Kei's Way@Nepal

読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

「星の王子さま」が5分で分かる!あらすじ・内容・解説・名言まとめ!

D.おすすめBooks

f:id:kei-lmnop:20161202001724p:plain

 

ナマステ!
ネパール在住ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

サン・テグジュペリが作者の名作文学といえば「星の王子さま」。 
読んだことある人、名前を聞いたことがある人も多いと思います。
この本、読めば読むほど深い作品なんです。

人生の大事な教えを説いてくれる名作。
簡単なあらすじと内容、分かりやすいで有名なオリラジ中田さんの解説、さらには珠玉の名言を紹介していきます。

 

サン・テグジュペリ「星の王子さま」とは?

サン・テグジュペリはフランス人の飛行士・小説家です。
そんな彼が書いた「星の王子さま」は1943年に初めて出版された彼の代表的な小説。
この作品は世界200以上の国と地域で出版され、世界で1億5千万冊も売れた大ベストセラーなんです。

星の王子さま

星の王子さま

 

日本でも様々な出版社と翻訳家によって出版・翻訳されているので、いくつか種類がありますね。

この作品、表紙・題名からしてもファンタジーな感じなのかなと思うじゃないですか。
でも、読んでみると全然そうじゃなくて、むしろ心にグサグサ刺さってくる。
だからこの作品は一言で言うなら、「羊の皮を被った狼」だと僕は思っています。

 

あとは「星の王子様」じゃなくて「星の王子さま」なんですね。
どうでもいいけど、このブログ書いてて何度も間違いそうになりました。

 

「星の王子さま」の簡単なあらすじ・内容・ストーリー

さあでは、あらすじ・内容・ストーリーを簡潔にして紹介していきます。
読んだことある人も、ない人もこれを見てもう一度お話を思い出しましょう。

 

シーン① 飛行士の「ぼく」がサハラ砂漠に不時着。星の王子さまと出会う

f:id:kei-lmnop:20161201203049j:plain

自分1人でなんとか飛行機を修理して砂漠を脱出しないといけない「ぼく」。
そんな「ぼく」のもとに現れたのが「星の王子さま」。

 

シーン②王子さまが自分の星を捨ててきた理由が「バラ」であると聞く

f:id:kei-lmnop:20161201203802j:plain

話を聞くと、王子さまは他の星からやって来たという。
しかも普通の家くらいの大きさしかない星。
そんな王子さまが自分の星を捨ててきたのは、一輪のバラが原因でした。

 

王子さまの星に咲いた、きれいなバラ。
でもそのバラは言葉で王子さまを振り回すようになります。
それに耐えられなくなった王子さまは自分の星から逃げ出しました。

 

シーン③「ぼく」はこれまで王子さまが周ってきた6つの星の話を聞く

f:id:kei-lmnop:20161201204402j:plain

バラから逃げ出すように自分の星を出てきた王子さま。
彼が自分の星の近くにある星を6つほど回ってきたことを「ぼく」は聞く。

 

「王様」の星。
「うぬぼれや」の星。
「酔っ払い」の星。
「ビジネスマン」の星。
「点灯夫」の星。(点灯夫=街灯をつける人)
「地理学者」の星。

そうした星たちを回って、王子さまはこの地球にやってきた。

 

シーン④バラが何千本もあった地球。王子さまはキツネと友達になり、大事なことに気づいたという話を聞く

f:id:kei-lmnop:20161201205248j:plain

地球に来た王子さまは、バラの花が何千本も咲いてるのを見かける。
そうして自分の星には一輪しかなかったバラが、実はどこにでもある普通の花だったことを知る。
その後、キツネと友達になった王子さまは、もう一度何千本も咲いたバラの花を見に行くことをキツネにすすめられる。

 

同じバラでも、自分の星に咲いたバラが世界にたった一輪しかないバラだ。
そのことに気づいたことを、「ぼく」は王子さまから聞く。

 

シーン⑤王子さまはヘビに咬まれるという方法で、自分の星へ帰る

f:id:kei-lmnop:20161201210513j:plain

王子さまと一緒に井戸で水を飲み終えた「ぼく」は飛行機の修理のために、王子さまと一旦別れる。
そして翌日の晩、王子さまを迎えに行くと、王子さまはヘビに自ら咬まれていた。

 

ちょうど王子さまが地球にやってきて1周年の日。
自分の星が遠すぎて、からだを持っていくことができない王子さまは、ヘビに咬まれるという形で星に帰っていきました。

オリラジ中田さんの「星の王子さま」の解説が分かりやすい!

