留学の目的と理由。ないと留学が無駄になるのはどっち?

★今月の一押し記事!

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ナマステ!
留学するとなると、多くの人が悩むこと。
それが留学の「目的」と「理由」です。

例えば、留学したい、もしくはこれから留学するっていうことを誰かに話す。
そうすると「何のために留学するの?」「なんで留学するの?」みたいなことをよく聞かれると思います。
交換留学など、選考がある場合は留学の目的志望理由も必ず聞かれますね。

あんまり聞かれると「もういいよ!」ってうんざりしますよね。
でも「目的」と「理由」って超重要。正しく違いを知っておく必要もある。
あなたの留学が、実りあるものになるかどうかにもかかってきます。

というわけで、留学の「目的」と「理由」の話をしていきます。

留学の「目的」と「理由」は似てる!でも全然違うもの

まず大前提として知ってほしいのが、「目的」と「理由」は全然違うものだということ。
これは留学そのものに関係なく、日本語の問題です。
一見すると超似ているので、同じようなものだと思ってしまいます。

でも全然違います。そして、留学においてはこの2つを混同してはいけません。
混同すると大事なことを考えず、無駄なことに悩むことになります。

「目的」は未来・前を向いて見えるもの

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辞書で引いてみると違いがはっきりします。
まずは目的から。

1 実現しようとしてめざす事柄。行動のねらい。めあて。「当初の―を達成する」「―にかなう」「旅行の―」

2 倫理学で、理性ないし意志が、行為に先だって行為を規定し、方向づけるもの。

Goo辞書

「先だって」とも書いてあるのが分かりやすいですね。
目的っていうのは未来。つまり、目的を考えるのは未来を考えることです。
これからどうなりたいのか、何を成し遂げたいのか。

そんなことを考えることが目的を考えることです。

「行動のねらい」と書いてあるように、的なんです。
的は基本的にはぶれない。的がぶれなかったらやるべきこともぶれない。
だから目的をしっかり立てることって超大事。

「理由」は過去・後ろを振り返って分かるもの

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反対に「理由」を辞書で見てみます。

物事がそうなった、また物事をそのように判断した根拠。わけ。子細 (しさい) 。事情。「健康上の―で辞職する」

いいわけ。口実。「風邪を―に休む」

3 哲学で、論理的関係においては結論に対する前提、実在的関係においては結果に対する原因。根拠。⇔帰結。

「そうなった」、「判断した」って書いてあります。
ってことは理由ってのは過去。理由を考えるのは過去を考えることです。
要は後付け。だから行動した後に初めて考えればいいこと。

「いいわけ、口実」と書いてあるように、でたらめってことです。
でたらめだからぶれます。
同じ人でも、時と場合によって言うことが変わるってことです。

「目的」がない留学を経験者はおすすめしないワケ

「目的」と「理由」。この2つが全然違うことが分かりました。
なのでここからは留学に結び付けて考えましょう。

まず留学と「目的」。留学を考えるんだったら目的は超大事です。
なので目的がない留学は、おすすめしません。

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なぜか。目的のない留学は、留学生活が濃くならないからです。
濃くならないってことは、実りある留学にならないってこと。

目的がないと、まずだらけます。周囲に流されます。
留学したのに英語が全然話せないとか典型です。
しっかりした目的がないからなんとなく毎日を過ごしてしまう。

そもそもですよ。
目的を考えないと、留学が本当にあなたのやりたいことかどうかも分からない。
ただ単に海外行きたいだけなら、旅でもいい。ワーホリもあるよ。

留学エージェントの中にはこんな記事を書いている会社もあるようですが信じられない。
「俺のやりたいことは留学じゃなかった」って渡航した後に気づいたら、お金返してくれるんですかね。

留学するのに“目的”を求めること自体がくだらないワケ | 栄陽子の留学コラム

目的があやふやだった留学時代。目的がはっきりしている青年海外協力隊の今。
どっちが充実しているかって行ったら間違いなく今です。
留学の目的をもっとちゃんと考えられていたら、もっと実りある留学生活になったはず。

高いお金と貴重な時間を使うのだから留学は一種の投資。
投資に見合う結果が得られないなら、やるべきではない。
だから、考えても考えても目的が分からないなら、留学なんて行かないほうがいい。

「理由」がない留学は大歓迎。行った後に分かるから

反対に「理由」がない留学。

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これは大歓迎。何の問題もありません。
考えてみたら分かることですが、「やってみたい」っていう気持ちに理由なんてありません。

サッカー好きの子どもになんでサッカーするのか聞いてみてください。
「そんなのわかんない」って言うはずです。

それと同じで、なんで留学したいかを考えてみて、理由が分からなかったらそれは本当にやりたいことです。
何かをやりたいという気持ちは、言葉では簡単に言い表せないもの。
だから留学したい理由が分からなくたって全然大丈夫。

それに思い出してください。
「理由」ってのは過去。行動した結果に初めて分かるものです。
行動していないのに、理由なんて分かるはずがない。

きっかけが何であるにしろ、留学したいと思っているあなたがいることは事実。

だから考えても考えても理由が分からなかったとしても大丈夫。
むしろ、考える必要のないことだから、時間を無駄にしない。
理由を考えるくらいなら、目的を考える時間に回しましょう。

留学の志望理由の書き方と実例:「理由」ではなく「目的」を書こう!

「ちょい待て!志望理由はなきゃ困るわい!」って思ったあなたへ。
確かに交換留学やトビタテ留学JAPANなどの奨学金に申し込む場合、志望理由を必ず聞かれます。
そういう面接の場面で、

「いや、わかんないっすけど、留学したいんすよね」

とか言ったらもう1発アウト。場合によっては怒られますね。

志望理由で聞かれてるのは「理由」じゃないんです。「目的」なんです。
あなたが留学を通してどうなるか。その未来に懸けたいか否かを判断するために選考するんです。
志望「理由」なんでややこしいんですけどね。

志望理由の構成を考えるとこんな感じになります。

①なりたい将来の自分の姿

②①を抱くようになったきっかけ

③①を実現するために必要で、留学で得られるもの

④①もしくは③を実現できる根拠

実際に交換留学を志望する大学生を想定して例を書いてみました。

①私の将来の夢は、世界で活躍できる国際的なジャーナリストになることです。

②高校生の頃、世界的に活躍するA氏のお話を聞きことがきっかけで、この夢を抱くようになりました。

③夢を実現するために、「ジャーナリズム」と「英語」を勉強することができるB大学への交換留学を希望します。

④高校時代に中国へ留学し、中国語を習得した私なら、必ず夢を実現できます。

①と③がつながっているかどうかが最大のポイントです。
これが密接であればあるほど、論理性がでます。

まとめ:「理由」のない留学はあっていい。でも「目的」のない留学はやめた方がいい

留学の「目的」と「理由」の話をしました。
留学するなら「目的」は必須です。目的のない留学は、時間とお金が無駄になる場合も。
でも「理由」のない留学は全然OKです。
ただ、志望理由だけご注意を。書くのは「理由」じゃなくて「目的」です。

留学の目的について、もっと知りたい人はこちらをどうぞ。
留学先を決める7つの歩み:(2)「留学の目的」を決める

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