僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

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協力隊OBが任地へ帰ったら「名前だけが残った」と知った。僕はもう悩まない

★今月の一押し記事!
ネパールの村で3日間ホームステイしたら、1つの「家族」になれた話

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引用:JIBURi.com

 

ナマステ!
ネパール在住・青年海外協力隊ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

僕の青年海外協力隊としての任期は残り半年。
いよいよラストスパートの時期ですが、ここに来て僕は悩んでいます。
残り半年で「実績」を追うべきなのか「現地の人とともに」という「姿勢」を追うべきなのか、それが分からずに悩んでいる。

でも、最近読んだ協力隊OBが任地へ戻り、自分の活動に意味があったのかを確かめに行ったという記事。

この記事を読んだら、自分の悩みがスッキリと消えました。
その理由を書いていきます。

 

青年海外協力隊OB・宮崎さんの記事の概要はこちら

自分が活動していた任地へわざわざ戻った協力隊OBの宮崎さん。
めちゃくちゃいい記事なのでぜひ1度全部読んでほしいです。
でも、念のため、概要も載せておきます。

 


・青年海外協力隊時代の目標は「10年後まで残る持続可能な支援」をすること
・協力隊が終わって一年半。その後が気になったので実際に活動していた任地へ
・一部、継続されていたものはあるものの、取組んでいた活動は現地の人で継続されていなかった
・しかし、現地の人はみんな自分の帰りを待っていて、「あなたの名前が村に残ったわね」と現地の人に言われた

「ダイスケの名前だけが残った」青年海外協力隊の活動が継続したのか疑問だったので一年半後に調べてきた | JIBURi.com

 

青年海外協力隊の現役の隊員として活動している僕。
そんな僕としては、本当に読んでよかったと思える記事でした。 

ちなみに協力隊以外の方にも相当響く記事になっていますよ。
なので「協力隊?何それおいしいの?」的な人にもぜひ読んでいただきたい。

 

協力隊が終わったのに、わざわざ自費で任地まで戻った宮崎さんは本当にかっこいい

まず声を大にして言いたいことがあります。
それは、宮崎さんは本当にかっこいいってことです。

 
「青年海外協力隊がOBになった後、自分の活動していた任地に戻る」
そんなプログラムはJICAにはないし、JICAから要請されてもいない。
つまりは、わざわざ自分でお金をかけて任地まで、自分の活動の成果を見にもう一度パナマまで帰ったわけです。

 

僕の知る限り、そんなことをするボランティアはほぼいません。
しかも、「自分の活動に意味があったのかを確認しに行く」ってそんな楽しいことじゃないですからね。
それでも宮崎さんは行かれたわけです。

 

僕はその姿勢に心から敬意を払いたい。

 

こんなことを書くと、「おまえ何様だ」とか言われそうですね。
仰る通り、何様でもないんですけどね。
でも本当にすばらしいと思ったので、書かせていただきました。

 

宮崎さんの記事を読んだら、悩みが消えた。僕は「実績」を追うことにする

そしてただ行くだけでなく、こうしてブログ記事にまでしてくれたことにも本当に感謝しています。
なぜなら、この記事を読んで僕の悩みが消えたからです。

 

協力隊としての「成果」。
それは、途上国の人達の生活を豊かにできたという「実績」なのか。
それとも、途上国の人達と一緒に何かをやるという「姿勢」なのか。

 

どちらも大事なのはわかっている。
ただ、より追うべきなのはどちらなのかで僕は悩んでいました。
でも、宮崎さんの記事を読んで僕は「実績」を追うことにしました。

 

青年海外協力隊としての2年間の任期は残り半年です。
その限られた時間の中で、僕がより追うべきなのは「実績」だと判断しました。

 

宮崎さんが「名前」を残せたのは「実績」にこだわっていたからだと思うから

宮崎さんの活動そのものは確かにあまり残らなかったかもしれない。
でも、彼の「名前」は確かに現地に残っていた。
これは本当に素晴らしいことだと思うし、もしかしたら現地を発展させることよりも価値のあることなんじゃないかと思っています。


じゃあなぜ宮崎さんは「名前」を残すことができたのだろう?
それは、宮崎さんの「結果」にこだわる姿勢があったからだと僕は思っている。

 

青年海外協力隊の任期は2年しかない。
それなのに、なぜか1年目は結果にこだわるなとよく言われる。
でも、宮崎さんは1年目から結果にこだわっていたし、実際結果も出している。


あえて一年目からガンガン結果を求めて活動したのだ!
問題を探求し、解決策を模索し、実行し、数値で結果を示した。
そして、一年目の最後には求めていた結果を出した。

 

「青年海外協力隊の一年目は結果を求めるな!」はボランティアOB・OGのアドバイスで耳タコだったけど、それでもぼくが結果を求めた1つの理由 | JIBURi.com


僕は宮崎さんの活動を生で見たことはありません。
でも、「結果」にこだわり一生懸命活動をされていたことはブログを見れば容易に想像できます。



そんな風に「結果」にこだわって本気で活動をしていた。
本当に現地の人のために汗を流していた。
だからこそ、村の人達の中で、宮崎さんの「名前」は残ったと僕は思うんです。

