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ナマステ!

「自分の居場所」がない。
こう感じてる人って多いと思います。

その中でも特に会社や職場に「自分の居場所」がないと感じている人。
こんな人って本当に多いんじゃないかと思います。

なかなか成果が出せなくて居心地がよくなかったり。
上司や同僚など周りの人間と合わなかったり。
「この職場合わないな」と思いながら働いている人ってたくさんいるはず。

そんな人に、絶対に絶対に読んでほしい本を見つけました。
「自分の居場所」がないと感じていた会社員が、自分の居場所を作り出す物語。
内容があまりにも素晴らしかったので、その本を紹介します。

「僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語」

紹介したいのはこの本。
「僕が四十二歳で脱サラして、妻と始めた小さな起業の物語」

アンティーク着物を販売する「ICHIROYA」さんの社長、和田一郎さん。
そんな和田さんが脱サラして、ICHIROYAを始めるまでのリアルな物語。

僕はずーっとずーっとこの本を読みたかったんです。
なんでかっていうと、和田さんのブログは本当に面白いから。

kyouki.hatenablog.com

そんな和田さんが書く本なんだから面白くないわけがない。
いざ読んでみたら、期待通り。というか期待以上。
何度も読み返したい大好きな本でした。

「世界を変える」だけが起業じゃない。「自分の居場所を作る」ための手段でもある

読み始めて1分。あるフレーズを読んで、僕は一気にこの本にのめり込んだ。

最初にはっきりと宣言しておきたいのだが、この本は自分の満足する居場所をつくりたいと思っている人のために書いたものだ。

そして和田さんは、自分で稼ぐ道にも2つの道があると語った。

1つはいわゆる「起業家」の道。
莫大な金額を投資家から集め、「世界を変える」ような製品をつくる。
起業というと、誰もが思い浮かぶであろう姿。

もう1つの道が僕にはグッときた。

もう一つは、事業の成長よりも優先させるものがあり、どこかで満足する道だ。

自分の信念、変えることができないものに基づいて、やりたいように商売をする。

自分の家族に課すことのできるリスクを冷静に判断し、その範囲でリスクをとる。  

家族や仲間に辛い思いをさせたくはないと思い、顧客や従業員、取引先、地域社会を大事にし、拡大よりも商売の質を重視して成長を急がない道だ。  

そして、そこに自分の人生や生き様を重ね合わせ、満足する道だ。  

この本では、僕はそれを、「自分の商売と居場所を見つける道」と呼びたい。

起業家の話ってどうしても、シリコンバレーのスタートアップとかになりがち。
でも前者のような起業って大半の人にとっては夢のまた夢のような話。
自分には無縁だと思っている。

でも後者の道は違う。
「自分の居場所」を作るための道。
そしてこの本は、和田さんがこの道を作ってきた軌跡を描いたもの。

だから「自分の居場所」がない、「自分の居場所」がわからない。
そんな風に感じている人にこそ読んでほしい本なんです。

中年サラリーマンが「自分の居場所」を見つける話。だからリアリティがハンパない

タイトルにもあるように、和田さんは42歳で会社を辞めています。
奥さんも当時高校生と中学生だった2人の娘さんもいました。
そんな状況で会社を辞め、独立することを選びます。

