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「仕事は楽しいかね?1・2・最終講義」3部作の要約&感想まとめ!

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ナマステ!
ネパール在住ブロガーのKei(@Kei_LMNOP)です。

読んだことのある人も多い、名著「仕事は楽しいかね? 」。
実はシリーズものになっていて、全3部作って知ってました?

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

 
仕事は楽しいかね? 2

仕事は楽しいかね? 2

 
仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね?

 

「仕事は楽しいかね?2」・「仕事は楽しいかね?最終講義」も面白いんです。
そこで全3部作のポイントを要約しながら、あらすじと感想をまとめてみました。

①「仕事は楽しいかね?」

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デイル・ドーテン作のシリーズ第1作目。
読んだことがある人はもちろん、名前を聞いたことがある人もたくさんいそうですね。

「仕事は楽しいかね?」のあらすじ

主人公は会社に15年勤めるも、なかなか出世できない妻子持ちの35歳のビジネスマン。
そんな中、雪で閉鎖されてしまった空港で、1人の老人・マックスに話しかけられる。
巨万の富を築いたマックスの助言を聞いて、仕事を楽しむための本質を学んでいくというストーリー。

 

要約ポイント(1)試してみることに失敗はない。

「仕事は楽しいかね?」で説いている、根幹となる考えはこれ。
試してみることに失敗はない。
たとえ、うまくいかなくて大失敗したように見えても、それは失敗じゃない。


何かをやってみて、それがろくでもないアイデアだとわかったとき、きみはもとの場所に戻ることは絶対にない。
必ず、何かを学ぶからだ。
学ぶべきことが何もなかった場合は、その前にしていたことに高い価値をおくべきだってこと。

 

成功するかしないかは、計画的なものではなく、「偶然」によってもたらされるもの。
だからこそ、何度も試してみることが大切で、コインを何度投げられるかが大事。


「いままでに読んだ素晴らしい小説の中で、ベストセラーにならなかったものが何冊あるか、考えてごらん。
地方の劇場に出ている俳優だって、ブロードウェイの俳優と同じくらい実力のある人が、何人いるだろう。

問題は、才能のあるなしでもなければ、 勤勉かどうかってことでもない。
コイン投げの達人じゃないってことなんだ

 

そうして何度も試して、人がやらないことをやる人のもとに成功は訪れる。


小説を研究しても小説家になれないように、成功を研究しても成功は手に入らないという問題が。
みんな、成功した人の右に倣えをしようとするけど、 成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ。 

 

要約ポイント(2) 明日は今日とは違う自分になる

「仕事は楽しいかね?」の斬新で面白いところは、目標に対する考え方。
多くの自己啓発本にあるような「目標を設定して努力しよう」っていう考え方をきっぱり否定しています。


「たいていの人は、マンネリ化した生活から抜け出すために目標を設定する。
だけど、いいかい、今日の目標は明日のマンネリなんだよ」  

それから得意げに、同じ言葉をさらに大きな声で繰り返した。
今日の目標は明日のマンネリ。  
そして尋ねた。

「僕がいままでに掲げた目標が一つだけある。聞きたいかね?」  

ぜひ、と私は答える。

〝明日は今日と違う自分になる〟だよ。


大体、世の中の成功者だって目標を定めてそれを達成してきたわけじゃない。
どちらかというと、遊び感覚でまずはいろいろやってみた結果、成功してきた。


成功する人たちはね、自分がどこへ向かっているかということはわかってない──ただ、遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守ろうと思っている。
実をいうと、 これは僕の大好きな言葉の一つなんだ。
〝遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る〟  というのがね


だからこそ、細かい目標設定なんかしなくていい。
強いて言えば、「明日は今日とは違う自分になる」。
ざっくりとこれだけを意識しておけば、必然と試してみるようになる。

 

要約ポイント(3)「3つのリスト」でいいアイデアを生み出そう

何事も試してみて、明日は京都は違う自分になる。
そのために必要なのがアイデアです。
「仕事は楽しいかね?」では、「3つのリスト」を使えばアイデアを生み出せるようになると言っています。


