現役隊員の僕が「50周年?青年海外協力隊は早くなくした方がいい」思う理由

★今月の一押し記事!

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ナマステ!
青年海外協力隊の秋募集ですが、11月2日までですね。
実は青年海外協力隊事業は2015年で50周年。

そんな50年目の記念すべき年に隊員になれました。嬉しいです。
僕は青年海外協力隊になれてよかったと思っています。
この事業の制度自体も個人的には素晴らしいと感じている。

ただ、青年海外協力隊が50年も続いているという事実には少しショックを受けた。
そして、できることなら、青年海外協力隊は早くなくしたほうがいいと思っています。

その理由を書いていこうと思います。

国にとっても、個人にとっても青年海外協力隊事業は素晴らしい

青年海外協力隊事業はとても素晴らしい事業です。
自分の技術やスキルを活かして、途上国の発展に貢献することができる。
これを制度として、国がバックアップして、50年前から続けてきたってすごいことです。

ラオスへの初派遣から始まった青年海外協力隊事業は、発足以来約50年間で88カ国(アジア、アフリカ、中東、中南米、大洋州、東欧)へ、計40,644名(2015年(平成27年)7月31日現在)の隊員を派遣しています。
JICAボランティアの歩み

青年海外協力隊は「草の根外交官」と呼ばれています。
日本がこれだけ世界で好かれているのは、青年海外協力隊の存在とは切り離せない。

最近読んだ本の中で、ダライ・ラマさんも青年海外協力隊の存在を知っていたことにびっくりしました。

世界を救う7人の日本人 国際貢献の教科書 (朝日文庫)

世界を救う7人の日本人 国際貢献の教科書 (朝日文庫)

「アメリカに平和部隊(ピースコー)があるように、日本には青年海外協力隊があります。
日本の若者が各国で現地の人達を支援し、大変感謝されています。」

個人的にも青年海外協力隊になって、全く悔いはないです。
海外で働きたい個人にとって、これほど海外に行きやすい制度はないです。
お金もほぼかかりませんし、派遣前訓練では語学力まで身につけられる。

個人が海外で生活する手段として、青年海外協力隊がどれだけ持ってこいの制度かはまたブログで書きます。

青年海外協力隊の存在が表わすこと

一方で、世界から見たらどうなのか。
世界的に見ても、青年海外協力隊の存在はありがたいはず。
先程ダライ・ラマさんから、協力隊は世界の人に感謝されているという言葉がありました。

でも、青年海外協力隊が存在するってことはそれだけ世界には問題がたくさんあるってことでもある。
例えば、先生の教育の質が低くて、十分な教育が受けられていない。
衛生環境が悪く、感染症が蔓延している。

それらをなんとかしたい、だけど自国だけじゃなんともできない。
だから、協力隊を派遣してほしいという要請が来るわけです。

言い換えれば、そもそも問題がなければ協力隊なんていらないわけです。

協力隊事業が50年も続いているっていうことは、世界からそれだけ問題がなくなっていないという証拠でもあるんです。

「どれだけ早く協力隊をなくせるか」が大事

こんなことを考えていたら、会社員時代に先輩から教えてもらったお話を思い出しました。
日本を代表する企業、トヨタ自動車の仕事に対する考え方について。

「トヨタはな、その部門の部門長がどうやったら自分の部門をなくせるかっていうことを常に考えているらしいよ。」

部門っていうのは●●部みたいな会社の組織の単位です。
そもそも仕事っていうのは問題があるから発生するわけです。
その問題が大きいから、部門にしてみんなで解決に向かってやっていく。

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問題が解決できたら、その部門はいらないわけです。
だから部門をどうやってなくすかっていうことを考える。

協力隊も同じだなと思いました。
派遣されている1人ひとりが、「協力隊いなくても大丈夫」って言える状態にまで持っていけるか。

そう考えたら青年海外協力隊事業は拡大しちゃだめですね。
どれだけ早く協力隊をなくせるかが大事です。

途上国の若者も日本に受け入れる制度が欲しい

日本の若者が海外で生活できるっていう制度は素晴らしい。
そういう意味では、日本のためには青年海外協力隊はあった方がいい。
でも、世界としては、青年海外協力隊は早くなくなった方がいい。

50年という節目を迎えた今、僕は少し新しいことも考える時期なのかなと思います。
具体的に言うと、途上国からも僕らのような若者を日本に受け入れるべき。

最近、こんな本を読みました。
途上国から人材を受け入れている地方自治体のお話。
「国際協力」を「地域振興」と結びつけて、地方を活性化する取り組み。

国境をこえた地域づくり: グローカルな絆が生まれる瞬間

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日本はこれからどんどん活気がなくなります。特に地方は深刻。
交換留学のような形で、途上国の若者が日本で働いてくれればその地域も活性化する。
受け入れる側からしても、たくさん学びがあると思います。

途上国側からしても自国の人材を育成できるという点では非常に魅力的ではないでしょうか。
ネパールでも日本に行きたいっていう人は山ほどいますし。

日本から一方的に人材を送るんではなくて、途上国からも人材を受け入れる。
これこそ、本当の意味での「国際協力」なんじゃないかなと思います。

まとめ

現役隊員の僕が、青年海外協力隊は早くなくした方がいいと思う理由を書きました。

青年海外協力隊事業は素晴らしいです。
でも青年海外協力隊が存在するっていうことは、それだけ世界に問題があるっていうこと。
そう考えると、できるだけ早く青年海外協力隊をなくすことを考えた方がいいと思うんです。

そして、これからは日本から人材を一方的に送るだけではなくて、途上国からも人材を受け入れる。
そんな真の意味での「国際協力」を実現する制度ができたらいいなと心底思います。

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