Kei's Way@Nepal

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僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

「ユダヤ人大富豪の教え1・2・3」全作のあらすじ・内容・感想まとめ(図解あり)

ナマステ!
ネパール在住ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

「ユダヤ人大富豪の教え」って知ってますか?
第3弾まで出てる超有名な自己啓発本!
もともと自己啓発本大好きな僕ですが、この本は1,2を争うくらい好きなんです。

ってことで3部作のあらすじ・内容・感想をまとめてみました。
なるべくわかりやすく図も入れてみたので、永久保存版ですよ!
名言も連発です!

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

 
ユダヤ人大富豪の教え〈2〉さらに幸せな金持ちになる12のレッスン (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教え〈2〉さらに幸せな金持ちになる12のレッスン (だいわ文庫)

 
ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)

ユダヤ人大富豪の教えIII ~人間関係を築く8つのレッスン (だいわ文庫)

 

 

 

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅠ・Ⅱ・Ⅲ」の概要

それぞれの本の内容を詳しく見ていく前に。
まず最初にこの3部作の概要を図にしてみました。

まず「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」。舞台はアメリカです。
この本は「幸せな金持ちになる17の秘訣」というサブタイトルが示す通り、幸せなお金持ちになるための入門書です。
お金を稼ぐことだけでなく、感情や思考の整え方、人との付き合い方など、様々な事柄をバランスよく教えてくれる基本的な1冊になっています。

 

続いて「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」。
舞台はヨーロッパのスイスです。
この本はお金や資産構築に関する知識や考え方に特化していて、まさにお金持ちになるための本です。

 

最後に「ユダヤ人大富豪の教えⅢ」。
舞台は再びアメリカに戻ります。
この本は人間関係や感情といった内面的なことに特化していて、幸せに生きるとはどういうことなのかを教えてくれる本です。

 

「幸せなお金持ち」になるためにはお金を稼ぐ知識はもちろん、幸せに生きる心のコントロールが大事ですよね。

 

なので、まず入門書の「Ⅰ」でお金と心両方について取り扱う。
「お金」に特化してさらに詳しく書かれているのが「Ⅱ」。
「心」に特化してさらに詳しく書かれているのが「Ⅲ」という理解でいいと思います。

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」のまとめ

いよいよここからそれぞれのシリーズを詳しく解説していきます。
まずは「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」から。

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」のあらすじ

主人公は20歳の学生でアメリカ滞在中。
1年の滞在が終わろうとしていた頃、ゲラーさんというユダヤ人大富豪に出会う。
独立して事業を興したいと考えていた主人公は、ゲラーさんに弟子入りし、成功の秘訣の教えを乞うというストーリー。

 

内容の要約①「自由人」と「不自由人」どちらで生きていくかを決める

本の冒頭で早速出てくるのが「自由人」と「不自由人」の話。
違いを一覧表にまとめてみました。

「自由人」とは、毎日自分が何もしなくても豊かな生活を送ることができる人。
ビジネスのオーナーだったり、印税がもらえる作家だったりと、お金が勝手に自動的に入ってくる仕組みを持っている人たちのことを指します。


反対に「不自由人」とは、日常的に仕事をしなければ生活ができない人。
言い換えるなら、自分の時間をお金に換金して入る人たちのことを指します。

 

こう見ると、絶対に「自由人」の方がいいように感じます。
でも、「自由人」も世間から誤解されたり、批判されたりもします。
人によっては普通の人生を生きた方がよっぽど幸せだったりもするわけです。

 

大事なのは、自分が「自由人」と「不自由人」のどちらの道で生きていくのかを決めることなんです。


「君が知っておくべきことは、それぞれの職業には違った成功のルールがあるということだ。
ある職業では役に立つことが、別の職業ではまったく役に立たないことがある。
そのルールのすべてを学んでいるヒマは人生にはない。  
だから、できるだけ早いうちに自分の生きていくスタイル(少なくとも自由人か不自由人か)を決めたほうがいいんだ。
年齢がいけばいくほど、ルールを学びなおすのは難しいからね」

 