だいぶざっくりとポイントを絞って、あらすじ・内容・ストーリーをざっくり説明しました。
でもこの「星の王子さま」って簡単そうで、理解するのが結構難しいんですよね。
すごく抽象的に書いているので、自分で意味づけをしないと深く理解できないのです。

 

そうしたら「しくじり先生」というテレビ番組で、オリラジの中田あっちゃんが超分かりやすい説明をしていたんですね。
もう少し深くこの作品を理解するためのポイントを紹介しますね。

 

ポイント①:「星の王子さま」は王子さまの話を「ぼく」が聞く形式

まずこれは大前提で理解しておきたいこと。
「星の王子さま」は王子さまの話を、パイロットの「ぼく」がずっと聞いているという形式で話が進んでいきます。
これをちゃんと理解していないと本当に混乱します。 

 

パイロットの「ぼく」は砂漠から脱出するために、飛行機を修理しないといけません。
なので、修理をしながら王子さまの話を聞いています。
時々「ぼく」は王子さまの話がうざったくなるのですが、その態度を見て王子さまは逆ギレしたりするんです(笑)

 

先程紹介したあらすじで言えば、シーン④まではずっと話を聞いてる形式です。

 

ポイント②:王子さまが行った6つの星は、「人が人生で溺れがちなものの象徴」

シーン③で紹介した、王子さまが6つの星に行ってみたという話。
ここで出てくる星たちは、酔っ払いとかビジネスマンとかなんだか変な名前でしたよね。
でもそれにはちゃんと理由があるんです。

 

オリラジ中田さんの解説でいうと、これら6つの星は「人が人生で溺れがちなものの象徴」だそうなんです。
並べて見てみましょう。

 


・「王様」の星     ⇒権力
・「うぬぼれや」の星  ⇒人気
・「酔っ払い」の星   ⇒快楽
・「ビジネスマン」の星 ⇒財力
・「点灯夫」の星    ⇒労働
・「地理学者」の星   ⇒学問
 

 

 確かに、これって人が溺れていくものですね。深い…。

 

ポイント③:一輪のバラは、あなたが本当に愛情をかけて大切にしているもの

「星の王子さま」で大事な登場人物とも言えるのが「バラ」。
このバラが原因で、王子さまは自分の星を飛び出したわけですから。
地球に来た王子さまは、バラが何千本も生えているのを見て、ごく普通の花であることを知ります。

 

でも、同じバラであっても自分の星に咲いたバラが、何千本ものバラとは全然違うことにも気づきます。
何が違うんでしょうか?

中田さんの解釈は「愛情」。
つまり一輪のバラが表していたのは、「恋人」だと言ってます。

 

これも間違いではないです。
でも「夢」や「仕事」など自分が愛情をかけている大切なものであれば、なんでも当てはまると個人的には思います。

 

「星の王子さま」の珠玉の名言16選!「大人」になってませんか?

最後に「星の王子さま」の珠玉の名言を紹介していきますよ。
「大人」になってしまっていると、王子さまの言葉がグシグシ刺さります。


冒頭でも言いましたが、この作品は様々な出版社・翻訳者が出版・翻訳しています。
今回はゴマブックスさんが出している星の王子さまで名言を紹介していきます。
微妙に出版社・翻訳者によって、訳し方が違いますので、もしかしたらあなたが読んだバージョンとはちょっと違うかもしれません。

 

名言①大人は、事実をありのままに見れない


大人たちは頭が固いので、事実をありのままに見ることができません。 


大人になると、なんでも「頭」で判断するようになりますよね。
無駄に知識や理性が働いて、素直に物事を見れなくなってしまいます。
そうして、自分たちの都合のいいように事実を解釈してしまう。

 

難しいけど、これは避けなきゃだめですね。

 

名言②どうでもいいように見えることの本質を考えよう


何百万年も前から、バラの花はとげをつけてきたんだ。
それなのに、何百万年も前から、ヒツジは花を食べてきた。
そんなふうに何の役にも立たないとげを、どうしてバラがずっとつけてきたのか、その理由を知ろうとすることが、それほど大切なことじゃないって言うの !


