僕はネパールを変えることができない。

~ネパール在住青年海外協力隊が贈る、生き方に悩む20代が前に一歩踏み出したくなるブログ~

留学体験談が持つ計り知れない価値と重み

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もともと大学時代に僕は早稲田大学の「学生留学アドバイザー」という団体で代表をやっていました。 留学経験者約50名と一緒に、これから留学に行きたい・興味がある人達に対して、留学経験者と対話ができるイベントの企画・留学に役立つ情報を掲載したフリーペーパーの発行を主な活動としてやってきました。

早稲田大学 留学センター

約3年間の活動の中で、非常に痛感したのは留学経験者が語る言葉の価値とその重み。 留学という選択肢を考える上で、これほど役立つものはないと思いますし、これに勝る情報源はない。 留学に行きたい人と留学から帰ってきた経験者が交流する数々の相談イベントを企画・運営してきた実績とそこで起きた人の気持ちの変化を見てきた経験からこれは間違いないと確信しています。

留学経験者の言葉:未来の自分の姿を見るタイムマシン

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ある道を自分が選択しようとするとき、僕たちがその際に参考にするのはその道を選択した人。 例えば、高校生が大学を選ぶ際に、行きたい大学に通っている先輩に話を聞く。 例えば、大学生が会社を選ぶ際に、行きたい会社に通っている先輩に話を聞く。 それと同じように、留学を考えている人は留学経験者に話を聞く。

"経験したことのない人たちに言われても、「経験がない人たちが想像で言っているんだ」というくらいにしか思わない。"

サッカー日本代表の内田選手の著書「僕は自分の見たことしか信じない」から引用しました。 内田選手は「色々周りの人から言われても全然気にしない」というニュアンスでこの言葉を語っているのです。 でも逆説的に捉えると、経験がある人の価値の大きさが必然的に分かります。

では具体的になぜ経験者から話を聞くのか。 その道を選択した人から役立つ情報がもらえるとか、リアルの経験を聞かせてもらえるとか色々メリットはあると思います。 でも一言で言うならば、「自分の未来を重ね合わせることができるから」だと思います。

未来を見ることはできません。 自分がその道を選択した際にどうなるかはどんな方法をとっても100%明確に何が起こるかはわかりません。 ドラえもんのタイムマシンがない限りそんなことはできません。

でも、経験者の言葉はある種のタイムマシン。 完全ではないにしろ、その話の中でぼんやりとした自分の未来を見ることはできます。 その経験者から出てくる言葉に自分の未来を重ね合わせることはできます。

学生留学アドバイザー時代、経験者の話を聞いて自分の未来を重ねた人が留学をすることを決めたり、 同じ国や同じ学校に留学することを決めたりする場面をたくさん見てきました。 だからこそ、留学体験談が持つ価値は計り知れないものがあると信じています。

乱立する留学体験談 本当に有益なのはどれ?

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一方で、留学はいまや成績優秀者などのエリート層だけのものではありません。 フィリピン留学などの格安で留学ができる方法も生まれていますし、留学エージェントも星の数ほど存在しています。 これは相当数の留学経験者が世の中には存在しているということでその数だけ留学体験談も増えてきています。

また大体どの留学エージェントもホームページには留学体験記を載せています。 今はブログ等を使えば個人が気軽に留学体験談を発信することも簡単にできます。 Googleで「留学体験談」と打つだけでびっくりするくらいサイトがヒットします。

それに伴い、留学に行きたい人にとって本当に参考になる有益な体験談はどれなのかという疑問が浮かびます。 もちろん、留学生活は十人十色なので、体験談も十人十色です。良し悪しや参考になるか否かは読み手によって 大きく分かれることは言うまでもないですが、もっと気軽に良い留学体験談を読めればいいのになと 個人的には思っています。