僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

大地震からの復興が遠いネパールの震災支援に「ゆでたまご」が必要な理由

f:id:kei-lmnop:20160521100215j:plain

ナマステ! 4月のネパール大震災から半年が経ちました。 半年も経っているので、ネパールで地震があったことを忘れてしまっている方も多いと思います。

政府の支援も全然行き渡ってない。 なので、必要な人に必要な物が届くような支援が重要。 そして、震災からの復興はただでさえ長期的な支援が必要ですが、今のネパールを見ていると尚更継続的な支援が必要です。

困っている人にちゃんと必要な物が届き、なおかつ継続的な支援ができる取り組み。 そんな今まさに必要とされる取り組みを見つけましたので紹介します。

今のネパールに必要なのは、なんと「ゆでたまご」

そんな素敵な取り組みはこちら。

ネパール被災地の子どもたちに「ゆでたまご給食」を届けたい!(ジギャン クマル タパ ) - READYFOR (レディーフォー)

f:id:kei-lmnop:20160521095756j:plain

ざっくり内容をまとめるとこんな感じ。

・今回の地震で、最もダメージを負ったのは子どもたち
・震源地はもともと貧困に悩まされてきた地域で識字率も50%を切るという環境が問題
・そんな中で就学率が今回の地震でさらに悪化
・「学校にいけば栄養たっぷりの卵が食べられる。」という理由をつくることで、子どもたちが再登校するきっかけをつくる
・配るのは「ゆでたまご」。栄養満点ながら比較的安価で、継続可能

単純明快で非常に分かりやすいながら、効果は絶大だと思います。 すばらしい取り組みです。

「ゆでたまご」を配るという発想がすばらしい

特に「ゆでたまご」っていうところがすばらしいなと思います。

村で食事を食べさせてもらっても卵が出る時は滅多にない。 肉なんてまずお祝い事じゃない限り食べれません。 だから、子どもたちにとっても卵は「ごちそう」です。(僕にとっても!)

この前「ダサイン」というネパールで最大規模のお祭りがあったんですが、そのときに卵を食べていた5歳の男の子。 こんなに嬉しそうに見せてくれました。

f:id:kei-lmnop:20160521100215j:plain

なおかつ、ネパールの食事は野菜中心なのでタンパク質が不足している。 そういう意味では栄養を補うという意味でも効果抜群。

そんな卵だけど、めちゃくちゃ高いわけでもない。 そして、ゆでたまごなら調理も簡単だし、配りやすい。 お金の面から見ても、手間の面から見ても継続的な支援がしやすいです。

そんなわけで「ゆでたまご」を子供に配るっていう発想がすばらしいんです。

ネパールに「たまご」を届けて、ネパールの「たまご」を支援する

長期的な復興支援という意味で、一番重要なのは「教育」です。 震災があってまもない今の段階では、お金も人も、外から確かに来る。 でも数年が経っていけば外からはお金も人も来なくなる。

未来のネパールをつくっていくのは大人ではなくて、今の子どもたちです。 そういう意味では「教育」が大切なんです。

もともと教育が十分に受けられるとは言えない被災地の子どもたち。 なのに震災が原因で学校に来られない状況なんてあってはいけない。 でも現実にはそういう状況になっている。

だからこそ、今必要なのは「ゆでたまご」ネパールに「たまご」を届けることで、ネパールの未来を担う「たまご」を支援することなんです。

この取り組みに勝手ながら「運命」を感じています

ここからは超個人的な話ですが、僕はこの取り組みに「運命」を感じています。(超勝手ながら)

ずばり言うと、主催者のジギャンさんの存在です。 ジギャンさんが日本に来るきっかけをつくったのは、僕の先輩なわけです。

私はかながわ国際交流財団職員として国際交流イベントなどの企画に携わりながら、ネパール政府公式通訳を務めているジギャン クマル タパと申します。 私は約30年前、青年海外協力隊としてネパールに派遣された日本人青年が私の家にホームステイした事がきっかけで日本と関わりを持ち興味を持つことになりました。

しかもそれだけじゃないんです。 僕が活動しているネパールの村に、実はジギャンさんのお姉さんが住んでいます。 お姉さんからは、前々から「弟が日本にいる」と聞いていましたが、なんと調べてみると、ジギャンさんだったのです。

そんなお姉さんに紹介していただき、先日ジギャンさんの奥様ともお会いしました。 そのときに、偶然にもこのプロジェクトで支援する学校の校長先生ともお会いしました!

ここまで来ると、ただごとじゃないですよね。 そんなわけで何か力になりたいと思い、まずはこのブログで皆さんに知ってもらおうと思いました。 「学校にもぜひ来てほしい」と言ってもらえたので、実際に行こうと思います。

まとめ

大地震から半年でも復興までほど遠いネパール。 そんなネパールに今「ゆでたまご」が必要な理由を紹介しました。

ゆでたまごを子どもたちに届けることで、子どもたちが再登校するきっかけをつくる取り組み。 そんな素敵な取り組みはこちら。

ネパール被災地の子どもたちに「ゆでたまご給食」を届けたい!(ジギャン クマル タパ ) - READYFOR (レディーフォー)

現地のニーズに本当に応えた支援で、必要としている子どもたちに届きます。 経済的コスト、手間の面から考えても継続性もばっちりです。 そして、ネパールの「たまご」を支援できるという意味でも長期的な支援にもなります。

もしよかったらぜひ応援してください!