王子さまが「ぼく」に向かってぶちギレたときに吐いた言葉。
大人になると、途端に生活が忙しくなりますよね。
ここネパールでは大人でも、毎日ぼーっとしてる人もいますが…(笑)

忙しくなると、余計なことを考えてる暇がなくなる。
仕事とか、本当に目の前でやらなきゃいけないことばかり考える。
でも、それってどうなんだろうなって思わされる名言。

名言③「言葉」だけでなく「行動」で判断しよう


バラの言葉ではなくて、バラの行動に基づいて判断すべきだったんだ。
バラは、素敵な香りでボクを満たし、ボクの心を明るくしてくれた……。
ボクは、逃げ出すべきじゃあなかったんだ!
意地悪な言葉の背後には、バラの優しさがかくされていた。
そのことに、ボクは気づかなくちゃいけなかったんだ。 

 

王子さまを振り回すちょっと癖のあるバラ。
意地悪な言葉で、王子さまを戸惑わせるんです。
でも、バラも実はそんなに悪いやつじゃないんですよね。

 

こういう人って現実にもいるいるって思わされた言葉です。

 

名言④自分しか持っていないものなんてこの世にない


ボクは宇宙にたった一輪しかない花を持っていると思って、有頂天になっていたけれど、そんなことはなかった。
あの花は、どこにでもある普通の花だったんだ。

 

地球で何千本のバラの花を見て、王子さま。
彼はバラが、自分の星にしかない世界に1つだけの花じゃないことを知ります。

これってショッキングだけど現実でもありますよね。
自分しか知らない、自分しかできないことだと思ったら全然そうじゃなかったりとか。
なんだかハッと現実に戻らせれる言葉。

 

名言⑤人と人に生まれる絆が、人間関係を特別なものにしてくれる


君は、まだ、ぼくにとって、ほかの何千人もの小さな男の子たちとまったく変わらない。
ぼくには君は必要じゃない。そして、君にもぼくは必要じゃない。
ぼくは、君にとって、ほかの何千匹ものキツネとまったく同じだからね。
だけど、もし君がぼくと絆を結んだら、ぼくたちはお互いを必要とすることになる。
君は、ぼくにとって、世界でたった一人の友だちになるんだ。
そして、ぼくは、君にとって、世界でたった一人の友だちになる… 

 

王子さまとキツネとの会話の中で、キツネが言った言葉。
確かに、この世には70億人もの人がいる。
傍から見たら同じ人間。でも自分にとってたった1人の存在っていますよね。

 

そういう世界でたった1人の存在をもっと大切にしたいですね。

 

名言⑥知るっていうのは、深く時間がかかるもの


君は、飼いならしたものしか知ることができないんだよ。
人間たちには、もう何かを知るための時間がない。
だから、お店に行って、出来合いのものを買うだけさ。
だけど、友だちはどこにも売っていないから、人間たちは友だちを持っていないんだ。


またまたキツネの言葉。
「飼いならす」っていうのは「絆を結ぶ」っていう意味で使われています。
「知る」ってめちゃくちゃ深くて時間がかかることなんだなって痛感させられる言葉。

 

名言⑦きちんと決めることで、普通の1日が特別な1日になる


きちんと決めてあるから、ある一日がほかの日と異なる。
ある時間が、ほかの時間と異なる。

これまたキツネの言葉。
なんとなく適当に過ごすんじゃなくて、前もって何をするかちゃんと予定を決める。
そうすると、その1日が普段とはずっと違う特別な1日になる。


普段ダラダラなんとなく過ごしてしまっている人には突き刺さりそうな言葉。

 

名言⑧目に見える「数」よりも大事なのは目に見えない「気持ち」


あのバラは、たった一輪でも、キミたち全員よりも重要なんだ。
なぜなら、ボクが、水をやったり、ついたてを立てたり、ガラスの器をかぶせたりして世話をしたからだ。
ボクは、あのバラのために、毛虫だってやっつけてあげたんだ――二、三匹は、蝶々にするために残しておいたけど。
不平不満だって聞いてあげたし、自慢するのにだって付き合ってあげた。
バラが、黙りこくっても、我慢してそばにいてあげた。
だって、ボクのバラだからね。


キツネと友達になり、何千本も咲いているバラをもう一度見に行った王子さま。
そこで王子さまがバラたちに投げかけた言葉。

 

大人になると、数とかそういう目に見えるものを大事にしがち。
確かにそっちの方が合理的でもあるから。
でも、本当に大事なものは数じゃ簡単にその価値を計れないかもしれません。

 