ちなみに、収入の多さと「自由人」であるかは関係がない。
「不自由人」には大企業の社長、医者や弁護士などの収入が多そうな人もいる。
確かにそういった職業の人は確かに収入は多いかもしれませんが、自分が働かないとお金が入ってこないので「不自由人」なんです。

 

内容の要約②お金の法則・5原則を知る

「幸せなお金持ち」になるためには、お金について学ぶ必要があります。
ゲラーさんが教えてくれる「お金の法則」と「お金の5原則」がこちら。

お金の法則の「知性的な側面」は「お金に関するテクニック」とでも言えばいいでしょうか。
反対に「感性的な側面」は「お金に対する気持ちの持ち方」というイメージで理解してもらえればと思います。
お金に対して「卑しい」とか「トラブルの元」などネガティブなイメージを持たないことが大事。

お金の5原則については、図の通りです。
ポイントは2つあります。
まずは「たくさん稼ぐ」ということ。

 

いちばんお金持ちになる近道は「ビジネスをもつ」こと。
お金は人を喜ばせれば喜ばせた分だけ、自分に入ってくるもの。
お客さんだけでなく、雇用を生んで従業員にも喜んでもらえるようなビジネスをつくることが資産をつくる方法なんですね。


2つ目のポイントは最後の「分かち合う」ということ。
ゲラーさんはこんなことを言っています。


「幸せな金持ちは、富を実現する過程で、不思議なことに気づく。  
誰か個人が、お金を所有することは実はできないことだ。
お金は社会の中を流れる川のようなもの。
そして、川の流れを独占することはできないことを知るのだ。  

 

お金は誰も止められない「流れ」なんですね。
無理に止めようとすると水が腐ったり、氾濫してしまう。
だからその流れに逆らわずに、逆に流れを大きくすることが大事だと語ります。

 

「せっかく頑張って稼いだお金なのに!」と思うかもしれません。
でも独占の意識を捨て、シェアするという気持ちを持つとどんどんお金は寄ってくるんでしょうね。

 

内容の要約③成功したければ、「2種類のコミュニケーション能力」を高めること

最後の3つ目のポイントは「コミュニケーション能力」。
ゲラーさん曰く、コミュニケーション能力には2種類あります。
1つは自分の内面とのコミュニケーション、もう1つは自分の外側とのコミュニケーションなんです。

「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」には17の教えが書かれています。
でも、そのほとんどは2種類のコミュニケーション能力の高め方に分類できます。

目標設定、セールス、夫婦関係など一見してバラバラなことが書かれています。
詳細は実際に本を読むことで確認してほしいのですが、要は「思考」と「感情」を効果的に活かす方法が書かれていると理解してください。

 

ゲラーさんはこんなことを言っています。


人生は、『考えること』と『行動すること』の二つでできている。
いままで考えてきたことと、思考の結果行動してきたことの集大成が君だ。


「考えること」は文字通り、「思考」のこと。
人間は感情で動く生き物なので、「行動すること」は「感情」のこと。
僕らの人生に「思考」と「感情」は大きな影響を及ぼしていて、この2つは超パワフルなんです。


だから、自分が望む人生を生きたいなら、「思考」と「感情」という物凄い力を持つこの2つをどれだけ活かせるかが大事なんですよね。

「思考」と「感情」を自分の内面とのコミュニケーションに活かす。
そうすると、自分の好きなことが分かったり、自分の人生の方向性が定まる。

「思考」と「感情」を自分の外側とのコミュニケーションに活かす。
そうすると、自分以外にも自分の味方をしてくれる人ができて、力を貸してくれる。

 

だから「思考」と「感情」の力をうまく使って、2種類のコミュニケーション能力を高めると成功しやすくなるんですね。

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」の感想とレビュー

「幸せなお金持ち」の入門書という位置づけのこの作品。
学びに溢れた素晴らしい本なんですが、中でも一番大事な学びは「幸せ」と「お金」は全く別物であるということです。


