僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

帰国まで3ヶ月。切なくて苦しくて「帰ってきたドラえもん」みたいだ

 

ナマステ!
ネパール在住ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

気がつけば2017年も、もう3月ですね。時が経つのは早い早い!
青年海外協力隊としての僕の任期も残り3ヶ月になりました。
そんな僕が最近心がけているのは、自分の「存在」を消していくこと。

気分はまるで「帰ってきたドラえもん」で未来に帰っていくドラえもん。
なかなか心情的に苦しい生活を送っています。

最近、村で僕は「もう帰国まであと3ヶ月だ~」が口癖になっている

最近、村に行くと僕はある言葉を村のおばちゃんたちに言うようにしています。
それは「もう帰国まであと3ヶ月だ~」と口にすること。

ネパールから早く日本に帰りたくて言ってるわけじゃありませんよ。
あることをおばちゃんたちに意識してほしいからです。
それは紛れもなく、僕がこの村からいなくなるということ。このことをおばちゃんたちに強く意識してもらいたいんですね。

1年9カ月も村にいるので、きっとおばちゃんたちはさほど意識してないと思います。
人によっては、「ビカス(僕のネパリネーム)はずっとネパールにいるでしょ」って思ってる人もいるかもしれません。
それもあって意識的につぶやくようにしています。

すべては村のおばちゃんたちが「ビカスがいなくても大丈夫だ」と言えるようになってほしいから

なんでそんなことを言うようにしているのか。

 

その理由は「ビカスがいなくても大丈夫だよ」と村のおばちゃんたちが言えるようになってほしいからです。
僕がいなくなってから、おばちゃんたちが苦労する姿を想像しただけで辛くなる。
だから僕がいなくても大丈夫だと言えるようになってほしいんです。

 

キャラメルにしろ、ラプシーにしろ、今まではなるべくおばちゃんたちと一緒に作業をやってきました。
製造はもちろん、パッキングも全部一緒にやるようにしてきました。
でも、今はなるべくおばちゃんたちだけでやってもらうようにしています。

本当は一緒にやりたいですよ。
だっておばちゃんたちとワイワイ言いながら仕事をするのは最高に楽しいですから。
でも心を鬼にして、自分たちでやるように仕向けています。

 

正直心配なところもあります。
「これ、本当に自分たちでできるのかな」とかしょっちゅう思ってます。
でも、おばちゃんたちは自分たちでできるんですよね。

 

キャラメルづくりのおばちゃんも、こないだ1人でキャラメルを作ることができました。

 

客観的に見たら大したことないかもしれない。
でも、今までのプロセスを知っているだけに、僕はすごく感動しました。
本当に嬉しい出来事でした。

自立していくおばちゃんたちを見るのは本当に嬉しい。でも、自分がこの村から去るのは寂しいという複雑な感情

おばちゃんたちが自分たちで色々できるようになっていくのは、本当に嬉しいこと。
でも一方で、自分がこの村からいよいよ去ってしまう時が近づいていることを体感していて、なんだか寂しい。
そんな感じでちょっと複雑な感情を抱きながら、毎日を過ごしています。

 

 いざ村に行く最後の日がやってきたら、きっと号泣してしまうんじゃないかな。

 

まるで「帰ってきたドラえもん」のドラえもんみたいだ

この今の自分の気持ちってなんかにダブるな~と思いながら考えていたら、ふと思い出しました。
そう!まさにあの感動の名作「帰ってきたドラえもん」のドラえもんの心情に近い。

映画ドラえもん感動名作選―帰ってきたドラえもん・のび太の結婚前夜 (This is animation)

映画ドラえもん感動名作選―帰ってきたドラえもん・のび太の結婚前夜 (This is animation)

 

 

この名作はマジで泣けるんです。
知らない人のためにあらすじをちょっと引用します。


未来の世界に帰ることになってしまったドラえもん。
突然の出来事にのび太はショックを隠せない。
彼はドラえもんを必死でひきとめるが、ついにある決心をする。
それは、ドラえもんが安心して帰れるように、これからは自分ひとりで問題を解決しようとするものだった。
いよいよせまった別れの日。町へ散歩に出たドラえもんとのび太の前にジャイアンが現れる。
いつものようにケンカをふっかけてくるジャイアン。
そこでのび太がとった行動とは…。 

 

解説・あらすじ - 帰ってきたドラえもん - 作品 - Yahoo!映画

 

ネタバレしてしまうと、のび太はジャイアンとの喧嘩に真っ向勝負で挑むんです。
自分1人で勝たないと、ドラえもんが安心して帰れないって叫びながら。
そしてドラえもんなしで、のび太君はジャイアンに勝つんです。

その姿を見たドラえもんは号泣しながらも、安心して未来に帰っていくという話。

 

村のおばちゃんたちにとって、僕がドラえもんだったなんて言う気はさらさらない。
助けられ、よくしてもらったのはむしろ僕の方だから。
でも、この映画の中でのドラえもんの心情と、今の自分の気持ちがダブるんですよね。

 

あと3ヶ月。どんな風に毎日を過ごそうか。
泣きたくなるシリーズはこちらも必読です。

次は⇒ネパールの人に「日本に行きたい」って言われると泣きたくなるんだ

 

ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

泣きたくなったら私を食べるのよ~