僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

2年間給料も賞与も出る休職制度を使わず、退職して青年海外協力隊になるのは間違っていない?

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最近、3月末の退職が職場で公表されました。 自分が担当している仕事は年度末が一番忙しいだけでなく、大規模なクレームの対応に追われている。 そのような中で、自分の都合で、しかも3年で、会社を辞めることに対してどう思われるのか、すごく怖かった。

でも、ありがたいことに、どの方もポジティブなエールや言葉をくださって嬉しい限りです。 「夢があっていいね!頑張って!」とか「寂しくなるけど、夢だから仕方ないね!応援するよ!」とか。 本当にありがたい。1つ1つの言葉を聞くたびにグッときて、ちょっと泣きそうになります(笑)

ただ、共通して何度も聞かれるのは「なんで辞めるの?」ということ。 3年で会社を辞めてまで青年海外協力隊に行くには、それなりの理由があります。

超・超・超手厚い休職制度があるのになんで辞める?

そもそも「なんで辞めるの?」と何度も聞かれるには理由があります。 青年海外協力隊には、「現職参加制度」というものがあり、今の会社に籍を置きながら休職で参加することもできるのです。 青年海外協力隊の帰国後の再就職は、大きな課題になっており、なかなか職が見つからないことも多いとか。 そういうことも考えると、会社を辞めずに参加できるってのは大きいですね。

ただ当然ながら、自分がいる会社に休職制度など、現職参加制度を認める制度がないとだめです。 僕の場合はというと、うちの会社には制度がありました。 しかも!2年間の派遣期間中、給与も賞与もMAXで支給される!2年もいないのに!

そんな手厚い制度があるのに、なんで辞めてまで行くんだ? 当然、疑問に思うわけです。だから人は違えど、何度も何度も同じことを聞かれるんだと思うんです。

「制度はあっても上司が意地悪で使えないのでは?」って声もありそうですが、それも全くないです。 むしろ、上司からこんな制度があるよと教えてくれました(笑)ありがたい上司です!

リスクがない中で、本気で何かに取り組むことはできない

じゃあなんで辞めてまで行くのって話です。 なぜかというと、僕にはやってみたいことがあるからです。 それが何かというと、途上国で事業を興すこと。このブログでも何度も語ってますが! これに本気で取り組んでみたいんです。

正直、リスクは大きいです。何せできるかできないか全く分からないことをやろうとしているので(笑) でも、だからこそ、僕は本気でやってみたいと思っているし、本気でやらないとできないと思ってます。 僕にとって、本気っていうのは退路を断つということでした。

っていうことを実は昔書きました(笑) (過去記事:第一志望の会社を3年で辞めて、青年海外協力隊になる理由

でも、本気でやる、退路を断つってのはやっぱり大事だなって再確認することがあったので、また書いています。 何で感じたかというと、この本を読んでいるとき。

僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。 (小学館新書)

僕はミドリムシで世界を救うことに決めた。 (小学館新書)

栄養満点!さらにはジェット機の燃料にもなるちっこい微生物のミドリムシを使って、でっかい事業をやろうとしているユーグレナ。 そのユーグレナの社長である出雲さんが書かれた本です。 出雲さんは実はユーグレナを立ち上げる前に、三菱東京UFJ銀行に入社しています。 結局、入社1年で辞めるんですが、退職するに至った経緯を本の中でこんな風に語っています。

もしもその確実な道を選択することが本当に正しいならば、世の中にはもっとたくさんのイノベーションが生まれているはずだ。
現実がそうなっていないということは、イノベーションを起こす人間には、何かしら渡らなければならない川があるのではないか。
ロジックではうまく説明できないのだが、いまでもそう思っている。
安全圏に身を置きながら、本気で何事かに取り組むことはできない。

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グッときました。まさにそうだなと。 休職制度を利用して、派遣されている2年間の中で事業の種を見つける。 うまく見つかったら、休職後にちょっと働いて辞める。 見つからなかったら、そのまま復帰して働き続ける。

冷静に考えれば、これが合理的な選択だと今でも思います。 でも、そんな気持ちでは絶対に事業の種なんて見つからないと思いました。 しかも、やろうとしている人間が僕ですよ。意志よわよわです(笑)

そう考えたら、休職制度がどんなに魅力的であろうが、自分が取るべき選択肢は「退職」でした。 悩みはしたけど一切迷いはなし!

この選択の是非はこれからの自分次第!

今は、退職という選択を取ったことに悔いはありません。 むしろ、最良の選択だったと思っています。 ただやっぱりアホだなーとか思う人はいると思います。もったいないって言葉は何度も聞きました。

でも、今は悔しいけど何も言えません。 納得できるような結果をこれから残すことでこれでよかったんだと思ってもらえるようにするだけですね。

自分が取った選択が、正解だったと胸を張って言えるように頑張ります!