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ナマステ!
ネパール在住・青年海外協力隊ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

僕は今青年海外協力隊として、海外でボランティアをしています。
海外でボランティアするというとこんなことを言われたりします。

「なんで海外でボランティア?日本にも問題はあるし、困ってる人もいるじゃん」

これを聞くたびに、僕は「残念だな」と思ってしまいます。
一見して鋭い指摘のように聞こえますが、的外れすぎ。
「なんで?」って思ってしまったあなたにその理由を説明します。

 

ボランティアをする理由:自分が「助けたい」と思う人がいるから

そもそも、なんでボランティアをしたいと思うのか?
それは、自分が力になりたいと思う人がいるから。

 

僕の場合は、大学生の時に、カンボジアで1人旅をしていたときの出来事が原体験。

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アンコールワットの周辺で学校にも行かず、必死に観光客におみやげを営業する子どもたちの存在。
今まで「世界の恵まれない子供たちのために寄付を!」とか聞いてきたけど、いざ目の前にいると物凄くショックだった。

 

そして、いつかこういう途上国で苦しい思いをしている人達のために、何か力になりたいなと思うようになった。
それまでは、海外ボランティアとか国際協力ってなんか偽善者っぽいなって思ってた。
でも、そんな僕の腐った価値観が劇的に変わった瞬間だった。

 

その体験が、今青年海外協力隊として僕がネパールにいることに大きな影響を与えていることは間違いない。

 

海外でボランティアをする理由:海外に「助けたい人」がいるから

自分が助けたい、少しでも力になりたいと思う人たちがいる。
そんな人たちが大好きな海外にいる。
だから海外でボランティアをしている。たったそれだけ。

 

海外だからとか、日本だからとか場所を第一優先にしてるわけじゃない。
ボランティアって場所で選んでするものじゃないでしょ?

 

もちろん僕は海外生活そのものが大好きだ。
海外にいると本当に毎日が楽しくなるし、ワクワクする。
だから青年海外協力隊になったのも、海外が好きだからという気持ちが大きいのは事実。

でもだからといって、別に日本が嫌いなわけじゃない。
嫌いなところはあるけど、好きなところはそれ以上にある。
生まれ育った国のことなんだから大好き。

 

でも、残念ながら日本には僕が助けたい、力になりたいと思える人がいない。
だから僕は日本でボランティアをしようとは思わないし、思えない。

 

ボランティアは困ってる人を助けたいんじゃない。「助けたい人」が困ってるからボランティアするんだよ

「なんでわざわざ遠い海外まで行ってボランティアするの?
日本にもたくさん困ってる人はいるじゃないか」

そんなことを大真面目な顔をして、真剣に言ってくる人は大事なポイントを全く理解していない。
それは「ボランティア」っていうものへの理解。

 

ボランティアは困ってる人を助けたいんじゃない。
「助けたい人」が困っているからボランティアをするんだ。

 

でも、3.11とか熊本地震とか大きな地震がある度に、いつもボランティアをしに現地に行く人はいるじゃないかって?
それはそのボランティアの人にとって、被災者が「助けたい人」だから。

でも、ボランティアを生きがいにしてる人もいるじゃないかって?
そういう人はいるけど、そういう人だって同じだ。
たくさんいる困っている人の中で、自分が本当に「助けたい人」を選んでボランティアをしているんです。

 

障がい者じゃなくて、サッカー少年相手にボランティアをしているのはなぜか?
ホームレスじゃなくて、孤児相手にボランティアをしているのはなぜか?
同じ困っている人でも、自分が本当に「助けたい人」を選んでいるはずですよ。

 

もう一度言おう。

ボランティアは困ってる人を助けたいんじゃない。
「助けたい人」が困っているからボランティアをするんだ。

 

ボランティアは聖人でもロボットでもなくて、心があるただの人間

ボランティアって言うと、志の高くて、心がピュアな良い人たちってイメージを持っている人もいると思う。
でもそんなマザーテレサみたいな聖人を想像されても困る。
もしくは、どんな困っている人のためでも働けるロボットでもない。

 

ボランティアだって、心のある普通の人間だ。

 

だから、ほぼ無給で興味関心の全くない人間のためになんて働けない。
あなたが見知らぬおじさんの汚い部屋は無料で掃除したくなくても、家族の汚い部屋なら無料で掃除してもいいかなって思えるのと同じ。
ボランティアだって普通の心ある人間なんだから、何でもかんでもほぼ無給で働けるわけじゃない。

 

逆に本気で助けたいと思える人だからこそ、無給でも頑張れるんですよ。

海外でも日本でも、ボランティアなんだから、自分の心が惹かれるところで頑張ればいい

「海外じゃなくて日本でボランティアしろ」発言が的外れすぎるのは、ボランティアってものを全く理解していないから。

 

ボランティアってものは「場所」で選ぶものじゃないんですよ。
「場所」の前に、必ず「人」で選んでいます。
どんな活動であれ、その活動は必ず自分が「助けたい人」を選んでやっています。

 

自分が「助けたい人」が困っているからボランティアをするんです。
困っている人を助けたいからボランティアをするんじゃないんです。

 

ボランティアは聖人でもロボットでもなんでもない。
心ある普通の人間なんですよ。
ボランティアをする人だってあなたと同じ普通の人なんです。

 

考えてみてください。
あなたは自分が会ったこともない人の部屋を掃除したいと思えますか?
給料ももらえないのに、そんなことをしたいって思えますか?
あなたがそう思えないように、ボランティアをする人だって思えません。

 

海外だろうが、日本だろうがどっちでもいいんです。
そんなことは問題じゃない。
問題は、自分がボランティアをしてまで、本気で助けたいと思える人は誰なのかって話。

 

その人が日本にいれば、日本で頑張ればいい。
海外にいれば、海外で頑張ればいい。
ボランティアなんだから、自分の心が惹かれる人のために頑張ればいいじゃんか。

 

ちなみに僕は自分が力になりたいと思える人のためにボランティアしてるんで、超楽しいです。

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