<「3つのリスト」>
(1)仕事に関してやっているすべてのことを書き出したリスト

(2)問題点や仕事に関してイライラすることを書き出したリスト
(3)仕事上でやったミスを全部書き出したリスト



(1)の今やっていることのリスト。
今やっていることを並べるだけで新しいアイデアが浮かぶという魔法のようなリスト。

アイデアは既存のものの組み合わせ。
だから今やっていることを違うものと組み合わせてみるだけで新しいアイデアになる。


例えば、「報告書を出す」という仕事。
これは「書く」という行為じゃなくて、言葉を録音するという風にしてもいいわけで。


新しいアイデアというのは、 新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ。


(2)の問題点のリスト。
問題そのものを解決するために、何十個もアイデアを出す。
それによってどんどんアイデアが浮かんでくるっていうのは正しい。 


でも最も印象に残ったのはこの言葉だった。

 


「僕はきみに問題点のリストをつくるように言ったけど」

マックスがまた話を始めた。

それは創造力を狭めるんじゃなく、広げることにつながるんだよ。
みんなよく『一つの問題は一つのチャンスだ』って言うよね。
彼らが言いたいのはたいてい、問題というのは、自分がどんなにうまくその問題に対処できるかを示すチャンスだってことだ。
問題を〝解決しよう〟として、それに〝取り組んだり〟〝克服したり〟しようとするわけだ。

だけど、ミスター・ベルクロはオナモミの問題を〝解決せず〟、オナモミと仲良くなってしまった。
インドのことわざに似てるね、『川沿いに住もうと思うなら、ワニと仲良くなれ』ってね」


要は、問題そのものがアイデアになるっていうこと。 

例として出ているのはマジックテープの発明の話。
ズボンの裾についていたオナモミの実を取ろうとオナモミを研究したら、その構造を応用してマジックテープを発明できたっていう実話。

 

そして、(3)のミスのリスト。 
ミスしてしばらく経って冷静になってからミスを振り返ることの大切さを説いている。
なぜなら、ミスには新しいアイデアが眠っているから。


僕の知り合いに、フェニックス郊外で法律事務所をやってるネイダ・アクスフォードという女性がいる。
この事務所ではね、だれかがへまをやらかしたら、必ず別のだれかが『ポスト・イットを思い出せ!』と叫ぶんだ。
するとみんなが、一つの事業にまで発展したスリーエムの不完全な接着剤のことを思い出し、何か役に立つことが思いがけず見つけ出せないかとその過ちのことをじっくり検討し始める。
どんぴしゃりの表現だね、何か役に立つことを〈思いがけず見つけ出す〉というのは。

 

こんな風に「3つのリスト」を活用してアイデアを生み出すことが大事なんです。 

 

「仕事は楽しいかね?」の感想・レビュー! 

この本を一言で言うなら、「”やってみる”は楽しい」を教えてくれる本。

 

特に要約ポイント(1)でも挙げた「試してみることに失敗はない」という考え。
これは超名言ですね。

僕なんか超チキンだし、超めんどくさがり。
でも改めて試してみることを大切にしたいなと思いました。
どんどん試して、最終的には「試すこと」そのものにワクワク感を持てるようになれば無敵ですね。


きみが〝試すこと〟に喜びを見い出してくれるといいな。
「アイデアをいっぱい持つこと。
ありとあらゆることをやってみること。
明日は今日とは違う自分になること。
そして朝を待ち焦がれる、幸せなサムライの一人になってくれ」


結局、「仕事は楽しいかね?」は「試してみてるかね?」ってこと。
仕事が楽しくないなって思ってる人は、仕事の中で「試してみる」を実践すると仕事も楽しくなるはずですよ。

 

②「仕事は楽しいかね?2」

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シリーズ2作目。
引き続き、主人公とマックスの2人の会話形式で話が進んでいきます。

 

「仕事は楽しいかね?2」のあらすじ 

マックスの教えを実践してから人生が変わり、トントン拍子で昇進した主人公。
しかしその成功の結果、中間管理職ならではの悩みが生まれ、再びマックスに電話をする。
そうしてマックスと再会し、彼の教えを乞うというストーリー。

要約ポイント(1)最高の仕事は人間同士の結びつきから生まれるもの

「仕事は楽しいかね?2」と前作との一番の違い。
それは「協働」に対する教えがメインであること。
上司と部下という、仕事をする上では必ず生まれる関係を例にとり、”ほんもの”の上司、”ほんもの”の部下がどういった人材かを教えてくれます。

