ナマステ!
僕が本気でおすすめしたい本はこちら。
その名も「幸せをつくるシゴト」。
完全オーダーメイドウェディングを提供する、Crazy Weddingの代表である、山川咲さんが書かれました。
これは完全な持論ですが、人との出会いが人生を変えるくらいの衝撃をもたらすように、本との出会いも、人生を変えてしまうようなインパクトがあるんじゃないかって思ってます。
なので、こうして、これからずっと大切にしていきたい本と出会えて、すごく幸せです。
なんというか、偶然ブックオフで見つけたとき、直感的になんかくるものがありました。
「これは絶対いい本に違いない」って思いました。
京都のブックオフさん、ありがとう!!(笑)
crazy weddingとは
恐らく、「crazy wedding」って何?っていう人が多いと思うので、まずはそこから。
「完全オーダーメイドのオリジナルウェディングプロデュースチーム」
この一言がすべてを表しています。
コンセプトウェディング | ABOUT | crazy wedding (クレイジーウェディング)
結婚式って、カップルが違うだけど、大体どの式も同じじゃありませんか?
僕はまだ2回しか行ったことがないので、まだまだ新鮮な気持ちで出席させていただいてますが、
これから立て続けに結婚式ラッシュが起こって、何度も経験してしまうと、「またこのパターンか」みたいな気持ちになりそうだなって思います。
原体験は山川さんご自身が感じた、既存のウェディングに対する疑問。
いわゆる「型にはまった結婚式」。
私たちは、夫婦そろって私たちにしかできない結婚式がしたかった。
というよりも「誰もが同じプロセスで、同じ結果が待っている」結婚式が耐えられなかった。
結婚する本人にとっても、ご両親にとっても、人生で特別な1日。
なのに、自由にやりたいことが選べなくて、会場側が提案する既存の選択肢から選ぶしかない現状。
確かに言われてみればそうだよなって深く共感しました。
そんな不満を解消してくれるのがcrazy weddingってわけです。
自分だけのオリジナルの結婚式ができてしまうんです。
でもこれだけではなかなかイメージが湧かないかと思いますので、動画を貼っておきます。
おしゃれでいい感じです!
疑問を持ちながら、生きるのはもうやめよう
肝心の、なぜこの本が僕にとってすごく大切な本になったのか。
それはこの本を読んで、「やっぱり自分が心から納得できる生き方をしよう」って素直に思えたからです。
山川さんは入社して、自分が大好きな会社で仕事にのめりこんで毎日充実した生活を送っていました。
でも27歳のとき、5年間勤めた会社を辞めます。
きっかけは流産から復職する際に感じた、会社に対する違和感。
会社が意思決定者で、自分はそれに従うしかない従業員。
どんなに職場につながりや愛、絆が溢れていてもその枠組みを超えられないと悟ってしまう。
自分の人生を輝かせるということが、社会に対しても、親に対しても、出会ってくれた人に対しても、そして何よりも自分に対して貫くべき生き方だと私は思った。
人が一番輝いている瞬間ってその人が一番やりたいことを本気で、全力でやっている姿だと僕は思います。
反対に、今僕自身がその状態ではないということを読みながら、改めて感じました。
そして、心に突き刺さったのが次の言葉でした。
世の中には、うまくいく可能性のあるビジネスがあふれている。
中にはビジネスとしては優れているけど、それがどうやってこの社会や世界を良くするかわからない仕事や、自分がやる理由がない仕事もたくさんある。
一度しかない自分の人生なのに、心に折り合いをつけて、自分を説き伏せてまで、目先の仕事をする必要はない。
大してやりたくない仕事をやるのは、自分の可能性を捨てるということかもしれない。
読んだときに、なんだか心にグサッときました。
そして、反論の余地がないと感じました。
自分が入りたくて入った会社。
周りに人にたくさん支えられて、やっと掴んだ。
でも入ってみたら現実は違っていた。感じたのは違和感。
「せっかく入れた大好きな会社。3年は文句を言わずまずはやってみよう」