「本当に成功したいなら、最初の動機が大切だ。
それがずれていると、ぐちゃぐちゃな人生を送ることになる。
パワーが欲しくて成功しようとすると、パワーゲームにはまってしまう。
人の尊敬を得ようとすると、人から注目をあびたいという無間地獄に落ちるんだよ。
すると、どれだけ、社会的に成功しても、君は決して幸せになれない。
成功するだけでは幸せになれないからね。
幸せに成功したければ、自分らしい人生を生きることに集中して、お金のことや成功することを忘れるのが大切なんだよ

 

僕らはどうしても「お金をたくさん持って成功すること=幸せ」 みたいなイメージを持っています。
でもこの本では「成功するだけでは幸せになれない」と説いています。
それどころか幸せに成功したかったら、お金や成功することは忘れなさいと言っているわけです。

 

僕も今ネパールというアジア最貧国で生活しているので、非常に納得しました。
ネパールの人は確かに経済的な豊かさはないかもしれませんが、決して不幸そうに生きていない。
むしろ、日本のサラリーマンの方が経済的に豊かなはずなのに、めちゃ悲壮感漂ってますよね。

 

「幸せ」と「お金持ち」は両立できるけど、イコール関係ではないんです。
だから「幸せな金持ちになる17の秘訣」というサブタイトルがついているんですね。
どうしたら「幸せ」と「お金持ち」を両立できるかを分かりやすく教えてくれる名著です。

 

 「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」のまとめ

続いてシリーズ第2弾のまとめです。

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」のあらすじ

前作同様、主人公は大学生のケン。アメリカから帰国して1年。
ダラダラと毎日を過ごしていたケンに、ゲラーさんから1通の手紙が。
なんと、ゲラーさんの親友でスイスにいる銀行家・ホフマンさんがお金のメンターになってくれるという。早速、ケンはスイスに飛んで教えを乞うというストーリー。

 

内容の要約① ”お金=「〇〇」”という観念が人生をつくる

「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」のテーマは「お金」です。
まず一番最初に問われるのが、お金とは何なのかという価値観の話。

 

ホフマンさんは、僕たちがお金に支配されながら生きていると指摘します。
家賃が安いからいいとか、服が半額だから買ったとか。
知らず知らずのうちにお金を基準にして物事を考えているんです。

 

だからこそ、お金のことを知ることが大事だとホフマンさんは言います。
そして、お金とは何なのかを考えるワークをケンにやらせます。
下の図は本の中でホフマンさんが出してくれた例です。

これだけたくさんの例がありますが、興味深いことに、人によって、お金は違うものになるんです。
要は、お金はその人の価値観をあぶりだすものなんですね。
だからこそ、ホフマンさんはこんなことを言っています。


お金に対して語るその人の価値判断で、ふだん何を考え、どのように行動するのか、そして将来までもわかってしまうのだよ

 

お金に対するその人の価値観が、その人の人生をつくっているんですね。
あなたにとって、お金とはなんですか?

 

人によってお金ってものは違うとなると、なんか混乱しそうですね。
ただお金の機能は3つだけなんです。(①交換機能②蓄積機能③自己増殖機能)
①は物を買う、②は貯金する、③は人口が増え、物やサービスが拡大すると勝増えていくと考えると分かりやすいです。

 

内容の要約②お金持ちになる方法は、お金が寄ってくる人になること

お金持ちになるには一生懸命努力してお金を掴まなきゃいけないと思ってませんか?
でもホフマンさんは全く逆のことを言っているんですね。
お金持ちはお金を引きつけているんです。

 

だからお金持ちになるためには、お金が寄ってくるような人になれと言っています、
富を引き寄せる4原則を下の図にまとめました。

①はエネルギッシュな人にお金は寄ってくるので、好き・得意なことをやること。
②はある程度の固まりになったお金は磁石になるので、お金を蓄積すること。
③は自分を経由して多くの人がお金を受け取り、周りを豊かにすること。
④はあらゆる機会をとらえて人を喜ばせることで、応援してもらうこと。

 

そしてもう1つ大事なこととして、ホフマンさんはお金と健康的な関係を持ちなさいと言っています。
これはどういうことかというと、お金と対等な関係を築きなさいと言っているんです。


お金持ちになりたかったらお金にとらわれちゃだめなんです。
だからお金を使うような「主人」でもなく、使われるような「奴隷」でもなく。
お金は自分の人生を幸せにしてくれる「友人」なんです。