名言⑨大切なことは、目に見えない


それはね、ものごとはハートで見なくちゃいけない、っていうことなんだ。
大切なことは、目に見えないからね


またまたキツネの言葉。
そしてこの言葉は、「星の王子さま」という作品を象徴している言葉でもある。
特に「目に見えるもの」を大事にしすぎてる日本人には耳が痛いですね。

 

名言⑩愛情は時間をかけて育てるもの


「君がバラのために使った時間が長ければ長いほど、バラは君にとって大切な存在になるんだ」

 

これまたキツネの言葉なんです。
そしてこの言葉は、僕がこの作品の中で一番好きな言葉。

あなたが時間をかけてずっとやってることはなんですか?
あなたとずっと一緒にいてくれる人は誰ですか?
大切なものが分からなくなりそうになったときに思い出したい言葉です。

 

名言⑪大事な人との関係はいつまでも大切にする


「人間たちは、みんな、このことを忘れてしまっている。
だけど、君は忘れちゃあだめだよ。
君は、いったん誰かを飼いならしたら、いつまでもその人との関係を大切にしなくちゃ」 

 

これもByキツネ。もうキツネさんすごすぎ。キツネ師匠と呼ばせてほしい。
「飼いならす」ってのはさっきも出てきましたが、「絆を結ぶ」こと。
一度絆を結んだ人はいつまでも大事にしなきゃいけないんです。

 

名言⑫自分が何を探しているか分かってるのは子どもだけ


子どもたちだけが、自分が何を探しているか知っているんだね。


王子さまの言葉。
やりたいことが分からない人は、自分が子どもの時に何が好きだったかを考えるといいって言いますよね。
これは本当のこと。余計な考えが働かないから、子どもは真っすぐ分かるんです。

 

名言⑬目に見えないものが、美しさを生み出す


「家でも、星でも、砂漠でも、それを美しくしているのは、何か目に見えないものなんだね」 


王子さまと会話をする「ぼく」が発した言葉。

これは本当にそうだなと思います。
例えば、子どもが自分のために描いてくれた絵とかってすごくきれいに見える。
それはその絵の中に目に見えないものが入ってるからなんです。

 

名言⑭本当に大切なものは、中に入っている目に見えない何か


いまぼくが見ているのは、単なる入れ物に過ぎない。
本当に大切なものは、このなかに入っている目に見えない何かなんだ。


これまた王子さまとの会話の中で「ぼく」が発した言葉。
繰り返し出てくる「目に見えないもの」。
「目に見えるもの」にとらわれがちな今こそ、考えたい。

 

名言⑮忙しい日々を送っていても、実は本当は何がしたいか分かってない


人間たちは、急行列車に乗り込むけれど、自分たちが何を探しているのかわかっていない。
やたら動き回るだけで、自分たちが堂々巡りしていることに気づかないんだ。 

王子さまの言葉。
これは日本の忙しいサラリーマンには突き刺さりますね。
結局、なんで自分がこんなに忙しく働いているのかわからない人が大多数じゃないでしょうか。 

名言⑯大切なものは目じゃなくて、ハートで見るもの


地球の人間たちって、 と、王子さまが言いました。
――同じ庭に、何千本もバラを育ててるけど、それでも自分が探しているものを見つけることができない……。
「たしかにそうだね……」
――たった一輪のバラを大切にすれば、探しているものが見つかるかもしれないのにね。
水をゆっくり味わって飲んでも、見つかるかもしれない。
「そうだね」
それから、王子さまは、こうつけ加えました。
――目で見ても、大切なものは見えないよ。ハートで見なくちゃ。

 

王子さまの痛烈すぎる言葉。
数っていう「目で見えるもの」ではなく、気持ちっていう「目に見えないもの」を大切にしよう。

大切なものが見えなくなったら「星の王子さま」の本を読み返そう!

名作文学「星の王子さま」が5分で分かるように、あらすじ・内容・解説・名言をまとめて紹介しました。 

星の王子さま

星の王子さま

 

大切なものがちゃんと見えなくなってしまったときにぜひ読み返したい1冊です。
ページ数も短いので、さらっと読み返せちゃうのもいいところですね。
まだ読んだことのない人はぜひ1度読んでみてください!

 

ちなみに同じ名作文学で言えば、この作品も外せません。

次は⇒「アルケミスト」の本をもう一度読み返したくなる名言15選

 

ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

私のことも、かわいい見た目じゃなくて、中身で見てね~