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青年海外協力隊の帰国後の進路。「とりあえず就職」で本当にいいの?

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ナマステ!
ネパール在住青年海外協力隊ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

青年海外協力隊の任期は2年です。
2年というと長いように感じますが、あっという間。
悩むのが帰国後の進路ですね。

大多数の人は日本社会に復帰して就職するようです。
でもとりあえず「就職」するんで本当にいいんですか?

個人的にどうしても言いたいことが2つあるんで、
言わせてください。

 

 

青年海外協力隊の帰国後の進路:81%が「就職」or「復職」!「就職」の約70%が民間企業か公務員へ

まず最初に協力隊の帰国後の進路状況を、
統計で見てみましょう。

 


2014年4月1日~2015年3月31日までに帰国した、
青年海外協力隊及び日系社会青年ボランティアに対するアンケート結果。

 

 

81%の人が就職もしくは復職の道を選んでいる。

 

 

自分の周囲の先輩隊員や、
同期の進路を聞いている限りでは、
もっと大学院進学が多いかと思ってました。

 

 

 

引用:進路状況 | JICAボランティア

 

 

しかも「就職」を選んだ人のうち、
約70%が民間企業か公務員になっています。

 

青年海外協力隊の帰国後の進路として「自営・起業」を選んだ人は、634名中たったの3人しかいない

もう1つ気になったのは、
「自営・起業」 の割合の少なさ。

 

 

 

先程と同じアンケートですが、
「就職」の中で、0.8%しかいません。
(そもそも「就職」の中に「起業」があるのはなんか違和感を感じますが…)

 

 

グラフの数字から計算すると、
「自営・起業」を選んだ人は、
全回答者634人のうち、3人しかいないことになる。

 

 

 

この数字ってなんか低すぎないですか?

 

 

 

あまり知られていないんですが、
協力隊は実は起業にうってつけの制度なんですよね。

 

 

 

 

ビジネスとは対極にあるボランティアなんですけど、
実際、ビジネスをする上で必須の、
「マーケット感覚」も身につけやすいです。

 

 

 

なのに、634名中3名しかいないなんて!
起業したくて協力隊を選んだ僕としては、
本当に信じられません。 

 

 

「進路希望調査票」には、なぜか「起業」が選択肢として存在しない

ただ、起業を選ぶ人は実際のところ、
かなり少ないんだろうなっていう気はします。

 

 

協力隊は帰国まで残り数ヵ月になると、
「進路希望調査票」というものを提出します。
その紙で選べるのははざっくり言うと、「就職」か「進学」しかない。

 

 

 

 

しかも、これまたびっくりすることに、
「起業」という選択肢がない。

 

 

 

 

元協力隊の宮崎さんも書いていますが、
おかしなことに「起業」という選択肢がないんです。

青年海外協力隊の帰国後の進路希望調査票をJICAへ提出「帰国後の選択肢は、就職でも進学でもなく起業」 | JIBURi.com

 

 

 

 

2年前、これを読んだときも心底驚きましたが、
2年経って自分が進路希望調査票を直に見たときに、
まだ「起業」がないことには、更にびっくりしました。

 

 

 

 

この記事で紹介している本にも書いてありますが、
昔は協力隊が帰国後もろくに就職もせず、
ふらふら遊んでいることが問題視されたみたいですね。

 

 

 

そういった背景もあって、
事務局側としても、「起業」のような、
後先不安定な選択肢は載せてないんでしょう。

 

 

 

「青年海外協力隊の帰国後の進路=とりあえず就職」 ってなってない?

協力隊後の進路は、統計としてこう出ています。
「就職」もしくは「復職」をする人がほとんど。
そして、「起業」をする人は恐ろしく少ない。

 

 

 

 

個人的には残念ですが、所詮、他人様の人生です。
民間企業や公務員になる道を選ぶのは別に構いません。
仕事しても立派だし、全く否定するつもりもありません。

 

 

 

 

 

ただ1つだけ言いたいんですよね。

 

 

 

 


「それ、本当に自分のやりたいことなの?」って。

 

 

 

 

 

もっと言うなら、

 

 

 


「青年海外協力隊の帰国後の進路=とりあえず就職」
って無意識のうちに、
勝手に思い込んでるだけじゃないの?って。

 

 

 

 

この「とりあえず就職」思考になってる人が、
すごく多い気がするんです。
そんな人達にずばり問いかけたいことが2つあります。

 

 

 

①自分と向き合い、本当にやりたいことが何なのかを考えることから逃げてない?

