<後半戦>青年海外協力隊の派遣前訓練の実態を紹介します

★今月の一押し記事!

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ナマステ!
青年海外協力隊の派遣前訓練が終了して1ヶ月が経とうとしています。
前半戦はこんな感じで振り返りました。

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だいぶ時間が経ってしまったんですが、前半戦だけ振り返ってるのは気持ち悪い…。
ってことで70日間の訓練の後半戦を振り返っていこうと思います。

野外訓練

後半戦最初のビッグイベントは野外訓練
文字通り、野外で行う訓練で、外で食事をつくったりするサバイバル訓練みたいなもんです。

訓練実施中は基本的に訓練所内に戻れません。
食事の時間はチーム約20人で自炊。
それ以外の時間はチームビルディングといって、みんなで一体感を醸成するゲームをやります。

それにしても初日の昼の食事にびっくりしました。
だって20人でキュウリ3本とご飯ですよ。
しかもご飯は3口くらいしかないです(笑)

こんなことを書くとかなりきついように感じるかと思いますが、全然ゆるいです。
もっと喧嘩が起きたりするくらい追いつめられるかと思ってました。
協力隊の訓練がぬるま湯であることを再度実感した1泊2日でした。

所外活動

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農家や介護施設など、駒ヶ根訓練所付近の地域の施設で交流する2日間のプログラムです。
僕は保育園と学童施設に行かせていただきました。
このブログでもこんな記事を書きました。

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訓練所の外に出ること自体、訓練中は珍しいので、とてもいい訓練だったと思います。
普段なかなか行くことができない場所で働けるので貴重な経験ができます。

語学交流会

訓練中は毎日語学訓練がありますが、その成果を実践する機会が語学交流会です。
何をするかというと、自分が学んでいる語学のネイティブスピーカーと交流することができるんです。
例えば、ネパール語を学んでいる僕らのクラスには、ネパール人の方が来てくださいました。

自分の語学の先生と話す以外、ネイティブスピーカーと話す機会はありません。
そして、語学ってかなり個人個人で癖があります。
なので、自分の語学レベルがどこにあるかを確かめられる機会でした。

ただ難しいことはなくて、一緒にゲームをしたりするのでとても楽しい1日でした。

自主講座「Imagine」

後半戦になって初めてやった自主講座。
過去の先輩隊員が直面した問題を取り上げて、ケーススタディ形式で自分ならどうするかを考える機会があればなと思い、相棒と組んでやってみました。

正直あんまり人は集客できなかったので、個人的には、その分学びをたくさん得られました。
やっぱりやってみることに価値がありますね。

日本人研究

訓練終盤には、日本人研究っていうグループワークがあります。
日本人の性質や日本文化について、生活班の中で5~6人のチームを作って、最後に12分間の発表を行ないます。

テーマは班によってバラバラです。
日本人の恋愛観、折り紙、お辞儀文化、宗教観など様々なテーマについて発表してました。
僕らの班のテーマは「トイレから見るJAPANの魅力」でした。

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コント形式で面白く分かりやすく伝えられたかと思うので、アンケートでも高評価でした!
まりさん、便座役サンキューです(笑)

自主講座「教室と世界をつなげよう!」

前にこんな記事を書きました。

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それ以来、協力隊のネットワークを使えば面白いことができるんじゃないかと思って温めてきた企画です。
要は、世界中の協力隊の任地の学校と日本の学校をSkypeでつなげて、Web交流しようっていう内容。
1次隊は現職の先生が多いので、賛同してくれた人が多数いました。

めっちゃ力入れてやったんで、当日はガチガチに緊張(笑)
これは赴任中に実際にやることなので、成果は今後に期待です。
今はみんなも首都付近で語学訓練中なので、任地に実際に赴任してから本格的にスタートできたらと思います。

自主講座「真剣20~30代しゃべり場!」

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「もっとみんなとガチンコで話す機会が欲しい」という声を聞いてやってみたのがこちらの企画。
集客数はいまいちでしたが、準備がほぼいらないのと、来てくれた人の声が好評でした。
ってことで、3週連続で開催しました!

アイデアの原案は僕でしたが、一緒にやってくれた人にかなり助けてもらいました。
「あまり自分でやりすぎない」という目標を前半終了時に立てていたので、理想の形で活動ができました。

学校交流

訓練中に小学校を訪問し、小学生に国際交流の授業をしました。
上の「所外活動」と似ているんですが、こちらは完全に有志で、立候補した人だけがやる形です。
小学校によって、要請される人数が異なりますが、僕の班は7人でやりました。

現職の小学校の先生たちと一緒にやらせてもらったのですが、まあ皆さん子どもを惹きつけるのがうまい。
プロってすごいなと思いました。
こちらもなかなかできない経験をさせてもらいました。

講座テスト・語学最終試験

いよいよ訓練も最後の最後のところで、待っているのが講座テストと語学の最終試験です。

講座テストに関しては、これまで受けてきた講座の内容が出ます。
感染症や安全対策、ODAの構造、異文化理解など幅広い分野から出題されました。
ですが、先に卒業していくシニアボランティアの方も同じようなテストを受けるので対策は簡単です。

語学最終訓練は語学によって内容が違ってきますが、大体話す・読む書く・聞くの3分野から構成されていると思います。
今までの授業で問題なくついてこれていたら、ヘマさえやらなければ全然大丈夫です。