 

内容の要約③「知性」と「感性」のバランスが幸せと心の平安をもたらす

お金の「知性」と「感性」。
これは「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」でもちらっと出てきましたね。
この2つの詳しい話が今作では出てきます。

 

「知性」と「感性」はお金から自由になるために必須のもの。
さらに上手に使えれば、自由になるだけでなく幸せに生きることができるとホフマンさんは言います。
下の図に2つをまとめてみました。

「知性」は「稼ぐ力」のこと。
どうやってお金をつくり、そのお金を人を豊かにすることでさらに増やし、そして守るかについての教えです。
お金の「インプット」といってもいいかもしれません。

一方で「感性」は「満足する心」のこと。
人を喜ばせる、感謝の気持ちを持つ、分かち合うなど、どうしたら気持ちよくお金を使えるについての教えです。
お金の「アウトプット」といってもいいかもしれません。

「入れる」と「出す」は排反するものなので矛盾しているかのように見えます、
でもそれは人間の身体と同じ。
食べまくって太るのではなく、ちゃんと出すものは出さないと健康になれません。

 

お金の「知性」と「感性」も同じで、両方を同時にしなければ矛盾はしません。
この2つのバランスをとることで、お金か自由になり、幸せと心の平安がもたらされるとホフマンさんは説きます。

 

至極全うですね。お金を稼ぎまくるだけじゃ幸せになれない。
一方で、お金を使いまくっていても幸せになれない。
2つのバランスをどうとるかが大事なんですね。

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅡ」の感想とレビュー

この本は「お金・資産構築」がメインテーマになっています。
なので、富を生み出すための方法論も詳しく書いてあります。
でも、最も価値ある学びは「お金から解放される・自由になる」とは何なのかについて書いている点です。

 

本の冒頭、ホフマンさんはケンに対して、お金から自由になることを宣言することを求めます。
それに対してケンは自分にはまだそんな資格がないと言って、躊躇します。
そのケンに向けて、ホフマンさんの言葉がこちら。


「まさしく、それなんだよ、お金から自由になれるかどうかの鍵は。
いいかい。
ほとんどの人間が、鍵のかかっていない牢獄に住んでいる。
それに気づかずに、自分の人生を自由に幸せにしてくれる鍵を求めて、一生懸命仕事をしたり、金儲けに血眼になっているのだ。
幸せになりたければ、わざわざそんな遠回りをしなくても、そう決めるだけでいいんだよ。
お金から自由になりたければ、なにも金持ちになるだけがその方法ではない。
お金から自分を自由にしてやるだけでいいのだ。
『自由になる価値が自分にはある』と思う人間は、それを宣言するだけでいい」

 

僕たちはお金持ちになりさえすれば、お金から解放され、自由になれると思っています。
お金がたくさんあれば、お金の心配もないし困ることもないと思い込んでいる。
でも、お金持ちの中には、一生困ることのない資産を持っていても、お金の不安を感じている人がいる。

 

要は、いくら経済的に自由でも、感情的に自由じゃなきゃお金から自由になることはできないってことなんです。
これは内容の要約③でも出てきた「知性」と「感性」の話そのままですね。

 

お金から自由になるために、僕らがいますぐできることはこの「感性」を身につけることなんじゃないかと思っています。
お金から開放された真の自由人になるための大事な学びを教えてくれる本です。

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅢ」のまとめ

続いてシリーズ第3弾のまとめです。


文庫化されていないバージョンはちょっとタイトルが違って「ユダヤ人大富豪の教えーふたたびアメリカへ編」になっています。 

ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇

ユダヤ人大富豪の教え ―ふたたびアメリカへ篇

 

 

 

「ユダヤ人大富豪の教えⅢ」のあらすじ

スイスへの旅から7年後。
主人公のケンは妻・礼子と結婚して1年だが、礼子が家を出て実家に帰ってしまう。
2,3日経てば戻ってくるかと思いきや、1週間経っても礼子は家に戻ってこない。

