年末にネパールに行ってきました!(このくだり何回目だろう?笑)
実は全くの予定外だったのですが、ネパールの学校で1時間だけ先生になりました!
完全に予定外すぎて、自分でもびっくり!
でも、こんな経験、なかなかない!貴重すぎる!!ってことで、なんとかやってきました!
見学だけの予定がむちゃぶりで授業をやることに!
今回、先生をさせてもらったのは、ヒラリーハイスクール!
ミドルクラスの家庭の子供たちが通う、私立の学校で、幼稚園から高校まで一貫教育をしている学校でした。
ご縁があって、学校を見学させてもらうアポを取ることができました。
学校に入って、校長先生にご挨拶すると、ガイドの方からこんな爆弾発言が。
「どう、Keiさんたち!授業やってみる?」
ええーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!
全く聞いてない!まさかのむちゃぶり!
数学か理科かどっちか忘れたけど、やる予定の授業を急遽変更してやるとのこと。
しかも、この後すぐに始まるから行ってとのこと。
しかもしかも、テーマは何でもいいとのこと。
テーマが何でもいいって、デート中にご飯何食べたいか聞いて何でもいいって言われるのくらいきつい。。
そんな絶望的な感じでしたが、さすが気分屋の私。
すぐに心境が変わりました
まあせっかくの機会だし、やってみるか!連れと2人だし、ブログのネタにもなりそうだし…
って思って二つ返事で「はい、やります!」と答えました。
日本語×ネパール語のLanguage Exchangeをやる!
教室に入ると、待ち受けていたのは30人近くの子供たち。
思ったこと。
予想してたよりも断然多い…。
そして、予想してたよりも断然でかい…。
写真見てみると分かるけど、女の子とかほぼ大人だもんね。
今回お邪魔したクラスは、何年生のクラスか忘れました。ごめんなさい。
確か年齢は15歳前後と言ってたので、日本で言う高校1年生くらい。
てっきり、小学生くらいだと思ってたのに!
なにせ、人前に出るのが苦手なので、超緊張。
でも、時間は待ってくれず、出張授業スタート!
まずは簡単に自己紹介!
そこから、始めたのは、Language Exchange!
僕らが日本語を教える。
その教えたことを今度はネパール語で子供たちに教えてもらう。
そんな形式で授業をやってみることにしました。
僕らが教えられることを教える一方で、彼らからも何か教わりたい。
一方通行の授業じゃつまんないし、どうせやるなら双方向の授業がいい。
その方が知識の吸収率は格段に上がる。
ってのはかっこつけの理由で、単純に一番簡単そうだから(笑)
そんな5分前に授業やってって言われて、即興できるほど私芸達者じゃありません!
そんなこんなで、授業を始めました。
最初は「おはようございます」とかの挨拶から始めていって、「私の名前は●●です」に入る。
ある程度、基本的なものができるようになってきたので、途中からはリクエストに応える方式でやってみる。
途中ぐだったところもあったけど、なんとか1時間を終えました。
その時間に授業をやるはずだった先生も入ってくれて助かりました!
本当に途上国?高い学習意欲と英語レベルを感じる
やってみて思ったこと!
根本的に、先生って難しいって思いました(笑)
てか僕向いてない!まあそれはさておき!
まず感じたのは、ネパールの子供たちの学習意欲の高さ。
高校生くらいってなかなか真面目に授業とか受けないですよね。
僕も大半マンガを読むか、音楽を聴くか、寝るかでまともに聞いてた記憶がありません。
でも、ネパールの子供たちは、すごく真面目でした。
僕らが書いた日本語の読み方とかも丁寧にノートに書いてくれて、嬉しかった。
語学の授業だったから、やっぱりRepeat after me的なこともやりました。
それから、実際にロールプレイングで立ってクラスのみんなの前でやってもらったりも。
もちろん、日本人が先生をやることもまずないと思うので、そういった珍しさもあったのかもしれない。
でも日本の高校にネパールの先生がいきなり来て、授業をやってもたぶん真面目に受けないはず。
シャイな子もいたから全員ではないけど、質問も結構してくれた。
本当に何かを学びたいんだっていう意欲を感じることができた1時間でした。
もう1つは、英語力の高さ。
ヒラリーハイスクールは中間層が通う学校なので、決して裕福な家庭の子供たちではない。
だから、やる前は英語もたぶん通じないかなって思ってたけど、そんなことは全然なかった。
むしろ全然通じる。日本の高校生より断然話せます。
なんでだろうって聞いてみると、ネパールの私立学校では英語で授業やってるところがほとんどらしい!
外務省のホームページにもこんなのが載ってました!
ネパールの多くの私立学校では国語(ネパール語)以外の全ての授業が英語で行われ、同校においても学校内では皆英語を使用しています。
語学はあくまでもツールである。
日本の英語教育は量は申し分ない。使っている教科書が悪いとも思わない。
でも、日本人って英語ができない。
それは、英語を使って何かをするという意識が足りないから。
英語を使って、外国人と話したり、メールや手紙を書いてみる。
英語を使って、文学を読んでみる。
だから英語を学びたいという意欲はないし、使ってみてレベルアップっていう好循環も生まれない。
遠いネパールで日本の英語教育の問題点が見えた気がしました。
学習意欲にしろ、英語力にしろ、ここは本当に途上国なんだろうか?って正直思いました。
途上国っていうと、先行きが暗くて、なんだか明るい材料がないように思いますが、ネパールの子供たちを見ると全然そんなことはない。
やっぱり何事も現場で実際に見てみる、やってみるには勝てない。
青年海外協力隊になってからも、ガンガン飛び込んでいこうと思わせてくれた体験でした。
最後に写真を撮りました!ヒラリーハイスクールの皆さん、ありがとうございました!