ちなみに僕はリスニングでやらかしました(笑)
日本語で答えを書けばいいところを全部ネパール語で書いてしまい20点減点…。
アホですね。こういうポカだけはやらないようにしましょう。

皇太子殿下 ご接見

テストが終わった後に、皇太子殿下とお会いする機会がありました。
ちなみに全員お会いできますが、国別リーダーは皇太子殿下とお話しすることができます。
お話してみたい人はぜひ国別リーダーに立候補してください。

ネパールの国別リーダーをやっていたので僕もお話しさせてもらいました。
内容は書くなとJICAに言われているので書けませんが、非常にありがたいお言葉をいただきました。
何よりもオーラがすごかったです。直視できませんでした。

日帰りで行くのでなんだか遠足みたいな1日でした。

ネパール支援活動

このブログでも何度か書いてきましたが、4月25日にネパールで大地震が発生しました。

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「自分たちにできることはなんだろう」と考えた結果、メインの活動として募金・チャリティーTシャツ・横断幕をネパール隊員全員で実施しました。
ネパール隊員がいない福島県の二本松訓練所でも、有志で協力してくださる方がいて、本当にありがたかったです。

結果として募金・チャリティーTシャツで20万円以上を集めることができました。
横断幕は駒ヶ根・二本松の両訓練所からメッセージを集め、ネパールに持ってきました。

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他にもネパール大地震の掲示板をつくったり、一時帰国中だった先輩隊員と自主講座もやりました。

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正直、これらの活動がどれだけネパールの人のためになったのかは分かりません。
厳しい言い方をしたら自己満足と言われるかもしれない。
でも、意味や価値はあとで見出せばいいと思います。
自分たちで動いて、想いを形にすることはできました。

地震に関してはネパールに来てからも、引き続き情報を発信して、自分たちにできることをやっていきます。

修了式・壮行会

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いよいよ最終日。
最後は修了式・壮行会です。

修了式に関しては、1人ひとりに訓練所所長から修了証書が手交されます。
でもなんといっても最大の山場は候補生による謝辞です。

同じ生活班のメンバーが立派に大役を務めあげました。
内容が素晴らしすぎて、途中から号泣。
あまりにも良すぎたので、原文をもらいました。

謝辞という大舞台。訓練の集大成。来賓も多数来ていました。
その場面で彼は、僕らがやったネパール支援活動を取り上げてくれました。

 作日(6/17)、平成27年度第1次隊の修了式が行われ、185名の新青年海外協力隊員が誕生しました。 全員を代表しての謝辞はトンガ派遣(職種:野菜栽培)の伊藤昭平さん。『この70日間、本当に素晴らしい仲間たちと出会うことができました…

Posted by JICA駒ヶ根 on Wednesday, June 17, 2015

めちゃくちゃ嬉しくて、それで泣いちゃいました。
支援活動をしている中で、他の訓練生からどう思われているのかも実は気にしていました。
なので、僕らの想いがしっかり伝わった人がいるんだってことがすごく嬉しかったんです。
辛い時はこの謝辞を思いだして頑張ります。

壮行会は本当に最後の最後!
別れが惜しくて、途中からみんな泣き出していました。

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料理もとてもおいしかった。
そして壮行会が終わると、訓練終了。
それぞれの家に戻っていきました。

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バスから撮った写真。なんか切ないですね…

総括:人との出会いと主体性

長くなりましたが、最後に結局この訓練ってどうだったんだってことを書いておきます。

結論、最高でした。

人との出会いが素晴らしすぎました。
2年間、途上国に行くことを選択した変わり者たちの集まりなんで、気が合わないわけがないんですけどね。
帰国してからもこれからの人生で長い付き合いになる人達もたくさんできました。

最後の日、所長がこんなことを言っていました。

ある国の隊員が言っていました。

「2年間の中で、苦しい時、辛い時は一緒に訓練を過ごした仲間の顔を浮かべるんです」と。

その気持ち、よく分かります。
2年後、みんなにまた会えることがめちゃくちゃ楽しみ。
だからこそ、大きくなって帰ってきます。(ストレスで体重も増えそうだけど)

ただ、訓練の内容自体は改善の余地がたくさんあります。
語学に関しては素晴らしい先生のおかげで大満足でしたが、講座や運営の仕方は正直ゆるいし、物足りなかったです。

でも、それも僕らの2年間を考えたらこのままでもいいのかなと思います。

僕らはこの2年間、誰かにあれやってこれやてと言われながら働くわけじゃない。
定義上はボランティアなので、活動をどこまでしっかりやるかは自分次第です。
言い方悪いですけど、なあなあにやることだってできちゃいます。
だからこそ、主体性が大事なんです。

それを考えたら、この訓練は自分の主体性を試すのにもってこいでした。

やらないといけないことだけやってたら全然成長できません。
でも、自分で考えて動けば、いくらでも成長できると思います

「あれやりたい、これやりたい」と思ったら、まず動いてみてください。
そうすれば、必ずそれに協力してくれる人や同じ思いを持った人が訓練所の中にはいます。

これから協力隊になる人は、ぜひこの70日間を有意義な日々にしてください。

2年後、駒ヶ根に戻ることが今から楽しみです。

ちなみに駒ヶ根マジックを起こしたい人は必見の記事がこちら。
次は⇒青年海外協力隊の派遣前訓練の実態を紹介します(1日のスケジュール・おすすめスポット)

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