仕事のやりがいがないなら「志事」しよう。名著「働く意義の見つけ方」が熱すぎた

 

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ナマステ!

熱い。熱すぎる。
久々に物凄い本に出会いました。
NPO法人クロスフィールズ代表理事、小沼大地さんの「働く意義の見つけ方」。

 

 

 

「働く」ということに対して悩んでいる様々な人に読んでほしい名著。
特に仕事にやりがいを感じられなくて悩んでた、昔の僕みたいな人にこそ贈りたい本。

ビビッときたところを中心に本の内容を紹介していきます。

僕が青年海外協力隊になったのは著者の小沼大地さんの存在が決め手だった

まずこの本を書かれた著者の小沼大地さんについて。
現在、NPO法人クロスフィールズの代表理事をつとめる小沼さん。
実は、僕が青年海外協力隊になったのは小沼さんの存在が決め手でした。

 

途上国で事業を興したい。でも事業の種は何1つ持ってない。
だからこそ、協力隊で2年間みっちり現地に住み込むことが大事だと考えました。

 

でも、1つだけ不安な点がありました。
それは青年海外協力隊後に起業したロールモデルのような存在が知らなかったこと。

 

国際協力のボランティアの世界からビジネスの世界。
しかも、自分でビジネスを始める人なんて全然いるとは思わなかった。
だからこそ、小沼さんの存在を知った時、僕は本当に安心しました。

 

しかも小沼さんの事業はめちゃくちゃ斬新で面白かったんです。
後述しますが、世の中を変える事業をされていました。

「こんなにも革新的な事業をやっている先輩がいるならこの道で間違いない」

 

そう思って、僕は会社を辞め、青年海外協力隊の道に進むことを決めました。

 

NPO法人クロスフィールズの「留職」プログラムとは?

そんな小沼さんが創業されたNPO法人クロスフィールズの事業内容。
それは「留職」プログラムというもの。
一言で言うなら「民間企業版の青年海外協力隊」

 

民間企業の社員を新興国のNPOや企業に派遣し、社会課題の解決に取り組む。
その結果、新興国理解だけでなく、派遣された社員リーダーとしての力を伸ばす。
さらに、自分の本業を活かして社会に貢献できるという喜びが働く意欲をも上げる。

 

詳しくはホームページの説明が分かりやすいので見てほしい。

crossfields.jp

 

プログラムを紹介する動画もあったので興味ある人はぜひ。

 

前置きはこれくらいにして、ここからは本の内容でビビッときたところを紹介します。

(1)仕事にやりがいを感じないなら「志事」をしよう

本のサブタイトルにもなっている「志事」という考え。
これがマジで素敵でした。

本来あるべき働き方とは、どんな状態なのだろう。
僕は、「自分」と「仕事」と「社会」という3つが1本の線でつながっているような状態こそが、最も理想的な働き方だと考えている。

「自分」と「仕事」とがつながっているとは、次のような状態を指す。
・自分がなぜ今の仕事をしているのかに対して、納得できる答えを持てている
・企業名や肩書きに関係なく、自分の仕事に揺るぎない誇りを感じられている
・会社での仕事を、自分自身の持つ情熱や志と重ねながら、胸を張って説明できる

そして、「仕事」と「社会」とがつながっている状態とは、こんなイメージだ。
・目の前の仕事が誰かの「ありがとう」につながっていることを具体的に想像できる
・今取り組んでいる仕事の成果が、自分の子供や孫にも必ず役立つと思えている

この両方のつながりが実現できていて、「自分」「仕事」「社会」という3つの結び付きを、働く人がしっかりと意識できている状態での働き方。
そんな働き方のことを、本書では「志事」と呼ぶことにしたい。

小沼大地「働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀」

 

今の20代の中で、特に大企業に勤めている人達って仕事にやりがいを感じられていないことが多い。
僕の周りでもそうで、みんな死にそうな感じで仕事をしている。
仕事が楽しくて楽しくて、ずっと仕事をしていたいっていう人を僕は知らない。

 

社会人時代の僕も例外じゃなくて、ずっと死んだような目をして働いていた。
仕事が忙しかったこともそうだけど、何よりも辛かったのはやりがいを感じられなかったこと。
要は、「志事」じゃなくて「仕事」をしていた。

 

「どこで働いているのか」「何の仕事をしているのか」は関係ない。
重要なのは、目の前にある仕事に「社会とのつながり」を感じることだ。
そうすれば、今すぐにでも、仕事は志事に変えられるのだ。

 

働くことが「志事」じゃなくて「仕事」になってしまっている人。
そんな人はどうしたら「社会とのつながり」を感じられるか、意識してみるといいかもしれない。

(2)「挑戦者」になれないなら、せめて「応援者」になれ

チャレンジする人や優秀なリーダーがなかなか出てこないという課題を抱える日本。
でも足りないのは「挑戦者」じゃなくて「応援者」なのかもしれない。

 

日本の組織ではよく「チャレンジする人が少ない」「変革を起こすリーダーがいない」といったことが話題になる。
だが、実は日本の組織に本当に足りないのは、「挑戦を応援する人」なのだと思う。

