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ナマステ!

僕は今、ネパールという国に住んでいます。
この国はアジアで一番貧しい国。(参照
そんな国に青年海外協力隊として住んでいる僕ですが、超幸せです。

自分でもなぜか分かりませんでした。
でも、最近、名著「嫌われる勇気」を読んだら納得しました。
僕は、この本に書いてあることを自然と実践していたんです。

詳しく説明していきます。

「嫌われる勇気」は「人の誰でも今この瞬間から幸せになれる」を説く本

本題に入る前に、「嫌われる勇気」がどんな本なのかをさらっと説明します。

「嫌われる勇気」は、アドラー心理学のエッセンスを分かりやすく説いた本なんです。
とにかくめちゃくちゃ売れていて、累計発行部数100万部を達成している。
2016年2月現在

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

 

じゃあ「アドラー心理学」ってなんなんだって話。

一言で言うと、「人は誰でも今この瞬間から幸せになれる」を説いた心理学なんです。
だから、「嫌われる勇気」は「幸せ」に生きるにはどうすればいいのか。
これを分かりやすくまとめてくれた本だと僕は思っています。

 

実践(1)「課題の分離」:自分は自分、他者は他者

この本で絶対に抑えなきゃいけない「課題の分離」
簡単にいうと、「わたしはわたし、あなたはあなた」で人間関係に明確に線を引くことです。
今の僕はこれがしっかりできています。

例えば、親と子どもの関係。
親が子に対して「勉強しなさい」って言うこと。
これは「課題の分離」をができていない。だから衝突が起きるんです。

およそあらゆる対人関係のトラブルは、他者の課題に土足で踏み込むこと——あるいは自分の課題に土足で踏み込まれること——によって引き起こされます。
課題の分離ができるだけで、対人関係は激変するでしょう。

アドラーは「人間の悩みは、すべて対人関係の悩み」であると言っています。
だから「課題の分離」ができていると、悩みが激減します。

青年海外協力隊として農家の所得向上に取り組む僕。
そんな僕もこれができるようになったら、悩みが一気に減りました。

僕は今、村のおばちゃんたちとキャラメルづくりに励んでいます。

 

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 取り組み始めた頃、これを僕は「自分の課題」だと思ってました。

だから、おばちゃんたちが自分の思った通りに動いてくれないと超イライラしてました。

でもこれはおばちゃんたちの収入を上げるんだから、「自分の課題」ではない。
僕にとっては「他者の課題」。
おばちゃんたちにも「これは誰のビジネスなの?」と常に問いかけるようにしました。

そうすると面白いことに、僕の悩みも減り、おばちゃんたちが自主的に動くようになってきました。

自分の悩みが減り、活動がうまくいくようになった今、僕は幸せです。

実践(2)「横の関係」:人と対等な関係を築けている

続いて「横の関係」
これがしっかり構築できているところも、僕が幸せを感じているところです。

「縦の関係」とは文字通り、「上下の関係」ということ。
どちらかが優れており、どちらかが劣っている。
そういう関係に基づいた関係のことを指します。

一方で「同じではないけれど対等」。これが「横の関係」です。

ぶっちゃけた話、僕は「縦の関係」が本当に嫌い。
なんか気持ち悪いって思っちゃうんですよね。
だから日本のサラリーマンが上司にへこへこする姿とか見てると吐きそうになります。

一方で、ネパールにいる今の僕の人間関係ですが、「縦の関係」が一切ありません。

強いて言えば、配属先の上司が当てはまりますが、活動上、一切は指示はありません。
(それはそれで問題なのですが)
JICAのスタッフさんも、活動に口を出すのではなく、見守ってくださっている。
そして一緒に活動している村のおばちゃんたちとは、まさに「横の関係」でやっています。

「縦の関係」ではなく、「横の関係」を築く。
これができている今、僕は幸せです。

実践(3)「貢献感」:幸福とは「貢献感」である

続いて、「貢献感」
自分が他の人に対して貢献できると感じられている状態のことを指します。
ここネパールで僕は「貢献感」を感じています。

「幸福とは、貢献感である」。それが幸福の定義です。

本の中にあった、なかなか衝撃的かつ、分かりやすい幸福の定義。
でも個人的に超納得しました。
大事なのは「貢献している」と自分で思えているかどうか。

他者から「よい」と評価されるのではなく、自らの主観によって「わたしは他者に貢献できている」と思えること。
そこではじめて、われわれは自らの価値を実感することができるのです。

