Kei's Way@Nepal

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僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

日本人は英語ができない。アジア最貧国の小学生より英語が下手な理由

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ナマステ!
ブログはガチ。でもお腹はゆるゆる。
ネパール在住・クソマジメ下痢ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

日本人は英語ができない。
アジア最貧国のネパールの小学生にすら英語力は負けてます。
でもなんで日本人は英語ができないんでしょうか?

その答えはたった1つ。
ある決定的なものがないから。たったそれだけ。
その答えを紹介していきます。
 

ネパールの村にやってきた日本人が必ず言うこと「子どもたちの英語力すごいね」

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僕は今、青年海外協力隊としてネパールに住んでいます。
日本から誰か友達やゲストがやってきたとき、村に行くことが結構あるんです。
その村の滞在の中で、決まって日本人の人に言われることがあります。

 


「村の子どもたちの英語力すごいね!」


村の子どもたちは英語が決して上手っていうわけではありません。
それでも一生懸命コミュニケーションをとろうとして積極的に話すんです。
だから恐らく話すだけなら日本の中年サラリーマンより全然話せるレベルにあります。

 

一方で、日本人の人がやってくると、ネパールの村の人からこれまた決まって言われることがあります。

 


「なんで日本人はこんなに英語ができないんだ?」

 

彼らは日本のサラリーマンが毎月20~30万くらい稼いでいるのを知っています。 
でもこんなに英語ができないのに、なんでそんなに稼げるのかが不思議みたいなんです。
無理はありません。ネパールでは英語ができたとしても、毎月1~2万稼げればいい方ですから。

 

日本人が英語ができない理由①英語の発音が難しいから

じゃあなんでこんなに日本人は英語ができないんでしょうか?
その理由を仮説を立てて探っていきたいと思います。
 

まずは英語の発音が難しいから。


これは確かに難しいかもしれません。
ネパールに来てネパール語を僕は話していますが、英語よりも格段に楽。
なんでかっていったら、ネパール語は発音がそんなに難しくないから。

 

要は正しい言葉を話しさえすればちゃんと伝わる。
ネパールは多民族国家で、ネパール語が母語じゃない人もたくさんいるから外国人にも寛容だっていう背景はあります。
それでもやっぱり根本的に発音が簡単なんです。特殊な発音はありませんから。

 

それに比べるとやっぱり英語の発音って本当に難しい。
「th」とか「l」と「r」の違うとか、日本語にない音がたくさんありますからね。
だから正しい言葉を話していても、英語が相手に伝わらない事が多々ありますもん。

 

英語の発音の難しさは、1つ大きな理由になりそうです。
ちなみに発音でお悩みの方は、こちらの記事がおすすめ。

英語発音矯正塾のアドバイザーに聞く!ちゃんと「伝わる」英語の発音の身につけ方。 - 2月のみかづき。

 

日本人が英語ができない理由②英語の構造が違いすぎるから

もう1つ英語の難しさと言えば、文法です。
日本語とは根本的に言葉の並び方が違いますね。
I like pen.なんて「私は好きだペンが」ですからね。常に倒置法!

 

これもネパール語と比較するとやはり英語の難しさの1つの特徴だと思います。
っていうのもネパール語の文法は日本語と同じなんです。
だから文法を知らなくても単語さえ覚えることができれば、会話ができちゃいます。

でも英語だとそうはいかない。
文法もちゃんと理解しておかないと、会話にはなりません。
「私はペンが好きだ」を日本語みたいに「I pen like」なんて言ったら全くちんぷんかんぷんです。

 

文法が根本的に日本語と全く違うのも、日本人が英語ができない大きな理由ですね。

 

日本人が英語ができない理由③学校の英語教育が悪いから

次に挙げられるのは、 日本の学校の英語教育のやり方。
何かを「発信
する」より「理解する」方に重点を置いた教育じゃできるようにはならない。

 

日本の学校では、英語と言えば「読む」や文法の授業がメイン。
「聞く」も少しはあると思いますが、圧倒的に足りないのが「書く」や「話す」。
自分の意見を英語で書いたり、英語で話す授業が全然ないですよね。

 

僕の世代は中学生から高校生まで6年間みっちり英語をやりました。
今の子どもたちは小学生からでもやってるのかな?
それでも今の子どもたちが、小学生から英語を学校で勉強してもたぶんできるようにはならないでしょう。

 

日本の学校の英語教育のやり方も、1つ大きな理由になりそうです。

 

日本人は英語ができない理由④外国人が日本にいないから

外国人が日本にいない。
これも1つの理由になりそうです。

日本は島国なので、昔から外国人が頻繁に出入りするような国じゃありません。
今でこそ東京などの大都市はたくさん外国人はいますが、それでもエリアは限定されています。
普通に住んでいて、隣の家が外国人だなんてことはまずないでしょう。

そうなると、せっかく英語を学校で習っても使う機会がありませんよね。
実践しないものをいくら練習してもしょうがない。
そうなると、英語を勉強するモチベーションの低下にもつながってきそうです。

 