まず1つ目はこれ。
「自分の進路について、真剣に考えてないんじゃないの?」ってこと。
就職は、本当に自分がやりたいことなのかって問いかけたい。

 

 

 

 

「自分が本当は何がやりたいのか。」
「これからどんな風に生きていきたいのか。」

 

 

 

 

こんなことを考える時間って、
普段の毎日の生活の中では、
なかなかないと思います。

 

 

 

 

しかも、なかなかすんなり答えが出るものではない。
だからこそ、じっくり自分と向き合って、
考えることなんだと思います。

 

 

 

 

でも、残念ながら、こういうことって、
やっても決して楽しいことではないはず。

 

 

 

 

比較的自分と向き合うことが好きなクソ真面目な僕でもそう。
ノートに色々書いて、ああだこうだ考える時間は、
毎回実りがありますが、頻繁にやりたいことではない。

 

 

 

 

だから、考えることを投げ出して、
「もうとりあえず就職でいいや」って
なっちゃう人も結構いるんじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

1度しかない人生を、
適当になんとなく生きていくのでもいいなら、
まあそれでもいい。

 

 

 

 

 

でも、少しでも満足の行く人生を送りたいとか、
充実した毎日を送りたいとか、そんなことを1ミリでも思うなら、
自分と向き合うことから逃げちゃいけない。

 

 

 

 

ましてや、僕らは青年海外協力隊。
途上国で過ごす2年間は、本当に刺激的。
とんでもない量のインプットを浴びているんです。

 

 

 



だからこそ、普段はなかなかない、
自分の心の中を旅するような時間が、
時には必要なんですよね。

 

 

 

 

 

僕も自分の進路に悩んで、
会社を辞めるかどうか考えてた時がありました。

 

 




その時に何をしたかっていうと、
1人でビジネスホテルに泊まって、
自分とガッツリ向き合う時間をつくったんです。変人でしょ?(笑)

 

 

 



でも不思議なことに、そんなことをしたら、
心の底からやりたいと思えることが自然と出てきました。

 

 

 

 

もう一度、問います。 

「とりあえず就職」で本当にいいの?

 

 

②「就職」というレールを外れることにビビってない?もう外れてるから、とことん外れた方が人生面白いよ 

もう1つはこれ。
「就職以外の道に進むことにビビってるんじゃないの?」ってこと。
自分の本心から逃げてるだけじゃないのかって問いかけたい。

 

 

 


本当は就職以外の道に進みたいと思っている。
でも、それはなんか怖くて「とりあえず就職」に、
逃げちゃってる人も結構いるんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

気持ちは分かります。
みんなが選ばない道を選ぶことは、
人間である以上、やっぱり怖いし勇気がいる。

 

 

 

 

いわゆる「レール」から外れるのって、
なかなか大きな決心ですもんね。

 

 

 

 

 

 

でも、僕は思うんですよね。

 

 

 

 

 

 

もう「レール」から外れた道を選んでるのに、
何を言ってんだよって。

 

 

 

 

 

大多数の人が選ばない道という点で考えたら、
青年海外協力隊になるってことは、
十分「レール」から外れた道なんですよ。

 

 

 

 

 


だって、20代・30代の2年間っていう、
人生において、超大事な時間を、
世界の片隅にある途上国で過ごしてるんですよ。

 

 

 

 

 

そんな人、日本社会の中ではほとんどいませんよ。
協力隊になった時点で、
もう十分「レール」から外れてるんですよ。

 

 

 

 

だから思うんですよね。

 

 

 


一旦「レール」から外れたんだから、
もうとことん外れちゃえばいいじゃんって。

 

 

 

 

 

 

先日、ネパールにいる後輩隊員と、
協力隊後の進路について話したんですが、
彼はこんなことを言っていました。

 

 

 

 


せっかく協力隊になったのに、
そのまま日本社会に戻ったら、
なんか面白くないじゃないですか?

