グローバル人材とは何か?本当の定義を知ったら、ガッカリした話

★今月の一押し記事!

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ナマステ!
僕が大学生だった頃から盛んに言われている「グローバル人材」という言葉。
ここ最近は、以前にも増して、もっと頻繁に聞くようになりました。

青年海外協力隊も「グローバル人材」の育成手段として注目されているみたいです。

JICA青年海外協力隊で「グローバル人材」へ! 企業も注目する海外ボランティアとは (1) JICA青年海外協力隊で「グローバル人材」へ! | マイナビニュース

青年海外協力隊は確かに語学もできるし、文化の異なる人と仕事をやっていく力もあります。
ネパールで活動している僕も、最近ではネパール語も順調。
任地の村の人との信頼関係も構築できた自信があります。

でも自分は「グローバル人材」ではないってことが分かりました。
そしてめちゃくちゃガッカリしました。
「グローバル人材」の定義を考えるとともに、その理由を書いていきます。

「グローバル人材」の文部科学省の定義

まずは文部科学省の定義を見てみます。

「世界的な競争と共生が進む現代社会において、日本人としてのアイデンティティを持ちながら、広い視野に立って培われる教養と専門性、異なる言語、文化、価値を乗り越えて関係を構築するためのコミュニケーション能力と協調性、新しい価値を創造する能力、次世代までも視野に入れた社会貢献の意識などを持った人間」

産学連携によるグローバル人材育成推進会議「産学官によるグローバル人材の育成のための戦略」

なんだかよく分かんねえってのが感想です。
逆にこれで「ああ、こういう人ね」ってすんなり理解できた人は連絡ください。
ネパールに来てくれたらガイドします。

グローバル人材とは「世界に通用する価値を提供できる人」「地球規模でお声がかかる人」

定義があやふやすぎてスッキリしないので、非常に分かりやすく、個人的に納得できた定義を2つ紹介します。
まずは、社会派ブロガーのちきりんさんの定義。

英語が話せる人をグローバル人材と呼ぶなら、彼女たちはグローバル人材ではありません。

でも、「世界に通用する価値を提供できる人」をグローバル人材と呼ぶなら(←私の定義はこれです)、彼女らは間違いなく、グローバル人材です。

第6話 グローバル人材の意味、わかってる?

続いて最近読んだ「世界のどこでも生きられる! 外籠もりのススメ」の著者である谷本真由美さんの定義。

要するに、「グローバル人材」というのは、「グローバルドサ回り」できる人のことを言うわけです。

簡単に言うと、全国各地のスナックでドサ回りして稼げる演歌歌手と同じです。

ワタクシが敬愛する冠二郎様も売れない頃は全国のスナックをグルグル回転していました。

温泉ランドの酔った客を相手に、時には涙を流しました。

でも、歌がうまければお呼びがかかるんです。鳥取砂丘だろうが那覇だろうが。

グローバル人材って、それが地球規模になっただけです。

お呼びのある芸があれば、ラゴスだろうがべガスだろうがケープタウンだろうがお声がかかる。

それがグローバル人材というものです。

重要なので繰り返します。 地球規模でお声がかかるということです。

世界のどこでも生きられる! 外籠もりのススメ

英語ができる?異文化が分かる?
そんなこと一言も書いてないですね。
共通して言っているのは、「その人ができること」が世界でも通用すること

要は、世界でも通用するようなスキルを持っている人が「グローバル人材」だと言っています。
とてもスッキリするし、非常に納得がいく定義です。

自信を持って「これができる」と言えない自分は「グローバル人材」ではない

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この2人の定義にネパールで青年海外協力隊として活動する自分を当てはめてみるとはっきり分かる。
残念ながら、僕は「グローバル人材」ではない。

なぜなら、「自分はこれができる!」と言えることが僕にはないからだ。

農業経験がないのに、農業支援を要請されている自分。

農業経験ゼロで農業支援をする青年海外協力隊の「自分にできること」ってなんだ? – 僕はネパールを変えることができない。

農業の専門性がないことはもはや最初から分かっていることなので悩みはしていない。
でも、農業ができない自分は、じゃあ何ならできるんだってことを考えることはよくある。
というか、パッとこれだ!っていうものが頭に浮かばない。

気づけば、青年海外協力隊になってから、正確には派遣候補生として訓練所にいる時から常に「自分に何ができるか」ということばかり考えている。

7月にネパールに派遣される青年海外協力隊の僕が、ネパールの大地震で考えた3つのこと – 僕はネパールを変えることができない。

こんなにも自分の専門性で悩むとは正直思いもしなかった。

ネパールで興したい事業が決まらないのも専門性がないから

このブログでは何度も言っているけど、青年海外協力隊の任期が終わったら、ネパールで事業を興す。
でも肝心のどんな事業をやるのかという部分がいまだに決めきれていない。

最近読んだ超面白かった本の中に、ビジネスを立ち上げるときについてこんなことが書かれていた。

まず重要なこととして、当たり前だが、「自分をよく知ること」から始めるべきである。
自分の経験、知識は何なのか。それがイコール自分の強みであり競争優位となる。
そんなに肩に力を入れる必要はない。
社会人として、それも日本という、いい意味で非常に特殊な国で、五年から十年以上の経験があれば、その経験や知識は、今のアジアでは大きな強みとなるだろう。
大資産家になるためのアジア副業マニュアル100万円から実現できる人生改革 (PHPビジネス新書)

全く見えてないわけではないけど、具体的にはっきりとはまだ見えていない。
自分の強みから考え始めてもいいわけだけど、その肝心の強みがよく分からない。
そりゃ、見えてこないわけだと実感している。

「自分を知る」っていうことが今一番やるべきことなのかと思っています。

語学よりも異文化理解よりも「専門性」が大事

話を戻します。
グローバル人材がどうのこうのって言われている今の日本。
でも実際には、語学とか異文化理解ばっかり重んじられているように思います。

確かに、語学も異文化理解も大事。
でも、そこはどうやって伝えるかっていう「手段」の部分でしかない。
もっと大事なのは、「自分はこれができる」っていう専門性。

専門性という「中身」の部分があって初めて、「手段」をどうしようってなるはず。
伝えたい話がないのに、伝える方ばかり鍛えてても仕方ない。

本当の意味で「グローバル人材」になりたいのなら、「専門性」を鍛えましょう。
「何ができるの?」って聞かれたときに、「自分にはこれができる!」って胸を張って言えるものをつくりましょう。

まとめ

グローバル人材の本当の定義を知ったら、ガッカリした話を書きました。

「グローバル人材」ってのは語学ができる人でも異文化理解ができる人でもない。
世界で通用するスキルを持っている人、自分のできること」が世界で通用する人のこと。

残念ながら、青年海外協力隊としてネパールで活動している僕はその「自分のできること」が分からないでいる。
だから自分は「グローバル人材」ではない。

語学も異文化理解も大事な力ですが、一番大事なのは「専門性」。
「自分には何ができるのか」という問いに対して、明確に答えられる答えを持っておきましょう。

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