外国人が身近なレベルにいないことも、1つ大きな理由になりそうです。

 

どれも間違いじゃない。でもどれもネパールにも当てはまること

ここまで、なぜ日本人は英語ができないのか、色々と理由を考えてみました。

英語は発音が難しい。
文法も全然日本語と違っている。
日本の学校の英語教育のやり方もいまいち。
そして日本には外国人と身近なレベルで接する機会がまだまだ少ない。

 

どれもごもっともです。
どの理由も間違っているとは思えませんし、実際こういった理由が日本人の低い英語力につながっていることは間違いないでしょう。

 

でもこれは、アジア最貧国ネパールにも全部当てはまるものなんですよ。

ネパール語と英語の発音は全然違うんで、ネパールの人にとっても難しい。
文法も全然違うから、これもネパールの人も難しく感じている。
学校の英語教育だって、日本の英語の学校教育よりしっかりしているとはいえない。
外国人が大都市以外にいないのは、ネパールも一緒です。

日本人が英語ができない本当の理由:「必要性」がないから

だから、上で挙げた4つの理由って日本人が英語ができない本当の理由じゃない。
もっと根本的な理由があるんです。
それは「必要性」。これがネパールと日本の最大の違いであり、日本人が英語ができない本当の理由。

 


すべてのテクノロジーもまた、その誕生の背景には「必要性」がありました。
火も文字も電気も、それが生存する上で必要だったからこそつくりだされたものです。また、生物の進化もすべて基本的にはこの「必要性」に基づいています。
一見変な形をしている昆虫や動物も、すべてその環境に適応するために必要な進化を遂げた結果なのです。

佐藤航陽「未来に先回りする思考法」

 

テクノロジーも生物の進化もみんな「必要性」があるから生まれました。
留学などで海外に行くと、英語ができるようになる可能性が高いのは、「必要性」をつくっているからです。
海外では英語ができないと、生活面で不自由します。だからできるようになるんです。

 

僕ら青年海外協力隊も一緒です。
シンハラ語、ベンガル語、ウズベク語など今まで見たことも聞いたこともない言語。
そんな外国語が、たった70日間の研修で日常会話と基本的な読み書きができるようになるのも「必要性」が理由です。

 

協力隊は途上国で、ボランティアとして現地で活動をします。
そのときに言葉ができないと活動なんてできるわけがない。
だからみんな必死で勉強する。だからみんなできるようになるんです。

ネパールでは英語ができる・できないが人生に直結する

ネパールでは英語の「必要性」が極めて高いんです。
なぜなら英語ができる・できないが人生を大きく左右するから。

 

ネパールには大きな産業がありません。だから国内に仕事がありません。
その結果、たくさんの人が海外に出稼ぎに出ていきます。 

ネパールの人に「日本に行きたい」って言われると泣きたくなるんだ - 僕はネパールを変えることができない。


海外に出稼ぎに行けば、ネパールでは稼げないような金額のお金を簡単に稼ぐことができます。
でもその出稼ぎに行くためにはやっぱり英語が必要ですよね。

産業がないネパールですが、観光資源はたくさんあります。
たくさんの外国人が世界最高峰の8000m級の山々を見に、トレッキングしに来ます。
ガイドとか旅行会社のお仕事はネパール国内でいえば稼げる仕事。これまた英語が必要です。

 

医者やエンジニアなど、専門性の高い仕事。
一見英語力は関係なさそうですが、こういった仕事に就くためにも英語は必須なんです。
昔、ネパール語の語学学校の先生がこんなことを言ってました。


「ネパールでは医者もエンジニアも英語は必要なんだ。
勉強で使う専門書はネパール語で訳されていることがほぼない。
そういう専門性の高い職業に就きたいのであれば、英語の専門書を使って勉強するしかない。
だから、やっぱり英語教育は重要なんだよね。」

 

他にも例を挙げればいくらでもあります。
パソコンを使っている人にはおなじみのWindowsのOS。
これは日本語版はありますが、僕はネパール語版は見たことがありません。

 

電化製品を買ってもそう。
ネパール語の説明書はなかなか見ません。
だから英語の説明書を読んで理解するしかない。

 

映画を見に行くのだってそう。
ネパールで洋画を見ると、字幕はありません。
だから英語力がないと観たい映画だって楽しむことができません。

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要は、英語の「必要性」が圧倒的に違うんです。
だからネパールの人達は、子どもを少しでも英語環境が良い私立の学校に通わせます。
子どもたちも英語がどれだけ重要なのかをよくわかってます。

 

これが、日本人の英語力が、アジア最貧国の小学生に負けてる理由です。

 

英語ができるようになるのに一番必要なのは「必要性」 

「英語ができるようになりたい」っていう日本人は多いと思います。
もっと英語を話せるようになって海外旅行とか仕事で使ってみたい人もたくさんいるはずです。
そんな人達に知ってほしい、英語が話せるようになる一番の方法「必要性」をつくることです。

 

世の中にはいろんな英語の勉強法が溢れています。
でもどんな勉強法であれ、「継続すること」が英語をマスターする絶対条件です。
ドラえもんの「ほんやくこんにゃく」みたいに、一瞬で英語ができるようになる方法なんてありません。

