ナマステ!
先日、ネパールの結婚式に呼んでもらえました!
一度は参加してみたかったので嬉しい…。
ってことで早速参加してきました。
そうしたら、びっくり!どころかぶったまげたことが3つもありました。
「さすがネパール」と言いたくなるような、ネパールらしさが溢れていました。
写真付きで早速紹介していきます。
(1)催し物ゼロ!参加者はいつ来て、いつ帰ってもOK!
結婚式って言われて、思い浮かぶものってなんですか?
挙式で誓いのキスと指輪交換。
披露宴はケーキ入刀、お色直し、余興、両親への感動の手紙などなど。
日本の結婚式って盛り沢山なんですよね。
ネパールの結婚式はですね、一切これがありませんでした(笑)
あったのは新郎新婦へのおめでとうの挨拶と、食事。以上。
なのに11時~17時まで一応やってます。
衝撃的なくらいがら空きなスケジュールですね。
新郎新婦への挨拶は、お祝儀を渡した後、「ティカ」と呼ばれるものをつけます。
この赤くてんこ盛りになったものがティカです。
お祝いごとの際につけるもので正体はお米。
お米を赤く染めたものを額につけるんです。
ちなみにこんなガラガラスケジュールだから、いつ来て、いつ帰ってもOKです。
遅すぎると食べ物はなくなっちゃいます。
食べ物はアホみたいな取り放題ビュッフェでした。
でもそれさえ気にしないなら、いつ来てもOKなんです。
これを聞いて、本当にネパールらしいなと思いました。
何せ、仕事でも出勤時間の10時になっても全員いた試しがない。
そんな人たちが結婚式に全員時間通りに来るわけないですもんね。
(2)結婚式なのに、バリバリド平日に開催!
日本の場合、結婚式って大抵、土曜日か日曜じゃないですか。
だからぶったまげました。
だって普通にド平日にやるんですもん。
ド平日にこれだけ人が来るんです。わお、みなさんお仕事は?
もちろん休みます。
結婚式シーズンになると、オフィスに全然人が揃わない。さすがっす。
これは新郎新婦用の移動車。
二人のイニシャルとお祝いの花が車中につけられています。
こんな車がド平日に走ってるんですよ。信じられない。
音楽隊もド平日に関わらずフルで参加。
彼らがマジでしんどそうでした。
何せ、10分休憩して1時間くらい演奏してを1日中するんですよ!
(3)服装自由!新婦側の親戚がジャージで参加!
今回一番びっくりしたこと。
それは服装が自由なこと。
ほとんどの人達はこんな風にばっちり決めてきます。
女性は赤いサリーできらびやかに。
男性はダルワスルワールという民族衣装か、スーツで。
どちらにしろ、ばっちり決めてくるんですよ。
子どもだってばっちりダルワスルワールを着ています。かっこかわいい!
でも、新婦側の親戚のおじさんを見たらびっくりしました。
だってこの人バリバリのジャージなんだもん!!!
なぜなんだ?一体全体本当になぜなんだ?
スーツはなかったとしてもなぜダルワスルワールがないんだ?
ダルワスルワールがなかったとしても、せめてシャツとかなかったのか?
横のおじさん二人との絶妙なコントラストを堪能してほしい。
スーツ、ジャージ、スーツ。
なぜだ!!!!!???????なぜなんだ!!!???
しかもこのジャージおじさん、結構近い親戚なはずなんです。
お父さんではないにしろ、新婦のお父さんの兄弟だったはず。
なのに、ジャージ。誰も突っ込まなかったのか。
それとも「あえての」ジャージで超個性的なファッションを演出しているのか。
そうだ。そうに違いない。
そう僕は無理矢理自分を納得させることにしました。
ああーびっくりした。
結婚式は文化を学ぶ絶好の場!ネパール式を体験したい!
そんなわけでネパールの結婚式に参加してきました。
催し物ゼロで参加者はいつ来てもOK。
ガッツリド平日に開催。
服装も自由でジャージの人も。
びっくりを通り越して、ぶったまげました。
でもどれも「さすがネパール」って感じがして僕はますますこのネパールが好きになってしまいました。
そして、結婚式ってこんな風にその国の文化がはっきりと出ますよね。
そんな特色ある文化に触れるためにも結婚式ってちょうどいいなと思いました。
でも正直参加者として分かることにも限界がありました。
このパーティー会場でやった日の前後にも催しがあるっていうし。
新郎新婦がずっとなんか細かい儀式っぽいこともやっていたし。
これは実際にやってみないと分かんないですね。
ってことでいつかネパール式の結婚式をネパールでやってみたい!
できるように頑張ります!
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