これっていわゆる普通の中年サラリーマンの話。
だからめちゃくちゃ現実的なんです。
着物のビジネスを見つけるまでの葛藤も物凄いリアル。

会社員を辞めたって、何百万人という人が自分の商売で身を立てている。

あのパン屋さんだってそうだ。  

なのに、なぜ僕にはそういう道が見つからないのか。  

確かに、僕にはパンは作れないし、惣菜もだめ、釣具屋も、ジャズ屋も、「B to B」サイトもつくれないが、なぜ「何百万分の一」になる道が見つからないのか。  

やっぱり、そもそも、会社を辞めたのが失敗だったんじゃないか。  

自分の商売で食える人間というのは、僕のような人間とは全然違う特別のエネルギーを持った人間で、どれだけあがいても僕には無理なんじゃないか。

ただ呆然と座ったまま、立ち上がる気力すら起きない。

どこが、何が間違っているというのか。

僕はどうすればいいのか……。

この言葉とか痺れました。
子どもがいない僕でさえ痺れたので、家庭を持っている人にはたまらないはず。

僕は会社を辞める時、妻にこう念押しした。

「ひょっとしたら、小さな弁当屋さんの主人とおかみとかで人生終わるかもしれへんけど、ほんまにええんか?」  

僕の会社での行き詰まりをなんとなく実感していたらしい妻は、いいよと即答した。  

残るは子供たちであったが、小さな子供たちにそれを訊ねるのも酷な話だ。

しかし、僕の背中を押してくれた先輩は、こうも言ったのである。

「子供が大学に行かれへんようになったとして、それがそんなに大きな問題ですか。

だって、自分の人生を納得のいくように生きてみせることの方が、大学に行かせるより子供にとって大事なんじゃないでしょうか。

自分に嘘偽りなく生きていれば、親の背中を見ている子供は立派に育ちますよ」  

その言葉を思い出し、僕は子供たちにすまないと心の中で詫びて、自分の道を行くことを決意したのだ。

着物ビジネスを見つけるまでの話は本当に面白い。
でも一番響いたのは、和田さんの起業への想い。

会社にいて行き詰まっていた僕は、そのまま会社に定年までいても、死んでいるも同然だと思いつめていた。

僕は大きなお金が欲しかったわけでも、輝かしい名誉が欲しかったわけでもなかった。

たんに、ギリギリのところで自分が満足のいく人生を送りたかったのだ。  

自分が正しいと思うやり方で一生懸命に働き、それで日々に必要なお金をいただく。

評価してくれるのは、顧客だけというシンプルな生活。  

僕が欲しかったのは、そういう自分の居場所であった。

僕は残りの人生を、忙しくて貧しいかもしれないが、それでも僕らしく笑って過ごせる場所、そういう場所がつくりたかった。

それを会社や誰か他の人が提供してくれるのならそれでも良かったが、誰もそれを提供してくれないのなら、自分の意志でそれをつくるしかない。
 

そういう思いだった。

「自分の居場所」は自分で作るもの。でも生半可な気持ちじゃできないよ

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「自分の居場所」がない。
会社が作ってくれないから?
友達が用意してくれないから?

いつまでそんなこと言ってるんですか。
他人があなたの居場所をつくるわけがないでしょ。

「自分の居場所」は自分で作るしかないんです。
自分の人生は自分のものでしかない。
だから自分でなんとかするしかないんです。

その手段として「起業」があるということを教えてくれる本です。
でも和田さんはこうも言っています。

この本をここまで読んでいただいたあなたに、最後に問いかけたい。

本当に、自分の居場所は今の場所にはないのだろうか?  

自分でつくらなければならないほど、それはあなたの固い決意なのだろうか?  

そこでの生活がミニマムな金銭報酬しか得られないとしても、あなたはその場所をつくってそこで人生を送ることが、絶対に必要なのだろうか?  

道端でものを売ることになっても、後悔はないのだろうか?  

それこそが、あなたが自分の子供たちに見せたい背中なのだろうか?  

すべて、イエスというなら、僕はあなたの決断を止めたりしない。  

あなたとあなたの家族の前途に最大のエールを贈りたい。

要は生半可な気持ちでやるなよってことです。

「自分の居場所」ってのは、「ああー欲しいな」くらいの軽い気持ちじゃ手に入れられない。

自分や家族が路頭に迷う可能性だって十分にある
それでも欲しいと言えるのか。
そんな覚悟を問いかける本。
「自分の居場所」がない。そう感じている人にこそ読んでほしい1冊です。

「自分の居場所」が心から欲しい。
やっていくだけの覚悟もある。
でもいきなり「起業」ってのはハードルが高い。

そう感じる人には、次はこの記事がおすすめです。

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