 

じゃあどうしたら継続して勉強できるか。
それが「必要性」なんです。
「必要性」が高ければ高いほど、英語ができるようになる確率は高まります。

 

留学して海外で生活するでもいい。
あるいは仕事で外国人とコミュニケーションをとらなきゃいけない仕事に挑戦する。
もしくは外国人と一緒に住んでみるとかでもいい。

 

とにかくポイントは「必要性」をつくること。
「できたらいいな」ではダメ。人間甘いんで絶対できません。
「やらないとまずい」という環境をつくって、自分を追い込んでください。

その上で英語が話せるようになりたいという強烈な「欲求」を持つこと

まずは大前提として「必要性」をつくる。
その上で、ぜひおすすめしたいのが強烈な「欲求」を持つこと。

 

例えば、英語を話せるようになって世界中に友達をつくりたい。
英語を使って仕事ができるようになりたい。
何でもいいんですけど、 何かそういう「~したい」という気持ちを持てるとベスト。



人間は結局「感情」で動く生き物です。
だからどんなに「必要性」を感じていても、「欲求」が伴わないことはできません。



ダイエットがいい例です。
痩せなきゃと「必要性」を感じて、なかなか痩せない。
それは「痩せたい」という「欲求」が欠けているからです。

 

日本語を勉強したい外国人もそうですね。
多いのは、日本の漫画やアニメが大好きな人。
彼らはその漫画やアニメをもっと知りたいという欲求が強烈だから、日本語を勉強してるんですよ。

 

村に来た日本人を見て、ネパールの子どもたちが英語をめちゃくちゃしゃべる。
それは日本人と「話したい」という「欲求」が子どもたちの中で強いからです。
実際、僕と会っても子どもたちはそんなに英語しゃべりませんよ。たぶん僕と話したいという欲求がないんです(笑)

 

英語ができるようになりたいなら、その方法は「必要性」と「欲求」をつくること

最後にまとめます。


残念ながら、大抵の日本人の英語力は、アジア最貧国ネパールの小学生に負けてます。それは日本人には英語を学ぶ「必要性」が圧倒的に欠けているからです。
超幸せなことに、僕らは英語ができなくても生きていけます。

 

ネパールのように、英語ができないと稼げる仕事に就けない。
英語ができないと、医者やエンジニアのような高度な専門職にも就けない。
パソコンを使いたくても英語ができないとうまく使えない。

そんなことは日本ではありえません。
ありえないからこそ、日本人は英語ができないんです。
だから僕は、英語ができないことをそんなに恥じる必要はないと思ってます。

 

それでも、もしあなたが英語をできるようになりたいならやるべきことは1つ。

英語ができるようになるという「必要性」。
英語ができるようになりたいという「欲求」。
この「必要性」と「欲求」の2つが揃った環境に自分を置いてください。

 

世の中にはいろんな英語の勉強法が紹介されています。
でもあくまでも勉強法はご飯にかける「ふりかけ」のようなもの。
「白米」と「味噌汁」みたいな「必要性」と「欲求」が揃ってる方が大事。

 

この2つが強ければ強いほど、英語を話せるようになる確率は上がっていきます。
そう考えると、やっぱり「海外に行く」ってすごく理に適ってますね。

 

英語が話せないとやっていけないと生活していくのに困ります。(必要性)
そして自分の英語が外国人に全然通じない悔しさ、あるいは通じた嬉しさを感じる機会が日常に溢れています。(欲求)
見事に「必要性」と「欲求」が揃ってますね。

 

「でも、まだ英語力が十分身についてない」って?
だったら尚更、さっさと海外に行きましょう。

勘違いしちゃだめですよ。
英語ができるようになったから、海外に行くんじゃない。
海外に行くから、英語ができるようになるんですよ。

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最後の最後にうまくいけば、すべての失敗は経験と呼ばれる。
どんなにカッコいいことを考えてても、どんなにカッコいいことを言ってても、やんなきゃ終わりだ。
実際にやるってことが勇気なんだ。
自分自身が大切だと思うことのためにも、他人が何と言おうが、自信がなかろうが、「ウリャー!」と目をつむって荒い海に飛び込んでいく瞬間こそ、一番怖いけど、一番カッコいい瞬間だ。
自分の命がキラキラ輝く瞬間だ。
泳げないからこそ、海に飛び込むんだ。

高橋歩「新装版 毎日が冒険」

 

泳げない人が手っ取り早く泳げるようになるには、海に飛び込めばいい。
それと同じで、英語をもっと話せるようになりたいなら、手っ取り早くその環境に飛び込めばいい。
完璧を求めていたら、いつまで経ってもスタートを切ることができませんよ。

 

ちなみに語学学習に関してもっと知りたい人はこちらをどうぞ。

次は⇒日本最強の語学学校で学んだ外国語習得の8つのコツと勉強法

 

ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

私はもっと日本ができるようになりたいの~そしてもっと日本の人に食べてほしいの~