ニワトリと卵ではあるが、挑戦を応援する風土がないからこそ、チャレンジしようと思う人が出てこなくなってしまう。
いきなり自分が何かを始めるのはちょっと抵抗があるという人にも、ぜひ「誰よりも挑戦を応援する人になる」という一歩を踏み出してもらいたい。
それこそが、誰かの挑戦を後押しして、組織を動かす力になっていく。
どんな挑戦も、一人では決してできない。 あなたの力が必要なのだ。

 

これは本当にそう思う。

「出る杭は打たれる」という文化はマジでなくしたほうがいい。
打たれる本人はもちろん、杭を打っている側の労力ももったいない。
結果、誰のプラスにもならないどころか、社会的に大きな損失になっている。

 

チャンピオンという英語は、一般的には「優勝者」という意味で知られている。
だが、実はもう1つ、「ある思想や活動を擁護し、応援する人」という意味がある。
僕たちはこの後者の意味で、チャンピオンという言葉を使っている。

 

 「挑戦者」になれないなら、無理にならなくてもいい。
でも、せめて「応援者」にはなろうよ。

僕はそんな「チャンピオン」になれる人が、僕のブログを通して1人でも増えればいいなと思ってこんな「無責任な応援」企画を始めました。

 

www.keikawakita.com

 

まずは「応援者」になることから始めよう!

 

(3)挑戦をすることのリスクが今ほど少ない時代はない

そして「応援者」になることができたら、やっぱり「挑戦者」になろう。
挑戦することのリスクが今ほど少ない時代はないんだから。

 

起業をしてからのこの5年間で実感しているのは、日本社会の流れや価値観は本当に大きく変化したということだ。
人々の価値観にしろ、社会貢献に対する考え方にしろ、テクノロジーにしろ、ありとあらゆることが様変わりしたといっても過言ではない。
そして、その変化のスパンはこれからまたどんどん短くなっていくだろうと感じる。

そう考えてみると、今の常識というものは数年後の非常識になっていて、逆に言えば、今の非常識が数年後の常識になるような時代を、僕たちは生きているのだ。
そんな時代背景の中では、キャリアなどの大きな意思決定で迷って「これをやる」と周囲に伝えたときに、誰もが「いいね!」と応援するような選択肢は、むしろリスクが高い。

反対に、自分は「これだ!」と強く信じられるものの、それが周りからはなかなか理解や賛同を得られていないような選択肢にこそ、未来を切り拓く可能性があると思うのだ。

(中略)

挑戦をすることのリスクが今ほど少ない時代はない。
そのことを、僕は声を大にしてみなさんに伝えたい。

 

ネパールに住んでる今僕が思うのは、日本に生まれた時点でリスクなんてほぼないってことだ。 経済的に学校に通えず、文字を読めないで大人になる人なんていないに等しい。

 

仕事がないっていっても、アルバイトならいくらでもあるから餓死なんてしない。
いきなり事件に巻き込まれて不意に死んでしまう確率だって世界最低レベル。
そんな環境が揃っている国に生まれた時点でリスクなんて世界から見たらほぼゼロ。

 

だからなんかやろうよ。やってみようよ。挑戦しようよ。

うまくいかなくて転んだら、またやってみればいいだけ。転んで大けがして、もう一回できない状態にさえならなければ何度でもできるよ。
リスクなんてほぼないんだからやってみよう。

 

「挑戦者」になろう。最高のやりがいは「挑戦者」の先にあるものだから

今、仕事にやりがいを感じないなら。
もっとやりがいのある仕事をしたいって思うなら。

 

まずは今の「仕事」を「志事」に変える努力をしてみよう。
カギになるのは「社会とのつながり」。
どうしたら「社会とのつながり」を感じられるかを考えてみよう。

 

それでもどうしても今の「仕事」が「志事」にならないなら?

身近な「挑戦者」の「応援者」になろう。
「挑戦者」がいるなら「応援者」だって必要だ。
そうして、挑戦者を応援するという一歩を踏み出そう。

 

そして最後はやっぱり「挑戦者」になろう。
結局、最高にやりがいのあることって「挑戦者」の先にあるものだから。

 

 「青年海外協力隊に行くの? 留職に行くの? 何それ、大丈夫?」
それぐらいの反応が返ってくるような突拍子もない挑戦を選択したほうが、未来の常識を創れる可能性が高いのだ。
それに何よりも、自分の意思で周囲が挑戦しないようなことに取り組むのは、大変ではあるものの、最高にやりがいのあることだ。

 

ずっと働きたかった会社でのキャリアを諦め、協力隊の道に進むという挑戦。
なかなかみんながすることじゃないし、ネパールでの生活は大変なこともある。
それでも、僕は自分の意思でネパールに来たことを誇りに思うし、最高にやりがいをもって、今青年海外協力隊として活動をしている。

仕事のやりがいで悩んでるなら「働く意義の見つけ方」は最高におすすめです。
クロスフィールズ立ち上げのこと、協力隊時代のご経験もめちゃ面白いです。

 

 

熱すぎる本なのでぜひ!僕は今2周目に突入してます!

 

ちなみに、日本での「仕事」を辞め、ネパールで「志事」をする今、僕は最高に幸せです。

 

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