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僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

元LINE森川亮「シンプルに考える」の要約!本質を突くコツと方法

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ナマステ! LINEの元社長、森川亮さんの「シンプルに考える」を読みました。

シンプルに考える

シンプルに考える

想像を超えるくらい素晴らしい本でした。 「シンプルに考える」ことが、ビジネスを成功させるための鍵だということを森川さんは言っています。 でも、「シンプルに考える」って具体的にどういうことなのか、分かりにくい。 「もっとシンプルに考えろ!」って言われてもどう考えたらいいか分からない…。

そこで、この本を読んで感じた「シンプルに考える」ために必要な3つのことを自分なり考えてみました。

森川亮さんの「シンプルに考える」は「”今”、”最優先”でやるべき、たった”1つ”のこと」

「””、”最優先”でやるべき、たった”1つ”のこと」 これを明確にすること。

これが物事を「シンプルに考える」ということだと僕は思いました。

「今」「最優先」「1つ」。 この3つがキーワードです。 それぞれのキーワードについて、本の中での森川さんの言葉を引用しながら説明します。

コツ①「今」、このタイミングでやるべきことは?

まず、「今」という視点が必要です。 今、この時点でやるべきことは何なのかっていうことを考えることが大切です。

例えば、LINEにヒットの兆しが見えたとき、森川さんは現場に対して「儲けなくていい」というメッセージを伝えました。

インターネット・ビジネスで重要なのは、ユーザーベースを獲得することです。
ユーザーベースが大きくなれば、後に必ずビジネスにつなげていくことができます。
だから、まずは売上のことは度外視して、とにかくユーザーの利益になることだけに集中すべきだと考えたのです。

後から儲けは回収できるのだから、今やるべきことはユーザーを拡大すること。 そう考えた森川さんには「今」という視点が入っています。

僕が前の会社で働いていた時、よく先輩とこんな話をしていました。

「仕事ってのは、やらないよりはいくらでもやった方がいい。 でも本当に”今”やらないといけない仕事っていうものはそんなにない。」

個人で言っても同じですね。

仕事で将来使うかもと言って、英語も簿記もプログラミングも勉強する。 もちろんやらないよりはやった方がいい。 でも全部が全部、「今」しないといけないことではないはずです。

「今」やるべきことは何なのか。それをまずは考えましょう。

コツ②何よりも一番大事で「最優先」すべきことは?

「今」やるべきこと。 その中でも目標を達成する上で、一番大事なことは何でしょうか。 それが「最優先」すべきことです。

LINEの開発チームの例が分かりやすいです。

LINEの企画開発チームも、スマートフォン・ユーザーの綿密な市場調査を実施しました。
そして、「無料電話機能」「写真共有機能」などを求める声があることを把握していました。
しかし、彼らはあえてそれらの機能を盛り込まず、シンプルなメッセージ機能のみでサービス提供を開始しました。

なぜか? 当時、スマートフォンがまだ普及し始めたばかりのタイミングだったからです。
多くの機能を盛り込むと、スマートフォンを使い慣れていないユーザーにとってわかりにくいものになってしまう。
だから、彼らは、核となる価値は、電話帳でつながっているリアルな関係性のなかで、最もシンプルに最も速くメッセージを交換できることと定義。
そして、その価値を磨き上げた結果、世界中の人々に、「これがほしかったんだ」と思ってもらえるサービスを生み出すことに成功したのです。

市場調査で、電話や写真の機能が欲しいという声が挙がっている。 でも、あえてそこには目を向けなかった。 それは「最優先」でやるべきことじゃなかったからです。

LINEの開発チームが「最優先」したのは、最もシンプルに最も速くメッセージを交換できる機能。 これがユーザーに対しての、本質的な価値であると考えたわけです。

達成したい目標に対して、どの手を打てば一番実現に近づくのか。 それを考えれば、一番大事にするものも見えてくるはずです。

コツ③結局できるのは「1つ」だけ。あれこれ悩まない

結局、人間は身体が1つしかないんだから、できることも「1つ」。 だから「1つ」だけに絞りましょう。

森川さんはこんな風に言っています。

悩むとは、なんとなく「あれも大事、これも大事」と迷っていること。 結局、何も決められず、行動に移すことができません。あるいは、「あれもこれも」と力を分散させてしまう。 しかし、結局、人間が一度にできることはひとつだけ。 結果を出すためには、ひとつのことに全力を集中させなければなりません。

力を分散させてしまっては壁を突破できない。 そしていくら考えたってやらないと何も変わらない。 だから、行動に100%の力を注ぐためにも1つのことに絞るのが大事です。

正直に言えば、経営者としては売上も利益もほしいのが実情です。 だけど、「売上もほしい、ユーザーも増やしたい」と二律背反のメッセージになれば、現場は混乱するだけ。 それよりも、「ユーザーの拡大」に全力投球してもらったほうがいい。 だから、あえて「儲けなくていい」というメッセージを明確に発信したのです。

1つだけに絞れば混乱もしませんしね。

よくサッカーでは、弱いチームが守備を固めまくって引き分けに持ち込んだり、場合によっては勝っちゃうことが多々起きます。 これはたぶん、やることが「1つ」に絞られているからだと思います。 とにかくボールを取ったら、一気に前線へ蹴る。

これだけシンプルであれば、徹底的にできる。 そして、徹底的にやるから守れちゃう。 「1つ」だけに絞ることが大事です。

要約まとめ:「シンプルに考える」ことが現状を打破するための鍵

「シンプルに考える」っていうのは、「””、”最優先”でやるべき、たった”1つ”のこと」を明確にすること。

「今」やるべきことは何か。 何よりも大事にしないといけない「最優先」は何か。 そして、それを「1つ」だけに絞る。

それが「シンプルに考える」ということです。 本も素晴らしい内容なのでぜひ読んでみてください。

シンプルに考える

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