そんな中、ケンは出張のためアメリカへ。
そこでひょんなことから、新しいメンター・ハリーと出会い、彼が主催する「感情」のワークショップに参加することに。

内容の要約①人生を動かしているのは「感情」というエネルギー

ケンがハリーさんの「感情」のワークショップに参加するところが、この本のメイン。
なので、まず最初に「感情」について理解することが非常に大事です。
「感情」については「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」でもちらっと出てきましたね。

 

ハリーさんは、人生を動かしているのは「感情」なんだということを教えてくれます。
「感情」は巨大なエネルギー。人生を良くも悪くも支配するもの。
でも、ほとんどの人は感情の使い方を知りません。上手く使えば望んだ通りの人生を生きられるようになるのに。


感情とうまくつき合えるようになると、振りまわされることは少なくなる。
それどころか、人生のガソリンとして、うまく使えば、最高の幸せをもたらしてくれる。

 

印象的だったのは、感情にいいも悪いもないということ。
ハリーさんはポジティブな感情も、ネガティブな感情も両方同じように使える物なんだと言っています。


これには納得しました。喜びや感謝などのプラスの感情はもちろん大きなエネルギー。
でも、怒りや悲しみ、悔しさといった、決して心地よくない感情も同じ用に仕えますよね。
「悔しさをバネにする」って言いますもんね。

 

内容の要約②「人間関係のマトリックス」を理解する

この本で最も価値ある学びは「人間関係のマトリックス」を知ることができること。
図にまとめましたので見てみてください。

ハリーさんは、人間のタイプは大きく分けて4種類あり、その中で1対1の人間関係は2種類に集約されると言っています。

 

1つ目は、図の①と②で「ポジティブ自立」⇔「ネガティブ依存」。
もう1つは図の③と④で「ネガティブ自立」⇔「ポジティブ依存」。
これが人間関係がうまくいっていないときの図式で、お互いがお互いの位置で「綱引き」をしているかのような状態なんです。

 

自分が陥りやすいタイプはあるものの、どんな人でもすべてのタイプの要素がある。
そうして人は誰かと人間関係をもつ度に、各ポジションを駆け回り疲弊していく。
これをハリーさんはマトリックス上の「ダンス」と呼んでいます。

 

面白い事に、この図は自分の内面や国家間の関係にも当てはまるんです。
例えば日米関係は、大抵の場合日本はアメリカの言いなり。
なので日本が「ポジティブ依存」、アメリカが「ネガティブ自立」になりがち。

 

それぞれのタイプの特徴を簡単にまとめてみました。
自分がどのタイプに陥りがちなのかを考えてみるといいですよ。

ちなみに僕は③の「ネガティブ自立」になりがち。
周りを見下してるような、めっちゃ嫌なやつですね(笑)
気を付けなければ…。

 

内容の要約③「センター」を絶えず意識して、本物の豊かさを感じる

人間関係のマトリックスの4つのタイプを見ました。
どのタイプが一番いいのかって考えた人もいるかと思います。
でも残念ながら、どのタイプにいってもバランスが崩れているので人は疲弊していく。

 

じゃあどうすればいいのか。
その答えが「センター」なんです。
実は先程のマトリックスには中心点があり、そこは「センター」と呼ばれる場所。

 

マトリックスの4つのタイプの問題点について、ハリーさんはこんなことを言っています。


どのタイプの人間も、自分が正しいと信じている。
そして、誰もがみんな、自分は正しいと信じていたら、お互いにわかり合えるはずがないのだよ。

こんな状態だったら、そりゃ人間関係がうまくいくはずがないですよね。 

 

だから大事なのは、どんな人とのあいだにも「センター」を見出すこと。
その「センター」こそがお互いの中間地点であり、お互いに理解し合える場所なのだから、お互いが歩み寄ることが大切なんです。

 

例えば、相手が「ポジティブ依存」に見えたら、自分は「ネガティブ自立」に陥っている。
相手はなぜそんなにオドオドしているのかを考えてみる。相手に寄り添ってみる。
そうして相手と自分の真ん中に飛び込めるようになると、どんな人とでも深くつながれるようになると、ハリーさんは言っています。

 

