僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

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農業経験ゼロで農業支援をする青年海外協力隊の「自分にできること」ってなんだ?

★今月の一押し記事!
ネパールの村で3日間ホームステイしたら、1つの「家族」になれた話

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ナマステ! 需要はないかもしれませんが、またまた協力隊の活動について書いていきます。 ずばり「自分の存在価値ってなんなんだ?」っていうちょっと重いこと考えてます。

僕の活動の概要についてはこちらをチェックしてください。

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支所で収穫治療クリニックを開催

最近、支所のオフィスでちょっとしたイベントが行われました。 その名も「収穫治療クリニック」

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何かというと、せっかく収穫できたのに、病気や虫食いでダメになってしまった野菜や果物が対象。 何が原因でダメになったのか、どんな対策をうてばいいのかを農業の専門家が1対1で答えてくれます。 なので、農家さんは実際にその収穫物を持って、このクリニックに来ます。

農業の専門家として、植物保護の研究所から3人も専門家が来てくれました。

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普段はカウンターパートが相談に乗っていますが、普段とは違う専門家に見てもらえるわけです。 もちろん無料。 ってなわけで大勢の農家さんがクリニックに来てくれました。

農家の人もすごく満足そうに帰っていく人が多かったのでとても良いクリニックでした。

ある農家さんに言われた一言が心に刺さる

このイベントの中で、僕が何をしていたのかというと、会場準備くらい。 農業に関する専門的な知識はないし、あったとしてもそれを説明できるレベルのネパール語もできない。 ってことで準備が終わると、することがなくなりました。

しばらくは近くで相談の様子を見させてもらいましたが、話についていけない。 これは逆立ちしても自分に何かできそうもない。 すると人がたくさん来たので、来てくれた農家さんに顔を覚えてもらうために、雑談をしていました。

その時、近くにいた農家さんからこんなことを言われました。

「おまえは手伝いもせず、話しをしてるだけか」

それに対して僕は何も言い返せず。 たぶん、何気ない一言だったのですが、自分が何もできていないことは自分でもよく分かっていました。 なので、ガツーンと頭を殴られた感じがしました。

自分のできることってなんなんだ?

その一言から、結局根本的な問いにまた戻って気ました。 ネパールに来る前からずっと考えていたこと。 それは「自分にできることってなんなんだ?」ってこと。

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農業経験がないのに、農業開発の仕事に携わるコミュニティ開発隊員ができることってなんなんだ? 駒ヶ根訓練所時代からずっと考えていることですが、まだその答えは見つかっていません。

できることが明確になっていないから、カウンタパートも僕の使い方に困っていそうな感じがします。 今は来たばっかりってこともあって、いろんな人から面白がって声をかけてもらえています。 でも、このままの感じでは見捨てられそうで怖いのが正直なところです。

小さくてもいいから、早く結果が欲しい

「まだネパールに来て2ヶ月。配属先で働き始めて1ヶ月でしょ?焦ることなんてない」ってよく言われます。 青年海外協力隊の中でも「1年目は順応して、2年目に結果を出す」っていう定説があるし。 だから焦ることないよって。2年間の任期の中で、結果は2年目からこだわればいいって。

でも、1年目から結果を出そうとしない人が、2年目に結果を出せるとは思えないんです。 今、押してもセンチ単位でしか動かない岩がある。 それが来年、押してみたらいきなり何メートルも一気に動くかって話です。

異国の地で何かしろ結果を出すってそんな甘いもんじゃないでしょ。 ましてや、ネパールの農村の所得を上げるってもう何十年も昔から課題として挙げられていること。 そんな大きな問題なのに、2年目から結果を狙う姿勢で取り組んでいて、できるわけがない。

有名なサッカー選手の言葉を引用します。

「今を戦えない者に、次や未来を語る資格はない」

                ~ロベルト・バッジオ~

今やろうとしない人が、明日できるわけがない。

何もいきなり大きな成果が欲しいわけじゃないです。 どんなに小さくてもいいから、結果が欲しい。 それができたら、「自分にできること」が必然と生まれているはずです。

そのために、まずは課題をしっかり見つけること。 そして、その課題の中からどれにまず着手すれば、結果が出やすいのかを決めること。 これが必要です。

でも絶対に忘れていけないのは、自分が何もかもやってはだめだってこと。 そうじゃなくてあくまでもやるのは、ネパールの村のお母さんたち。 お母さんたちが自ら行動を起こすことが大事。

自分はあくまでもそれを引き立てるだけ。 そこは忘れないようにしないと。

さあ、頑張ろう!

まとめ

農家さんの一言から「自分にできること」について考えさせられました。 小さくてもいいからまずは結果を出すことにこだわりたいと思います。 前向きに頑張ります。