そう思って、2年間働いてきた。そして3年目。やっぱりその違和感は取れない。
今でも会社は大好きだけど、好きっていう感情だけじゃ乗り越えられない何かがあるって思った。
この本を読んで、もう我慢するのはやっぱりやめようって素直に思いました。
自分の人生はたった一度しかなくて、自分の人生を良くするのは自分しかいない。
自分の可能性を捨ててまで、やるべき仕事なのかと聞かれたら、間違いなく答えはNOだから。
「なぜそんなにビジネスが順調にいっているの?秘訣は何?」と聞かれたりする。
私はそれに、自信をもって答える。
それは、「これはビジネスではないから」と。
これはビジネスではなく、自分の人生そのものだ。
もともと、ビジネスとしてどう稼ぐか、どういうビジネスモデルにするかなど、私は考えていなかった。
この事業は、山川咲という一人の人間が歩み、やっと見つけたことを世界に伝えようとする、私の人生のすべてを懸けた挑戦なのだ。
何か稼げることをやろうとか、ビジネスチャンスがあるからとか、そういう次元で私は事業をしていない。
この言葉を見つけたとき、痺れました。
僕もそんな風に思えるものを見つけたい。
自分が人生を懸けてやっていると言えるような何かに没頭したい。
とにかく一度読んでみてほしい1冊
こうやって、本をもう一度読み返しているとやっぱりいい本だなって思います。
幼少期は他人と違うところを気にしていたところや、オーストラリアが人生の転機となったことなど
共感できるポイントがたくさんあり、読み物としても純粋に面白いです。
若手社会人や就活生など、今どこかモヤモヤしている人にはうってつけの本です。
そして自分が結婚式をあげるときは間違いなくcrazy weddingさんにお願いしたい!
ぜひ一度読んでみてほしい1冊です!
]
追記:山川咲さん、遂に情熱大陸に出演!
そんな山川咲さんですが、2016年5月29日。
遂にあの「情熱大陸」に出演されました!
僕も嬉しくて見ちゃいました。
「情熱大陸」に出ることは咲さんの夢だったんです。
本当に人の夢が叶う瞬間って素敵です。
そんな「情熱大陸」の中で印象に残った咲さんの言葉をまとめてみました。
仕事していると自分の人生の時間を切り売りして仕事しています
という人たちも世の中にはいるんですけど
人間と人間の事ってすごく人って敏感だし
今の時代ってめっちゃ分かるんですよ。
この人お金もらってるからやっているんだって。
働きで人の人生に関わってほしくないんです。私は
メンバーには。
イベント会社と違うところは、
完璧にオペレーションすることが一番大事なことではない。
結婚式って。
2人が本当に表現したいもの、するべきものを表現するっていうことに、
最後の最後の最後まで柔軟に私たちもそこに挑み続けるみたいな。
結婚式って絶対一生忘れない光景が、自分の中に生まれるすごいパワーがあるんですね。
私たちが信じているものや私たちが目指そうねっていうものをちゃんと信じる会になれたらいいなと。
プロデューサーって本当に魔法使いみたいな仕事だと思っているんですけど
魔法が嘘じゃなくて真実になるという瞬間を作り出すというのが
私たちがやっている結婚式だと思うので一緒にみんなで作っていけたらなと思います。
蓄えとか安定とか考えるのって
楽な人生を生きたかったらそれってあるのかもしれないけど
私、楽な人生を生きたいとは本当に思っていない。
結婚式の仕事もしてて人の人生って泣けるほどのドラマがあるなって
本当に確信しているからこそ自分の人生がどこまでドラマになれるか
全部挑みきって死にたい
いやー本当にかっこいい。
Crazy weddingの魅力が分かる動画をまとめました
他にもどんな結婚式ができるかが分かるような動画がたくさんあります。
おすすめをまとめたのでこちらもどうぞ!
幸せをつくるシゴト 完全オーダーメイドのウェディングビジネスを成功させた私の方法
- 作者: 山川咲
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/04/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る