株式会社和える(aeru)の矢島里佳さんの本が心に突き刺さりました

★今月の一押し記事!

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久々に本の紹介をします。
読んでてグッとくる本に出会えました。

株式会社和えるの創業者である矢島里香さんの本です。
タイトルが「和える」になっている通り、自身の会社である「和える」を立ち上げるまでのストーリーを描いています。

コンセプトは「日本の伝統産業×子供の日用品」
21世紀の子供たちに日本の伝統産業をつなげたいという想いから、このコンセプトでモノづくりをしています。

具体的にどんな商品があるのかはホームページをご覧ください!
ホームページを見ただけでも、思わず手に取ってみたくなるような商品がたくさんあります。
個人的に僕も近々、子供が生まれる友人に贈りたいなと思ってます。

印象に残った言葉たち

印象に残った箇所を紹介していきます。
全部紹介していると、たぶんそれだけで大学生のレポートになります(笑)
なので、特に紹介したいものだけをここに書いていきます。

多くの人に役立つことであれば、想い続け、動き続け、継続していると、絶対にどこかのタイミングで叶うのです。

慶応のAO入試に受かった経験を本にして出版した経験から学んだこと。
経験をブログにして、それをもとに矢島さんは自ら出版社に営業して回ったそうです。
高校卒業したての学生がそこまでできるってすごいことですよね。

「数ある国の中から、日本に生まれてきた私たちが、日本の文化を知らないでいるなんてもったいない」そう思ったのです。

大学在学中に、日本文化好きを集めて、学生団体「和愛」をつくったきっかけ。
確かにそうですよね。
日本で生まれ育ったのに、日本の伝統文化や伝統産業に触れる機会は実はあまりない。
これってめちゃくちゃもったいないことですよね。
この想いが矢島さんが和えるを立ち上げることにつながっていきます。

在庫を持たないビジネスをしていても、失敗する企業もたくさんあります。「リスクを減らしているのに、どうしてなんだろう」本当に伝えたいものがあるならば、在庫を持って、責任を持って売っていかない限り、成功しないのではないか。

創業当初、ビジネスでタブーとされる、在庫を抱え込むことをあえて行なった理由。
こういうところもこの本を読んでいて勉強になったところです。
「在庫を持て!」なんて書いてあるビジネスの教科書はたぶんない。
でも、自分が納得できなかったら、それに反してでも納得できる方法でやる。
良い悪いではなくて、仕事に対するその姿勢がきっと大切なんだろうなと思います。

「本当に困っているとき、社会に必要とされている限りは、助け舟がくる。助け舟がくるってことは、会社を続けなさい、という神様からのメッセージなんだ。それくらい、私はまだ会社を続けるために生かされているんだ。妥協なんかしない。私は『和える』で食べていく。助け舟が来なくなるときまで、私は続ける…」

資金繰りに苦難する時期にたくさんの人に支えられたときに感じたこと。
社会的に正しいとされていることをやっている限り、なんとかなる。
そんな強い決意を感じた部分です。

私が日本の伝統産業で育児用品を作っている理由は、本当のところ、「もしも将来、子どもが生まれたら、私の大好きな職人さんが作ったもので育てたいな。

そのためには、いまから作らなければ。

それに、私が欲しいと感じるということは、きっと他にも欲しい人がいるはず」という単純な動機からです。

ビジネスって実はシンプルで、その種は自分の中にあるという話。
よくお客さんのお困りごとを解決することがビジネスの種になるって言われますが、種はそこからしか生まれないわけではないということが分かる文章です。
自分の想いからスタートしてもいいんだっていうことです。

どうでしょうか?メモだけでも読んでみたくなってきませんか?
気になった人はぜひ手に取ってみてください。それだけの価値はありますよ!

「想い」と「物語」が組み合わさるときの価値

この本を読み終わった後、いや正確には読んでいる最中からなんか不思議な感覚でした。
それは「キュンキュン」するっていう感覚。
(そもそもこの表現が正しいのかわからないけど!)

恋愛小説を読んでいるわけでもないし、僕は日本の伝統産業が特段好きなわけでもない。
子供は好きだけど、子供用品なんてほぼほぼ見に行ったことなんてない。
でもそんな僕がなんか「キュンキュン」したんです。
読んでいる途中から、少しウルっとしてましたし、なんだか胸がすごく締め付けられるような感覚でした。

なんでそんな気持ちになったかを考えてみると、和えるの1つ1つの商品にある「想い」「物語」に共感したからだと思います。

「21世紀の子どもたちに、日本の伝統をつなげたい」

この想いから『0から6歳の伝統ブランドaeru』は誕生しました。

公式ホームページより引用

この「想い」自体も素晴らしいのですが、そこに「物語」がしっかり組み合わさってます。

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日本の伝統産業は存続の危機にあります。それは後継者不足に悩まされているからです。
そしてなぜ後継者不足が起きているかというと、物が売れないからです。
ビジネスとして継続できないから、後継者もいない。だから次の世代に受け継がれない。

子供の日用品に日本の伝統技術を用いることで、子供たちは早くから日本の伝統に触れられる。
子供の日用品が売れれば、職人さんたちも食べていけるし、後継者も生まれる。

「想い」と「物語」が2つ組み合わさって、1つになっていました。
それがとてもよく伝わったから、きっと「キュンキュン」したんだと思います。

僕も途上国でビジネスを立ち上げたいと思っています。
そのときには「想い」「物語」を大切にしたい。

そのビジネスをやることで、どんな未来や社会をつくりたいのか。
そしてそのビジネスをやることが、今、誰にとってどんな意味を持つのか。

大変勉強になる本でした!
仕事をしている人なら、色々考えさせられることがてんこもりになってます。

起業をしたいって思っている人にもおすすめ!
特にどういう風に自分の想いを事業にまで落とし込んでいくかを学ぶにはもってこいです。

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