いたらいいかすら分からない状況。
なので、まずは僕の配属先に行って、スタッフの人に聞けば何か分かるかもしれないと僕も思いました。

僕の配属先の所長は、僕の村に何度か来たことがあります。
そのせいか、おばちゃんたちは所長に聞きに行こうと言い出しました。

「マジか!」と思いつつ、彼女たちの自主性を大切にしようと思い僕も賛成。

忙しい所長のアポを取り、日程も確定。
さすがに手ぶらで行くわけにもいかない。
そして、どうせならキャラメルも食べてもらおうと思い、キャラメルを前日につくりました。

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なぜかおばちゃんの息子がつくってくれました(笑)

前日の夕方に所長がドタキャン!カウンターパートが代わりに対応してくれたのが悲劇の始まり

ところがキャラメルをつくった日の夕方になり変更が。
所長が急遽仕事の都合で、おばちゃんたちと面談ができなくなったとのこと。

代わりに村からも近い支所に勤務している僕のカウンターパートが色々教えてくれるということになりました。

カウンターパートっていうのは、活動の相棒的な存在の人のこと。
正直、ちょっと不安がありました。
キャラメルの件は時々彼に相談していたのですが、否定的な意見を述べていたから。

それでもせっかくキャラメルもつくったし、アポの再調整もめんどくさい。
何よりも、おばちゃんたちのやる気があるうちにどんどん進めたい。
そう思ったので所長の代わりに聞きに行くことにしました。

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いざ当日になると不安は的中しました。

登記の手続きはどこに行けば分かるのかだけ教えてくれればよかったんです。
なのに、彼から出てくるのは事業に関する質問責め。

「登記するのに必要なお金はあるの?
そもそもキャラメルはどこに売るのか決まってるの?
儲けはちゃんと出るの?」 

確かに大事なこと。
でもまだまだそんな具体的なところは固められていないおばちゃんたちに答えられるわけがないのは分かっていたはず。

そうしておばちゃんたちの顔がどんどん曇っていきます。

そして最後に完全に余計な一言を、おばちゃんたちの目の前で言ってくれました。

「ビカス、諦めろ。この人たちにはできないよ。無理だ。 」

なぜそんなことを言う必要があるのか。
もしかしたら、この事業に失敗して、僕やおばちゃんたちが大きなトラブルに巻き込まれることを心配して言ってくれたのかもしれない。

だとしても、本人たちの目の前で言うことではない。
そしてあんな失礼な言い方をする必要もない。

僕は本当にこの発言には失望しました。
そして男性のこういう何気ない一言が、ネパールの女性たちの自信と尊厳を台無しにしているんだということを察しました。

肝心の登記の手続きもかかるお金もあやふやな説明。
怪しいと思って、後日突き止めた登記の事務所に行って再確認。
そうしたら、登記にかかる金額も彼が言っていた金額より全然小さかった。

完全に僕のミスでした。

4人のおばちゃんのうち、3人が脱退。残ったのはリーダー1人

話が終わって一番気になったのは、おばちゃんたちの反応。
予想通り、 完全に心を折られて意気消沈。

そして最悪の言葉が。

「もう私たちにはできないよ。」

そう言って、4人いたうちの3人のおばちゃんがあっさりこのキャラメルづくりから降りていきました。

残ったのは最初に手を挙げてくれたリーダーのおばちゃん。
仲間を全員失った直後は「ちょっと考えさせてほしい」と言っていました。
それでも、数日が経ってからもう一度聞くと「自分はやりたい」と力強く語ってくれました。

仲間を失ってでも、まだ僕とキャラメルづくりをやりたいと言ってくれたリーダーのおばちゃん。

僕はその言葉を聞いた時に、本当に嬉しくて胸が熱くなりました。
そして、なんとかしてキャラメルづくりを事業として一緒に成立させたいと思った。

悲劇は終わらない。キャラメルの品質にも問題発生

そんなこんなで仲間を失うというピンチに襲われたキャラメルづくり。
それでも悲劇は終わりません。

肝心のキャラメルの品質に問題が発生しました。 

今まではキャラメルをつくってからすぐに売っていました。
ただお店に置いても問題ないか、1週間ほど試しに家に置いてみたんです。
そうしたら問題が出てきました。

噛むと少し粘着のあるキャラメルの風味が失われ、ポロポロのクッキーのカスみたいになってしまいました。

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利益確保と工程の簡略化のために、牛乳、砂糖、バターという極力簡単な素材しか使っていないのが原因だと思います。

色々と他の隊員に聞いたり、自分でも実験しているのですがなかなか解決できず。
結構困っていて、これが解決できないと前に進めません。

もし食品加工に詳しい方がいらっしゃったら、ぜひアドバイスをいただけたら嬉しい限りです。

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次回予告:ネパール在住日本人会盆踊り大会へ出店!

仲間を失い、品質問題が発生という2つの大きなピンチに襲われたキャラメルづくり。

こんな状況ですが、ネパール在住の日本人が集まる日本人会盆踊り大会に出店することになりました。

果たしてキャラメルは売れるのでしょうか?

次回以降もお楽しみに!

キャラメル物語の過去の記事はこちら!

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