 

 

 

 

200%同意します。

 

 

 

 

せっかく途上国で2年を過ごすっていう、
なかなかしない経験をしているのに、
そのまま日本社会に何事もなかったかのように戻る。

 

 

 

 

 

なんか面白みに欠けませんか?
なんかつまらなくないですか?


 

 

帰国後、面白い進路を選んだ協力隊出身の人はたくさんいる

 

実際、協力隊後に面白い道を歩んでる人って山ほどいます。

 

 

「留職」プログラムという超画期的な事業を運営する、
NPO法人クロスフィールズの代表である小沼大地さん。


 

エチオピアの素材を使ったレザーブランド、
andu amet代表の鮫島弘子さん。


 

「告白」「少女」などのミステリー小説で有名な、
小説家の湊かなえさんも実は協力隊出身。


 

 

もっと身近なところでいえば、
新卒海外フリーランスとして、
世界を旅しながら働く、宮崎大輔さん。


 

アフリカ・ベナンから浴衣ビジネスを手掛ける、
シェリーココ代表の川口莉穂さん。

 

 

 

最近では、任期短縮したぴかりんこと、
根本晃さんも、またルワンダに戻って、
起業するみたいです。


 

 

僕の身の回りにいるネパール隊員の先輩たちも、
本当に面白い人が多いんですよね。

 

 


ゲストハウスを立ち上げようとしている人もいれば、
NGOに入って、ネパールで働いている人もいて、
自費で戻ってきて、活動の続きをやっている人もいる。

 

 

 

僕も帰国後はネパールにまた戻りますよ!

 

 

 


他にも変わった道を歩んでいる人はたくさんいます。
この記事にまとまっているので読んでみてください。

 


 

 

 

要は何が言いたいかって言うと、
面白い人生を歩んでいる人がこんなにいるんだから、
あなたにできない理由なんて1つもないってこと。


 

 

 

「就職」というレールから外れることに、
ビビる必要なんてないです。
もう協力隊になった時点で、すでに脱線してます。

 

 

 

 

もう脱線してるんだったら、中途半端に戻るんじゃなくて、
どうせなら何が待ってるか予想もつかないようなところまで行っちゃいましょう。


 

 

もう一度問います。「とりあえず就職」で本当にいいの?

協力隊の帰国後の進路について、
どうしても言いたい2つのことを書きました。

 

 

 

繰り返しになりますが、日本社会に戻って、
民間企業や公務員になること自体は全く否定しません。
よく考えた上でそれが本当にやりたいことなら最高です。

 

 

 

 


でも、僕が言いたいのは、
「とりあえず就職」思考になってるんじゃないの?ってこと。

 

 

 

 

自分の人生や進路について、
本当に真剣に向き合ってますか?
それから逃げて、なんとなく就職を選んでませんか?

 

 

 

 

もしくは実は他にやりたいことがあるのに、
その道に進むのが怖くて、
なんとなく就職する道に逃げていませんか?

 

 

 

 

何も考えずに「とりあえず就職」を選ぶことは、
短期的に見たら楽です。
でも長期的に見たら、必ず後悔します。


 

 

 

なぜなら、後悔の有無は、
選んだことに対する「結果」ではなく、

選んだ人が「誰なのか」によって決まってくるから。

 

 

 

 

 

「とりあえず就職」は「他人」が選んだ道。
そこにはいつか必ず、大きな後悔が待っています。

 

 

 



協力隊になるのだって、
他の誰でもない「自分」の意思で選んだはず。

 

 

 


会社を辞めたり、新卒で来たりと、
もうすでに「レール」から外れてるんだから、
もうとことん脱線してやりましょうよ。

 

 

 

 

そうしたら後から振り返ってみたときに、
自分だけの道ができていますから。

 

 

 

 

 

自分と向き合う方法はこちら。

次は⇒人生を変えるきっかけは創るもの!自分を見つめ直す秘密の方法を教えます

 

ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

「とりあえず就職」を選ぶくらいなら「とりあえずネパール」にするのよ~