人間関係だけでなく、自分の内面においても同じ。「センター」を意識すること。
豊かさとは、ただそこにいるだけで、心から楽しんで、安定している状態のこと。
自分の感情と向き合い、自分がどのタイプに行ってしまっているかを確認し、その反対側を意識して心を整える。

 

そうすることで、「センター」に近寄り、豊かさを「感じる」ことができるようになる。


本物の豊かさは、頑張ることでもなく、コントロールすることでもない。
ましてや君に縁がないものでもない。  
それは一言でいうなら、『ただ感じるもの』なんだ。
だから、君のいるマトリックスの反対側を絶えず意識してもらいたい。
すると、君たちは[センター]にいける。
このマトリックスの中心でしか、幸せ、豊かさ、安心感は得られない。

 

 「ユダヤ人大富豪の教えⅢ」の感想・レビュー

3作目のテーマは「感情・人間関係」。
少し複雑なテーマなだけあって、内容も3つの作品の中で最も深く、最も重要なことが書かれている本です。

 

「感情」は「エネルギー」。
だから感情の活かし方で人生がどうなるかが変わる。
普段意識してませんでしたが、感情ってものがどれだけ人生において大きなものなのか理解することができました。

でも、マトリックスの4つのタイプでは、その感情が偏っています。
なのでそのエネルギーは正しく使えておらず、無駄になってしまっている。
だから、4つのタイプで「ダンス」の状態になると、人は疲弊するんです。

 

そんな状態じゃ理想の人生を歩めるはずがないですよね。
ハリーさんもこんなことを言っています。


ダンスを続けているかぎり、本当に大事なことはスタートできない。
自分が本当はどんな人間なのかも、とうてい知ることはできない。

 

感情に流されると、人は周りが見えなくなりますもんね。


対照的に「センター」では、感情の偏りがない。
なのでエネルギーの無駄遣いもないし、人は疲弊もしない。
そうすると、人は本来自分が果たすべきことを自然とやるようになるんですね。

 

じゃあ人が果たすべきことって何なのか。
遡って1作目の「ユダヤ人大富豪の教えⅠ」から2つ引用します。


私は、常々一個人が世界に貢献できることは、ただ一つ、その人が生まれてきた使命に気づき、それを生きることだけだと思う。
それには『自分の好きなことをやる』。
ただそれだけでいいと思う。

 

じゃあ「自分の好きなこと」ってどんなものなのか。
主人公はゲラーさんに問います。


「ワクワクして興奮しているうちは、まだ本物ではないということですか?」
『自分が好きなこと』は、もっと静かで、落ち着いたものなのだよ。
周りの人間が評価してくれなくても、それをやるだけで楽しくてしょうがない、時間を忘れてしまう、そんなことだ。
賞賛がなくても、お金をもらえなくても、やっているだけで楽しくなってしまうこと、それが、『好きなこと』だよ」

 

静かで落ち着いた状態はまさに「センター」のこと。
要は人は「センター」にいると、「自分の好きなこと」をやるんです。

 

好きなことをやると、それがどんどん得意になる。
しかもやっていて苦にならないからお金も勝手に入ってくるようになる。
そして好きなことをやると、言うまでもなく心は満たされていく。

 

だから「好きなこと」をやると、「幸せなお金持ち」になれるわけです。
そしてその「好きなこと」をやるためには、「センター」で「感じる」ことが大事なんです。

 

すべてをつなげる3作目。 圧巻の内容でした。

漫画版・図解版もあります!人生で一度は読むべし!

「ユダヤ人大富豪の教え1・2・3」 のあらすじ・内容・感想を図解つきでまとめました。
本当に人生で大事な学びが詰まった本なので、ぜひ読んでみてください。
一度は読んでおいても損はないですよ。

ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣 (だいわ文庫)

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ユダヤ人大富豪の教え コミック版〈1〉―アメリカ旅立ち篇 (だいわ文庫)

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ユダヤ人大富豪の教え コミック版〈2〉弟子入り修業篇 (だいわ文庫)

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コミック ユダヤ人大富豪の教え スイス編?

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図解 ユダヤ人大富豪の教え (だいわ文庫)

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