 

そうして上司と部下に”ほんもの”「同士」が揃うと、2人は上下関係のない「同志」になる。


実際、有能な上司と部下が手を取り合うと 何がすごいって、 上下関係が一切なくなって 一つになることなんだよ。


その結果、相乗作用が生まれ、最高の仕事が生まれる。
だから、マックスは「最高の仕事は人間同士の結びつきから生まれる」と説いているんです。

会社に入ると分かりますが、1人で完結する仕事なんてありません。
他の人と協働して進めるから難しくもありストレスもある。
でもその分、1人じゃ達成できないような大きな成功につながったときは喜びも大きいですよね。

要約ポイント(2)”ほんもの”の上司と部下が職場に求めるものは同じ

「でも上司と部下の間で上下関係がなくなるなんてありえないでしょ」って話。
上司が絶対の日本企業だと尚更そう思ってる人が多そうですね。


でも、”ほんもの”の上司と部下は上下関係がない「同志」になれる。
なぜなら、お互いが職場に求めているものが同じだからです。
彼らが求めている同じものは3つあります。

 
<”ほんもの”の上司と部下が職場に求める3つのもの>
①自由
②変化
③チャンス


 ①の「自由」には様々な意味がありますが、まずは「管理」。

”ほんもの”の部下は、自ら主体的に上司が求める仕事を指図しなくてもしてくれる。
”ほんもの”の上司も、”ほんもの”の部下を信頼してるから、あれこれ言わない。
だから管理し、管理されるというお互いの苦痛から解放される。

さらに優れた部下は上司よりも高いレベルでできることを何か1つは持っている。
なので、上司が部下を教えるのではなく、部下が上司に仕事を教え、チェックまでしてくれる。

 

②の「変化」は問題や混乱が起きているときこそ、真骨頂を発揮してくれる部下。
そんな部下の存在を上司はもちろん望んでいるし、優れた部下もそういったいつもと違う場面を求める。

 

③の「チャンス」は通常なら嫌がるような、ハードルの高い仕事でも優れた部下は率先してやる。
なぜなら自らの能力を示す絶好のチャンスだから。
そんな人材を上司が欲しくないわけがないですよね。

 

要約ポイント(3) 職場を”最高の人が働くにふさわしい最高の場所”に

だからこそ、”ほんもの”の上司の最も大切な仕事は、そういった”ほんもの”の部下と自分が働くにふさわしい職場を作り上げること。 


優れた上司の仕事は、魅力的な職場環境をつくることだ。
いい部下を──つまり、管理する必要のない部下、同僚ばかりか上司さえも向上させる、そんな部下を惹きつける環境をつくることなんだ。


前述した「自由」「変化」「チャンス」という優れた部下が求める3つを兼ね備えた職場にすること。
そうすれば、自然と優れた人材を引き寄せ、最高の仕事ができるようになる。


ずば抜けた人材はね、 ずば抜けた環境に惹きつけられるんだよ。

 

「仕事は楽しいかね?2」の感想・レビュー!

この本を一言で言うなら、「対等な関係で一緒に働く楽しさ」を教えてくれる本。


この本は中間管理職の人向けに書かれたものだと思います。
もちろん内容も「上司」と「部下」で、自分が上司にも部下にもなる人にはぴったりです。

でも、僕には今上司も部下もいません。
そんな僕にも「上下関係なく、人と一緒に働くのって楽しいよな~」っていうことを改めて感じさせてくれました。
特に青年海外協力隊として働き、現地の人と上下関係なく働く今、仕事ってやっぱり対等な関係でやるのが面白いなって思います。


仕事は楽しくなくちゃだめだ。
職場から笑い声が聞こえてこなければ、 きみのやり方は間違っているということだろうね。


こんな風に笑いながら、対等な関係で仕事ができれば仕事は楽しくなりますよね。

③「仕事は楽しいかね?最終講義」(決定版)

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シリーズ3作目。
今回は登場人物が変わり、マックス以外に新しいキャラクターが出てきます。
「決定版」で以前出版されていたものが、改題・再編集されました。

 

「仕事は楽しいかね?最終講義」のあらすじ

マックスの甥と、最近仕事で落ち込んでいる彼のフィアンセ、アンジェリーナ。
「最も成功している人たちは普通の人と比べてどこが優れているのか」を聞きに、2人がマックスに会いに行く話。

