【キャラメル物語~第9話~】遂に完成。必要だったのは「知識」じゃなくて「本気」だった

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ナマステ!
ブログはガチ。でもお腹はゆるゆる。
ネパール在住・青年海外協力隊ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

青年海外協力隊の活動記録。
大好評の村のおばちゃんとのキャラメルづくり。
前回は品質問題解決のため、ネパール風キャラメルの作り方を今一度学びました。

しかし解決案を見出すことができず…。
そこで、ひたすら毎日キャラメルを作ってみることにしました。

キャラメル量産大作戦!毎朝、出勤前にキャラメルをつくることを日課にした

農業ができない、乾季の収入向上としてやるキャラメルづくり。
なのに、もう乾季がやってきてしまう。
焦りながらも、今一度何が問題なのかを整理してみました。

品質の最大の問題は時間が経つとポロポロとキャラメルが崩れてしまうこと。
この状態だと、その場で食べる分にはいいですが長期間品質が持ちません。
そうなると、お店に置いてもらうこともできない。

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グルコースという素材を使えば、その問題は解決できる。
でもグルコースは高いので、これを使うと利益がほとんど出ない。
グルコースを使わずコストを抑えるため、牛乳・砂糖・バターという従来の材料だけで、品質を改善する必要があります。

 

どうすればいいのか、考えていても一向にアイデアは出てこず。
考えていても解決方法が分からないなら、残る方法は1つ。
手を動かして、実際に作ってみることです。

そこで、毎朝、出勤前にキャラメルをつくることを日課にしました。
名付けて、キャラメル量産大作戦!

 

「出勤前の朝なんて忙しいじゃないか!」って思うかもしれません。
でも、ネパールの朝はゆっくりできるんです。
何せ、オフィスの始業時間は10時。ネパールに来て朝6時には自然に目覚めるようになったので、時間には余裕があります。

 

そこで、毎朝せかせかとキャラメルを作ってみました。
毎回、ちゃんと記録を取り、考察する。
そしてまた翌日、材料の分量を変えてやってみる。

まさにPDCA!
なんだか理科の実験をしてるみたいでしたね。
世の中の商品はこんな風にして生み出されているんだろうな~とか思いながらとにかく手を動かしました。

 

ネパールの協力隊の先輩、シニアボランティアさん、他国の協力隊にもアドバイスを仰ぎ、決定的な助言をいただく

とはいっても、僕はお菓子づくりのプロでも何でもありません。
むしろ、全くやったことがないド素人。
そんな僕でもGoogle先生という強い味方がいると信じてやってきましたが、さすがに先生にも限界が見え始めました。

 

そこで、キャラメルづくりをやる一方で、専門性のある先輩隊員やシニアボランティアさん、お菓子作りに詳しい日本人の方にアドバイスを仰ぎました。
さらに、元お菓子メーカーで協力隊の恋愛マスター・タケダ氏にもバックアップしてもらい、とにかく意見をいただきました。

 

いただいたアドバイスをもとにして、試行錯誤しながらキャラメルづくりを進めていくとある仮説が得られました。
砂糖がちゃんと溶けきっていないから、ちゃんとキャラメルが固まっていない。
だから時間が経つとポロポロ崩れるのではないか。

 

そこで砂糖をしっかり溶かしきることを考えて、実験を繰り返しました。

 

大失敗作が思わぬ、大ヒントに!時間が経っても崩れないキャラメルが偶然できあがる

そんなことを意識しながら、キャラメルをつくっていたら、ある日大失敗をしてしまいました。
砂糖を溶かしきった後、しばらく火を止めていたら砂糖がガチガチに固まってしまいました。
「うわ~やっちまった~」とか思いながらも、最後まで作りきって置いておきました。

 

翌朝、その失敗作キャラメルを見たら驚くべき結果が。
なんと、自分が作りたかったガチガチに硬いキャラメルができていたのです。
試しに、3日、4日、1週間と置いておいても全く崩れない。

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大失敗だと思っていたそのやり方を応用して、また分量を調整するなど実験を繰り返しました。
その結果、ずっと作りたかった、ポロポロ崩れないキャラメルができ上がりました。

 

写真の上の色が薄いものが、これまでのもの。下の色の濃いものが、改善したもの。
全然見た目が違いますね!
恐らく、上の方は砂糖が溶けきっていない。なので形もボコボコですね。

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ネパールのキャラメルらしく、硬い!
でも、噛むと中から甘い汁が口の中に広がっておいしいです。
ぜひ食べていただきたい自信作!

僕に足りなかったのは「知識」ではなく「本気」だった

僕にはキャラメルづくりの「知識」がない。
だから、 この品質問題を解決できないと勝手に思い込んでました。
でも、今思うと足りなかったのは「知識」じゃなかったです。

僕に足りなかったのはキャラメルに向き合う「本気」の姿勢でした。

 

僕は根っからのめんどくさがり。
だから人に意見を聞いてばかりで、そこから誰か答えを教えてくれないかなって思ってました。

でもそんな考えは甘いんですよね。
村のおばちゃんとやると決めたキャラメルづくり。
決めたのは自分です。自分が頑張らない限り、問題は解決しません。

 

そんな当たり前のことを疎かにしていて、解決できるわけがなかったんです。
改めて「本気」で何かに取り組むことの大切さを身に染みて感じました。

 

次回予告:いよいよお店で売り出します!

最大の壁だった、品質問題を解決できたのでいよいよお店で売り出します。
果たして売ってくれるお店はあるのか?
次回もお楽しみに!

キャラメル物語の過去記事はこちら! 

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ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

私と一緒に売ってみるといいわよ~