ネパールにいる僕は「貢献感」を日々感じています。
要因の1つが、今年に入ってから活動として取り組んでいる「ラプシーキャンディ」。 

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これが非常にうまくいっていて、作っているおばちゃんからも超喜んでもらえました。
まだ帰国まで1年あるのに「日本に帰るときは盛大に送るね」と言われるくらい。
ネパールの人はあまり「ありがとう」を言わないのにすごく感謝してくれます。

ネパールのおばちゃんたちに感謝され、自分の価値を実感できている今、僕は幸福感を感じています。

 

実践(4)「いま、ここ」:「いま」を大事にして生きている

過去でも未来でもなく、「いま、ここ」。
ネパールに来て僕は、前よりも「いま」を大事にして生きることができるようになりました。

アドラーの目的論は「これまでの人生になにがあったとしても、今後の人生をどう生きるかについてなんの影響もない」といっているのです。
自分の人生を決めるのは、「いま、ここ」に生きるあなたなのだ、と。

人は過去を嘆いたり、未来を恐れたりしがち。
でも、アドラーが言うように、一番大事なのは「いま」なんです。
そして「いま」を疎かにすることは人生最大の嘘なんです。

人生における最大の嘘、それは「いま、ここ」を生きないことです。

青年海外協力隊の任期は2年。
短いんですけど、超長いように感じられます。

でもこの出来事を経て、僕は目の前にある「いま」を大切にすることができるようになりました。

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人生最大の嘘をついていないと心から言える今、僕は幸せです。 

実践(5):「自分の人生」を生きる:嘘をつかない&嫌われることを恐れない

最後は、「自分の人生」を生きること。
第一志望の会社を辞めてネパールに来ることを選んだ僕は胸を張って言えます。
今、僕は「自分の人生」を生きています。

なぜ「嫌われる勇気」がこんなにも売れ、こんなにも人の心に刺さるのか。
それは何度も何度も繰り返される「自分の人生を生きろ」というメッセージに尽きると思います。
そして、自分にも他者にも嘘をつきながら生きている人がたくさんいるってことなんです。

他者の期待を満たすように生きること、そして自分の人生を他人任せにすること。
これは、自分に嘘をつき、周囲の人々に対しても嘘をつき続ける生き方なのです。

「自由とは、他者から嫌われることである」。
だから、嫌われることを恐れていちゃだめ。
誰かに嫌われることは、それだけあなたが自分の人生を生きているという証拠。

あなたが誰かに嫌われているということ。
それはあなたが自由を行使し、自由に生きている証であり、自らの方針に従って生きていることのしるしなのです。

会社員時代、僕は自分にも他の人にも嘘をつきながら生きていました。
本当は別にやりたいことがあるのに、それを押さえつけて隠していた。
他の人から「こいつ変だ」と思われて嫌われるのが怖かった。

でも、ネパ―ルにいる今、僕は自分にも他の人にも嘘をつきながら生きていません。
そして今は、嫌われることも全く恐れていません。
むしろ、もっともっと嫌われなきゃなと思っています。

こんな風に思えている今、僕は間違いなく幸せです。

「いま、自分がどう生きるか」。足りてないのは「勇気」だけ

ということで、「嫌われる勇気」を僕がどう実践していたかを紹介しました。

「課題の分離」で、自分は自分、他者は他者と考える。
「横の関係」で対等な人間関係を築く。
「貢献感」を感じながら日々活動する。
「いま、ここ」を大切にして毎日を過ごす。
「自分の人生」を生きる。嘘はつかない、嫌われることを恐れない。

アジア最貧国で暮らすのってなかなか大変です。
1日の半分は停電だし、月1回は下痢に襲われます。
辛くて日本に帰りたくなるときもあります。

それでも、僕は幸せだな~と日々思っています。
ネパールという国が好きで、ここと僕が合っているのはもちろん。

でも、何よりも「いま、自分がどう生きるか」。
これを毎日考えながら、自分が思うように生きているから幸せなんです。

毎日をハッピーに生きれていない人へ。
今いる環境が最悪だから?
周りの人に恵まれてないから?

環境も周りの人も選んだのは、結局自分自身です。
納得していないなら、自分で変えればいいだけ。

世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない、ということです。

足りていないのは才能でも能力でもない。
あなたに足りていないのは「勇気」。たったそれだけのこと。

1人でも多くの人に「自分の人生」を生きる「勇気」を
それができるように、僕は僕自身の「自分の人生」を生きていきます!

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え