7歩目。いよいよラストです。
前回は「留学先に行ってみる」ということについて話をしました。
実際に行ってみることで初めて得られる情報があって、語学を学ぶ意欲も高められて、留学に本当に行きたいのかも確かめられるというメリットを紹介しました。
最後の7歩目はどんなことかというと、原点に立ち返りましょうという話です。
「留学のゴール」を、もう一度確認しよう
2歩目の内容である「留学のゴールを決める」を覚えていますか?
簡単に言うと、「留学後にどんな自分になっていたいか」をしっかり考えましょうという話でしたね。
そこをもう一度振り返って確認してみましょうという話が今回の7歩目の内容です。
2歩目と7歩目。
考えることは同じです。
でも2歩目の時と今で決定的に違うのは、歩みの数です。
7歩目のラストまで来ることができたのなら、きっと留学先の優先順位をつけて、留学経験者と会って、留学仲間をつくっているはずです。もしかしたら、希望の留学先にまで行っちゃってるかもしれません。
その歩みの中で、今まで知らなかったことを知ったり、分からなかったことが分かるようになっていたりしてきっと2歩目のときとは見えている世界が違っているはず。
留学経験者と会って「ああーこんな風になるならここも留学先としていいかもしれない」とか。
留学仲間と会って「ああーこんな考え方もあるならこの国に留学するのもいいな」とか。
それらを全部踏まえて、もう1度最初に立てた「留学のゴール」を確認してみましょう。
あなたの「留学のゴール」に最適な留学先は見つかりましたか?
目星をつけていた場所でいけそうでしょうか?
最初に仮決めだった人は、その目的は曖昧なものから具体的なものになりましたか?
迷ったら、また繰り返そう
もしかしたら中にはいろんな話を聞いて、逆に迷ったっていう人もいるかもしれません。
例えば、当初設定した「留学のゴール」と全然違った目的を今は描いていたりとか。
でもそれはそれで決して悪いことではないはずです。
そうなったとしても、またもう1回、今までの手順で考え直してみるだけです。
そして何よりも迷うってことは、真剣に悩んでいる証拠です。
留学という自分の人生を大きく変えてしまうかもしれないものに対して、迷ったり悩んだりすることは自然なことです。
中途半端にしないで、まじめに悩みぬく。
そこに、その人なりの何らかの回答があると私は信じています。
姜 尚中 「悩む力」
やってはいけないのは、「もういいや」と言って、適当に決めてしまうこと。
そして、自分以外の誰かに決めてもらうこと。
アドバイスはいくらでも受けてもいいと思うけど、最後は自分で決めるしかない。
それだけはやってはいけない。
自分が責任を負わない人が、欲しい結果を得ることなんてありえません。
大事なのは選択の良し悪しではなくて、後悔しないこと
自分にとって大事なことは絶対後悔しないくらい悩むべし。
コンビニでお菓子を買うのならそんなに死ぬほど悩まなくてもいいと思う。
でも留学先はそんなことより遥かに大切なことなんじゃないでしょうか。
もしそうであるならば、もうこれ以上考えられないくらい悩んでもいいと思います。
そうして、自分で真剣に考えて自分で出した答えは、それがどんな答えであろうと、あとから振り返っても
決して後悔しないはず。
完全に主観ですが、人生の中で僕が一番したくないことは後悔をすること。
なぜなら、後悔をするっていうことは姿勢が後ろ向きだから。
間違った選択をしたと思ったとしても、そこに後悔の気持ちがなかったらあとでいくらでも取り返せる。
むしろ、その選択があったから、今うまくいっているくらいのちょっとした功績にだってなる。
でも後悔をしていたら、そう言う前向きな気持ちにはなれない。
いつまでも引きずりながら、取り返せるものも取り返せない。
本当に大事なことや決断すべきことは、他人に相談してはいけないと思う。
「自分で選ぶこと」から逃げてはいけない。
「自分で決めたこと」だから、大変でも頑張れるわけだから。
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なんかだいぶ暑苦しいブログになってしまいましたね。
でも、本当に留学に行くっていう選択を取ろうとしている人には、最高の留学にしてほしいんです。
僕がそうだったように、大きく人生が変わっていく。そんな最高の時間にしてほしいんです。
もし少しでもお役に立てていたらこんなに嬉しいことはない。
読んでいただきありがとうございました!