僕はネパールを変えることができない。

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海外の日本食レストランには2つの入口があるって知ってますか?

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あまりにも内容が素晴らしいので、またまたこの本から!

やっぱりこの本、めっちゃいいです。120円とは思えません。 http://kei-lmnop.com/2015/01/japanese-restaurant/

海外にある日本食レストランが最近増えてきたみたいですね。 2013年時点で55,000店!2010年が約30,000店だったので、2倍近くになってます! (参照:平成25年6月:農林水産省「日本食・食文化の海外普及について」

勢いがあるみたいで嬉しいですが、そもそも日本食レストランが、海外に存在する意味ってなんだろうか。 この本を読んで海外にある日本食レストランは「2つの入口」を持っているように感じました。 その内容を共有します。

現地にいる日本人にとっては「駆け込み寺」

まずは現地にいる日本人にとって、どういう意味があるのか。 言うまでもなく、日本食が食べれるっていうのが第一の価値です! でも、著者の高橋さんが言っていたことで意外だったことのは「駆け込み寺」だということ。

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旅行者や現地在住の日本人から、日本食に全然関係なトラブルに関して相談されることが多いそうです。 高橋さんは本の中でこんなことを言っています。

コロンビアの日本人社会からは、いつしか「夜の日本大使館」、又は「夜の駆け込み寺」と呼ばれるようになった。 海外の日本食レストラン、とりわけ個人経営タイプの店は、日本食を提供するだけでなく、現地在住の日本人や旅行者にとって灯台のような役割をはたさざるを得ない局面が少なくないのである。

お金がない人にお金を貸したり、家に泊めてあげたりという軽い案件から、病人の医療通訳まで、様々なトラブルを抱えるそうです。 全く持って意外でした。

現地の人達にとっては「日本へのどこでもドア」

一方で、その国の現地の人たちにとってはどんな意味があるのか。 またまた高橋さんの言葉を引用させてもらいます。 客層は日本人にするか、現地人にするかについて語っている部分です。

俺は、しいていえば現地人寄りの店にしていったほうがいいと思う。
だって、せっかくその国で店を開けているんだからさ。
その国の人にまずは喜んでもらうのが先ではないだろうか。
日本人は日本食を食べられるでしょ。
でも、外国に出ないその国の人たちは、そこでしか日本の雰囲気を味わえないんだよ。
日本に憧れたり、日本語を勉強していたり、年に数回の楽しみとして日本食を食べに来る現地人がいる。

海外にある日本食レストランって大半はお客さんが日本人なのかなって勝手に思っていました。 でも「侍や」はコロンビアの人の方がお客さんとしては多いみたいです。 そういう意味では、現地の人たちにとっては、日本食レストランは「日本へのどこでもドア」みたいなものだと思います。

日本がもともと好きな人にとっては、日本の雰囲気を楽しめる場所になる。 反対に、日本なんて全く知らないし興味もないって人にとっては、日本に興味を持ってもらい、好きになってもらうきっかけを提供できる場所になる。

それってすごい素敵じゃないですか!? なんだか読んでいて僕はワクワクしてしまいました。

ネパールで日本食レストランもアリ!

美味しい日本食を提供する以外にも、日本人のトラブルを解決する「駆け込み寺」、現地人と日本をつなげる「日本へのどこでもドア」という役割がある日本食レストラン。

f:id:kei-lmnop:20160529194251j:plain 僕は青年海外協力隊が終わったら、ネパールですぐに事業を興したい。 今はまだ決まっていないけど、その事業を何にするかを2年間の派遣期間の中で見つけるつもり。

この本を読んでいて、最初はネパールで日本食レストランを経営するのもいいなって思ってきました。 僕がつくるかはさておき、もともと料理をつくるのは好きだし、飲食店を一度はやってみたいって思ってた。

ただ、カトマンズにはもうすでに何軒か日本食が食べれるお店があることは知っている。 だからやるならそういったお店とは競合しないような形であることは大前提としてある。

でも、自分のお店がきっかけで、日本に行ってみたいとか日本を好きになってくれたらこんなに嬉しいことはない! ワクワクする話です!

ちなみにネパールの日本食はマジでレベルが高いですよ。 一度食べてみる価値有です。

www.keikawakita.com