僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

誰でも持ってる!日本人がアジアで起業するのに必要なモノ

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年末にネパールに行くのですが、その際にチェックしたい事として挙げていたのが、「日本にあってネパールにないもの」を見に行きたいと書きました。 (過去記事:留学の不安を吹き飛ばす方法を実践!:年末にネパール行きます

その考え方を教えてくれたのがこの本でした。

著者は豊永貴士さん。 シンガポールに海外進出支援コーディネート会社 World Gatewayを設立した方です。 各国別のビジネスの紹介と、成功者7人に対してのインタビューが載っています。 豊永さんの目標は『アジアをスゲー日本人で埋め尽くすこと!』。

1ページ当たりの文字数も少ないし、文字もかなり大きいので短時間で読めちゃいます。 細かい実務面のノウハウが載っているわけではないですが、アジアで起業をするにあたっての考え方は十分知ることができます。

「日本にあるのに、ここにないものはなんだろう?」

最もこの本で印象に残っているのはこんなところです。

日本にあるのに、ここにないものは何だろう?
普段、買い物をしない人は、日本を出る前に日本のスーパーやデパートを見ておくのもいいかもしれない。
ないと不便なモノ、あれば便利なモノって、実は簡単にお金になる。

今まで気付けなかった視点なので非常に新鮮でした。 でも考えてみれば、確かにそうなんです。 新興国で活躍している日本人の人がやっていることって大体この視点に当てはまるはずです。

例えば、バングラデシュの農村から「ドラゴン桜」をやってのけたe-Educationの税所篤快さん。 今ではドラゴン桜を5大陸に展開していく活動をしていますが、彼がやったのは「DVD授業」。 プロの予備校講師の授業の映像をDVDに撮影して、予備校に通えないような農村の受験生に見せるということ。 これは、実は日本の大手予備校である「東進ハイスクール」の授業のやり方です。 (「今でしょ!」の林先生がいた予備校です!)

例えば、カンボジアでアンコールワットの近くで「アンコールクッキー」という会社を立ち上げた、小島幸子さん。 文字通り、アンコールワットの形をしたクッキーをカンボジアのお土産としてつくっています。 これも、小島さんが旅行ガイドとしてカンボジアで働いていた時に、「カンボジアならではのお土産がない」ということに気付いたのがきっかけです。 日本では地方に行けばその土地のお土産が溢れてますからね。

日本にあるのに、アジアにはないもの。 それを知っていることが、日本人の最大の武器であり、著者がこのタイトルの本を書いた理由だと思います。

もちろん、日本で通用することが同じようにアジアで通用するとは限らない。 でも、「ここに、ないものを持ってくる・つくる」という視点を持つことはとても大切だと思います。

ネパールに行ったら、こんな感じで歩き回ろうと思ってます。 f:id:kei-lmnop:20160601093509j:plain

いろんなお店を見て、ないものは何だろう?そう頭を巡らすだけでいいんだ。
お手軽。だからスーパーを見て、「あっ、日本のマヨネーズがある!でも高い!」みたいな話じゃなくて、「へぇ、味の素がある!さすが!」という話じゃなくて、何がないだろうという視点だけで見てまわる。

途上国で自分のビジネスを持ちたい。 でも、正直、どんな事業にするかはまだ見当もつかない状態です。 その材料探しの旅にしたいですね!