僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

退職して年収半分以下になった僕が超幸せなのは「シゴト」を変えたから

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ナマステ!

僕は今、青年海外協力隊としてネパールで働いています。
協力隊になるに当たり、第一志望だった会社を辞めました。
その結果、年収は半分以下になりました…。

それでも今の僕は超幸せです。
その理由はいくらでも挙げられますが、一言で言うなら「シゴト」を変えたから。

お金はいいけど、なんか今の仕事にやりがいを感じられていない方に特に読んでほしいので書きました。

 

青年海外協力隊になり「手当」の総額は、会社員時代の年収の半分以下に!

まずは青年海外協力隊としての「手当」の金額を紹介しましょう。
協力隊はボランティアなので普通の会社のように報酬という意味での給与はない。
代わりに、現地での生活費と家賃補助、そして帰国後の社会復帰をサポートする手当があります。

 

よって、今僕がいただいている手当の月額はこんな感じ。

 


①生活費 :約33,557円(US$325)
②住居費 :約16,520円(US$160)
③国内手当:85,000円
合   計:約135,077円

*①・②はネパールのカトマンズ在住者の金額
*US$1=103.252452円で計算(2016年9月6日レート) 

 

他にも不定期でいただける手当はあるのですが、基本的にはこの月額×12カ月が年間の手当の総額。

僕はサラリーマン時代、月額22,23万円でボーナスも4か月分もらっていた。
手当を年収として換算すると、サラリーマン時代の半分以下。

金額にすると改めてガクッと来ますね。

 

それでも僕が幸せなのは「仕事」じゃなくて「志事」をしているから

それでも不思議なことに、僕は今超幸せです。
なんなら、年収が倍以上あったサラリーマン時代よりも全然幸せ。

 

日本で激務な仕事から、ネパールでゆる~いボランティアになって文字通り、仕事を変えたから?
それもちょっとはあるので否定はしません。
それでも、そこは本質的な理由じゃない。

 

僕が今幸せなのは、「仕事」じゃなくて「志事」をしているからなんです。

 

「志事」とは「自分」「仕事」「社会」の結び付きを意識できている働き方

「志事」ってなんぞやって思ったあなたへ。
「志事」ってのは「自分」と「仕事」と「社会」の結び付きを意識できている働き方のこと。
もっと詳しく言うとこんな感じ。


 「自分」と「仕事」とがつながっているとは、次のような状態を指す。
・自分がなぜ今の仕事をしているのかに対して、納得できる答えを持てている
・企業名や肩書きに関係なく、自分の仕事に揺るぎない誇りを感じられている
・会社での仕事を、自分自身の持つ情熱や志と重ねながら、胸を張って説明できる

そして、「仕事」と「社会」とがつながっている状態とは、こんなイメージだ。
・目の前の仕事が誰かの「ありがとう」につながっていることを具体的に想像できる
・今取り組んでいる仕事の成果が、自分の子供や孫にも必ず役立つと思えている

この両方のつながりが実現できていて、「自分」「仕事」「社会」という3つの結び付きを、働く人がしっかりと意識できている状態での働き方。
そんな働き方のことを、本書では「志事」と呼ぶことにしたい。

小沼大地「働く意義の見つけ方―――仕事を「志事」にする流儀」

 

 「自分」と「仕事」と「社会」がガッツリつながっている状態。
これが 「志事」なんです。

 

ネパールで村のおばちゃんたちと働く今、僕は「志事」をしている

僕は今、ネパールで村のおばちゃんたちと一緒に働いています。
農作業したりと、大企業のサラリーマンをやってたときより圧倒的に地味な仕事内容。
そして、もらえるお金は会社員時代より圧倒的に少ない。

 

だけど、今僕は紛れもなく「志事」をしている。
「仕事」じゃなくて「志事」をしている。
だから毎日が楽しい。だから今超幸せなんです。

 

もう一度、「志事」の条件と照らし合わせてみる。

 

会社員時代、なぜ自分がその仕事をしているのか、自分でも全然分からなかった。
好きな会社だったから、企業名に対する誇りはあったけど、仕事そのものへの誇りなんて感じられなかった。
そして、一番苦しかったのは、僕の仕事が誰の「ありがとう」につながっているか全く分からなかったことだ。

 

それに対して、今は違う。

 

なぜ今の協力隊の仕事をしているのかという問いに対して明確な答えがある。
企業名や肩書など一切ないし、その中でおばちゃんたちと活動する今、僕はこの仕事に誇りを持っている。
そして、目の前のおばちゃんから何度も言われる「ありがとう」がこの上ない喜び。

 

今の毎日を過ごすために、年収を半分捨てたと考えるなら全然惜しくないって本気で思える。
だから毎日が楽しいし、超幸せなんですよ。

 

「仕事」で消耗してる暇があったら1日も早く「志事」をしよう

今やっている仕事にやりがいを感じられないなら?
なんかつまんない、楽しくないって思ってしまうなら?
今すぐどうやったら「仕事」が「志事」になるか考えよう。

 

今勤めている会社を辞めることだけが手段じゃない。
他の部署に異動することもかもしれないし、何か研修を受けて視点を変えることかもしれない。
はたまた、日々の仕事をもっと一生懸命やることかもしれない。

だから僕みたいに、会社を辞めようなんて言うつもりはさらさらない。
もう一度、この問いを自分に投げかけて考えてみてほしい。

 


・自分がなぜ今の仕事をしているのかに対して、納得できる答えを持てている?
・企業名や肩書きに関係なく、自分の仕事に揺るぎない誇りを感じられている?
・会社での仕事を、自分自身の持つ情熱や志と重ねながら、胸を張って説明できる?
・目の前の仕事が誰かの「ありがとう」につながっていることを具体的に想像できる?
・今取り組んでいる仕事の成果が、自分の子供や孫にも必ず役立つと思えている?

 

でも、自分が「志事」だと思えることが明らかに今の仕事の延長線上にないってわかってる場合。
それがわかってるなら、僕は思い切って違う道に進むことを全力で応援する。

 
仕事をすることで一番誰に「ありがとう」って言われたい?

その答えの先にあなたの「志事」があるはずですよ。

 

「全力で応援なんて無責任だ!」って思った人へ。
応援は無責任だからいいんです。

 

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