 

「結果」っていう言葉は、僕の中で「実績」と同じ意味の言葉です。
そして、僕も宮崎さんのように、自分の「名前」を残したい。
「名前」が残るってことはただ僕が嬉しいだけじゃなく、本気で結果にこだわって活動したことの証だから。

 

だから僕は残り半年で「実績」をより追いかけます。

 

「現地の人とともに」を大切にしながら「実績」を追うからこそ「名前」が残る

とはいえ、「現地の人とともに」という「姿勢」をないがしろにするつもりはありません。
むしろ、この「姿勢」を大切にしながら「実績」を追いかけます。

 

っていうのも、一緒にやることに意味があるから。
もっと言うなら「実績」を求めて「一緒にやる」ことに意味があるから。

 

「実績」を求めるってことは、「本気でやる」ってこと。
僕は自分の活動を「本気」でやってます。
だから一緒に活動しているおばちゃんたちには厳しいことも言います。ぶつかります。

 

でもそういう風に本気でぶつかるからこそ、本物の信頼関係が生まれるんです。

 

実際に結果が出る・出ないは、実はそこまで大事じゃない。
なぜなら運に左右される部分もあるし、異国で結果を出すのはそんなに簡単じゃない。
そして、何よりも、協力隊はボランティアだから。

 

これが現地の人から対価として、直接お金をもらうような「仕事」だったらだめ。
「野菜の収穫量を上げる方法を教えるよ」って言ってお金をもらったとする。
それでできなかったときに「いや~本気でやったんだけどね」なんて言っても通用しないよ。

 

もちろん実績を残せればベストですけどね。
でも、大事なのは「実績」を追うこと。本気でやること。
自分と一緒に本気で何かをやってくれた人の「名前」はそう簡単に忘れないでしょ?

 

「実績」を求め、本気で活動をすると現地の人に「情熱」という灯火が生まれる

「現地の人とともに」を大切にしながら「実績」を求めて、本気で活動する。
それができるとどうなるか?
現地の人の中に「情熱」という灯火が生まれるんです。

 

マレーシアで活動していた奥さんはこんなことを言われたそうです。
かっこよすぎます。


「奥JVから学んだことは?」と尋ねると、彼女のカウンターパートのダヤンさんもフィオナ先生も、真っ先に「情熱」と答えた。
「きっと奥先生は、世界中のどの国に送られても、このように情熱を持って子どもたちと接するのだろう。この情熱はユニバーサルだわ。」と熱っぽく語った。

青年海外協力隊って本当に必要なの?? - オクユイカ。

 

ちなみに奥さんはばっちり「実績」を残した人です。
帰国した時の代表挨拶を務めているくらいですからね!すごい!
でも、たとえ実績が残せなかったとしても、たぶん同じことを言われていたんじゃないかなと僕は思います。


彼女にその灯火をもらった先生がここにいる。
フィオナ先生は「奥先生がいなくなってからも、やりたいことはたくさんある」と意欲を燃やす。
彼女が仕事を始めた頃、挑戦したいことがたくさんあったが、長期間一人で働くについれてそのモチベーションが薄れ始めた。
先生はこれまで、言葉でのコミュニケーションが出来ない子どもに教えた経験がなかった。
その時は、これまでの方法が通用せず、こういう子どもに教える方法はないと思い込み、ストレスを感じていた。
しかし、決して諦めないで方法を探す奥JVの姿を見ていると、他の方法もあるのだと気がついたと言う。

青年海外協力隊って本当に必要なの?? - オクユイカ。

 

「本気でやる」っていう奥さんの姿がこの先生に火をつけたんですよ。

 

だから大事なのはやっぱり「実績」を追い求めること。
それで実際に結果が残せれば万々歳。
仮に残せなかったとしても、現地の人に情熱が生まれたり、自分の「名前」が残ったりするはずだから。

 

あと半年!「姿勢」を大切にしながらも「実績」を追うことにこだわりたい

協力隊でいられるのも残り半年。
「実績」なのか「姿勢」なのか悩んでましたが、宮崎さんの記事を読んだら悩みが消えました。
僕は「姿勢」を大切しながらも「実績」を追います。

 

「実績を追う」ってことは「本気」で活動に取り組むということ。
そうやって実績を残すことができれば最高だ。
でも残せなくても問題はない。実際に実績を残せるかどうかっていうより、その本気で取り組む姿が大事なんです。


その本気の姿が、本物の信頼関係を生み出し、場合によっては現地の人の情熱につながると信じてるから。
そして、その本気の姿があれば、自分の「活動」は残らなくても自分の「名前」は残るものだから。

 

あと半年!完全燃焼で頑張ります~!
宮崎さん、本当に素晴らしい記事をありがとうございました!

「ダイスケの名前だけが残った」青年海外協力隊の活動が継続したのか疑問だったので一年半後に調べてきた | JIBURi.com



1人でも多くの協力隊が「本気」で活動に取り組む。
そうすることで、協力隊を早くなくせればいいなって思います。

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ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

私の名前も日本の皆さんの頭の中に残るといいのよね~