海外に行きたい!
でもエリートでもなんでもない。
前向きな理由なんてなくて、むしろ日本から逃げ出したいから行きたい。
「そんな理由で海外行くの?」なんて言われそうですね。
でも理由なんてなんでもいいじゃん!
そう思わせてくれる本に出会うましたので紹介します。
アフリカでビジネスをする経営者の「世界にはみ出す」
世界へはみ出す (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
- 作者: 金城拓真,192
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
アフリカで40社以上の会社を経営する31歳の経営者、金城拓真さんの本です。
しかも年商は400億以上!凄すぎる…|д゚)
さぞかし、エリートなんだろうと思ったそこのあなた!
違うんです。金城さんはエリートではありません(めちゃくちゃ失礼ですが)
アメリカの有名大学でMBAを取っていたり、外資コンサルで働いていた経歴があるわけではありません。
じゃあアフリカでビジネスをする前は何をしていたのか?
なんと、プータローです。
”なぜ僕がアフリカでビジネスをしているかと言うと、単に、日本で就職できなかったからです。
アフリカでビジネスを始める前、僕は就職もせずふらふらしていました。
25歳無職。プータローです。”
「えっ?そんなわけないだろ?と思ったあなた。
安心してください。僕もそう思いましたから。
でも本当にプータローだったんですね。
金城さん、実は小さい頃は公務員になりたかったそうです。
理由は「早く家に帰れるから」。
結局、公務員試験は受験すらしなかったらしいですが、そんな人がアフリカでいくつも会社を経営している現実。
これって超勇気出ませんか?
前向きな理由がなくても、海外に行ったっていい
この本からはいくつもの学びがありました。
その中でも僕が一番共感できたこと。
それは「海外に行く理由は、必ずしも前向きでなくてよい」という金城さんの考え方です。
”僕は「世界へ飛び立った」というカッコいいもんじゃなく、「世界へはみ出ちゃった」感じです。
日本でダメなら、海外へ行く。
いわば、積極的とも言える消去法で海外を選びました。”
その通りだと思います。
海外に行くとなると、でっかい夢を持っていたりして前向きな理由があるもんだと思いがちです。
すごい経歴を持っていたりするようなエリートしか行ってはいけないみたいな思い込みもありますよね。
それが昔の日本だったらそうだったと思うんです。
明治時代に留学をしていたのは夏目漱石、津田梅子などの当時のエリート層。
もっと遡れば、遣隋使や遣唐使なんかもそう。
ごく一部の限られた人間だけの特権だった。
でも今はというと、どうですか?
エリートじゃないとだめで、普通の人が海外に行ってはいけない理由なんてないはずです。
むしろ、海外に行くのに理由なんてなくていい
もっと極論を言えば、海外に行くのに理由なんてなくたっていいと思います。
「面白そうだな」って思ったから行く。それだけでいいはずです。
大切なのは、なぜ行くかではなく、海外で何をするか。
ましてや、世界最強クラスのパスポートを持っているのは日本人ですよ。
もっともっと海外に出る人が増えてもいいと思うんです。
「世界へはみ出ちゃった」。
最高だと思います。
ネガティブ留学だった僕自身も、「飛び立った」というよりは「はみ出た」感が強いです。
まとめ
みなさん、どんどんはみ出ましょう!
もっと多くの人が日本から「はみ出る」機会を、僕自身つくっていきたいと思っています。
それにしてもいい本だな~
世界へはみ出す (U25 SURVIVAL MANUAL SERIES)
- 作者: 金城拓真,192
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2013/05/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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