僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

僕はネパールを変えることができない。But, I wanna create new jobs in Nepal.

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またまた年末のネパールネタです!(いつまで続く?) ただ今回の記事は久々に真面目なトーンで書きます!

今回の視察は、半分スタディツアーみたいな感じでした。 カトマンズ市内の学校を見学するどころか、授業までさせてもらったり、煉瓦工場を見学したり、両親がいない子供たちが暮らすケアハウスで子供たちと触れ合ったり。 そんな盛り沢山の内容で、とても充実した時間を過ごすことができました。 ネパールの国や人たちの良いところもたくさん見ることができた。

ただ一方で、ネパールの人達が口を揃えて言う課題も知ることができた。 それは「仕事がない」ということです。

ネパールが抱える課題:仕事がない!

ネパールの人々が抱える「仕事がない」と言う課題。 これを最初に認識したのは、ヒラリーハイスクールの校長先生とお話をしたときでした。 そう!あの授業をさせてもらった学校です。

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記事にも書きましたが、この学校の子供たちは優秀でした。 学習意欲もあるし、英語もバリバリ喋れる。日本のおっちゃんサラリーマンの3倍くらいは話せます! しかもこの学校が特別なわけではなく、ミドルクラス向け。 ネパールにはミドルクラス向けの学校はゴロゴロあると聞いたので、素直にすごいなと思いました。

同時にそんな子供たちが、学校を卒業した後に、将来どんな仕事に就くのかが気になったので、校長先生に聞いてみました。 するとこんなことを言っていました。 校長先生!って感じはしないですね(笑)

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この学校を卒業しても、ほとんどの子は仕事に就くことができない。
本当に優秀で裕福な子は海外の大学に進学して、そのまま海外で仕事に就いてしまう。

この言葉を聞いたとき、ショックを受けました。 これだけ優秀な子供たちなのに、仕事がないなんて。 だから、海外の大学に行ける子は海外に進学し、そのままその国で仕事を見つける。 そして、ネパールには帰ってこない。 実際、僕の友達がネパール人と付き合っていますが、同じことを言っていました。

この後、ネパール滞在中に「仕事がない」という課題を何度も聞くことになりました。

会社倒産の危機!「雇用」が持つ力の大きさを知る

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一方で、日本での僕の体験に話を変えます。 僕は今、世間一般で言う大企業で働いています。名前を言えばどんな会社なのかが知られています。 そんな会社ですが、僕が入社してから過去にない規模で大赤字を出してしまいました。 しかも2年連続で。。潰れるのを覚悟しました。

そんな状況でしたが、僅かな賃金カットはあったものの、社員の給与が支払われないことは一度もなかった。 それどころか、ボーナスまで出ました。 言わば、会社が潰れるかどうかの瀬戸際なのに、社員の生活は保障されていたってことです。

これに気付いたとき、僕は大企業って素直にすごいと感じました。 何がすごいかというと、「雇用」が、どれだけ社会に貢献しているのかを思い知った

もし会社から給与が出なかったら。 その社員は生活ができません。その社員の家族も生活をすることができません。 そんな当たり前のことですが、当たり前のことがなくなる可能性が生まれて、初めてその重みを認識しました。

「社会貢献」っていろんな形があると思います。 寄付をしたり、ボランティアをしたり、フェアトレード商品を買ったりなど本当にいろいろある。 でも、僕はこの経験から「雇用」という手段に勝る社会貢献はないと感じました。

「30歳までに雇用を生み出す」に挑戦します!

これまで何度かこのブログでも、「途上国で自分のビジネスを持ちたい」ということを語ってきました。 それがネパールに行ってみて、ますます実現したいと思うようになったし、実現する意味が必ずあると思えた。 自分の考えていることの方向性が合っているなって思えました。

これから2年間、ネパールに青年海外協力隊として派遣されます。 派遣が終わる頃、そのとき、僕は28になっています。

明確な根拠なんてないし、なんで30なのかも分からないですが、30歳までに雇用を生み出すということを実現します。

僕には経営の経験もないし、ネパール語だって今はまだ全然話せない。 そしてネパールの環境。乾季になると停電が1日10時間以上ある国。 しかも内陸国。そしてインドと中国という大国に挟まれちゃってます。あちゃーって感じです(笑)

でも、なんとなくできる気がしています!(なぜか超ポジティブ!) というかやってみたい!できる・できないよりもまずはやってみたい! 条件は厳しいネパールですが、ネパールという国だからこそできることがあるとも思っています。

1000人、10000人の雇用は無理かもしれない。でも1人や2人なら僕でもきっとできるはず! 小さな小さなインパクトかもしれないけど、何もないよりはいいでしょう!

まさに、「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia.」ならぬ、「僕はネパールを変えることができない。But, I wanna create new jobs in Nepal.」って感じです(笑)

出典はこちら! f:id:kei-lmnop:20160530085754j:plain

何があるかは分かりませんが、一生懸命やってみます! まずはネパール語!ダンニャバード!