要約ポイント(1)「完璧以上に素晴らしい社員」が会社を特別にする

3作目の「最終講義」の核となる考えがこちら。
「完璧以上に素晴らしい社員」が会社を特別にする。
会社が特別な会社になるのは、特別な社員がいるからっていう考え方です。

 

でも「完璧以上に素晴らしい社員」ってどんな社員なんでしょう?
マックスはこんなことを言っています。



なぜ私がこうした人間の宝を〝完璧以上に素晴らしい〟と考えるのか、お分かりになったでしょう。
与えられた仕事以上のことをすることで、 彼らは職場全体の意識を高め、 周りの人々をも向上させるからなのです。 

ただ仕事で成果を出すだけでなく、他の人にも好影響を与えられる存在。
そんな人が「完璧以上に素晴らしい社員」なんです。 

 

要約ポイント(2)「完璧以上に素晴らしい社員」には3つの特徴がある

そんな「完璧以上に素晴らしい社員」には3つの特徴があります。


<「完璧以上に素晴らしい社員」の3つの特徴」 
①愛される非常識人 
②他人の頭脳を惹きつけるセクシーな頭脳 
③人がコミュニケーションを必要としていることを感じ取る能力(組織的直観)

 

①は完璧以上に素晴らしい成果を残すためには、常識的なアイデアだけでは無理。
だから自分とは違うアイデア持つ人との出会いを活かして成果を残します。

②は周りの人には次に何が起こるか分からない、ワクワクさせるような頭脳を持っていることで人を惹きつける。

③は必要なタイミングで、必要な方法で情報を伝える力であり、気持ちよく人を動かす力のこと。

この3つのうちのどれか1つでも持っていれば、特別な人だとマックスは言います。

要約ポイント(3)「完璧以上に素晴らしい人」の土台は「人間性」

じゃあそんな「完璧以上に素晴らしい人」どうやったらなれるのか?
3つの特徴の土台になっているのは、「人間性」なんです。


どこからでも、どんな人からでも新しいアイデアを 見つけてくる人は、心の広い人です。
実験を愛し、よく学ぶ人は、勇気のある人です。
決して最後まで到達できないと分かっていても 理解しようとする人は、思いやりのある人です。
求められていないのに与える人は、寛大な人です。

 

人間性の宝は誰しもが持つもの。
だからその人間性を磨くことで、特別な人になれる。


私たちはみんな、才能つまり人間性の宝を持っています。
でも、それを使うことを思い出したからこそ、彼らは特別なのです。 


どんなにすごい人でも人間性が土台なんですよね。

 

「仕事は楽しいかね?最終講義」の感想・レビュー!

この本を一言で言うなら、「仕事を楽しくする人になることの大切さ」を教えてくれる本。


自分が仕事を楽しみ、他の人の仕事をも楽しくするような人になること。
そうすることが、最も成功する人につながっていくことを教えてくれますね。

人間性の大切さを説いているところは稲盛和夫さんの生き方―人間として一番大切なことに通ずるものを感じました。


誰かが『完璧だ』と言うやいなや、 頭脳の働きはシャットダウンされてしまうんだ。
〝完璧〟という言葉は創造性をオフにするスイッチだよ 

 完璧以上のものを目指す人間性を身につけていきたいですね。

 

まとめ:「仕事は楽しいかね?」3部作には仕事を楽しくするエッセンスが詰まっている!漫画版もあるよ!

「仕事は楽しいかね?」3部作のあらすじ・要約・感想をまとめてみました。
それぞれの作品に異なる学びがあって役立つこと間違いなし。
仕事を楽しくしたい人にはもってこいの本ですよ。

 

ちなみにストーリー形式でめちゃくちゃ読みやすいですが、それでも本は苦手!
そんな人は、マンガ版もあるのでおすすめです。

まんがで変わる 仕事は楽しいかね?

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マンガ版含めて、すべての作品にKindle版もあるのも嬉しいですね!
ぜひ一度読んでみてください!


ちなみに「仕事は楽しいかね?」はおすすめの自己啓発本ランキングにもランクインしてましたね。 

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ネパールのアイドル、ラプシーちゃんの一言! 

 

私の仕事はこの一言コーナーよ~楽しい~